今月は、プレゼンや本の要約の課題など留学に来てから一番大変な1ヶ月だった。11月の上旬は課題に追われ気持ちも沈み、早く帰国したいなと考えたりもしたが、11月の末には残された時間の短さに驚くとともに帰国したくないと思うようになった。大変だった反面様々な出会いがあり、人間関係はとても充実していたように思う。 <日本からの荷物の郵送〜第二弾〜> 先月は冬服だったが、今月は日本から食べ物を送ってくれた。醤油やみりんなどの基本的な調味料は、アルカラにあるアジアンスーパーで購入していたので、主にお菓子と乾燥わかめや唐揚げの粉など日持ちするものを郵送してもらった。日本のお菓子が大量に届いてから、家にあるという事実だけで心がとても満たされた。個包装されているものを多く送ってくれたので、友達にお裾分けしたり、勉強しながらつまんだりしながら少しずつ消費している。正直1月末までに全てを消費できるか不安だが、余ったら同じピソの子達や日本人の友人に渡したいと思っている。 <出会いの多き11月> 今月は過去2ヶ月に比べて印象に残る出会いが多かったように感じる。11月の頭に一人でセゴビア旅行へ行った際、バス停でたまたま前に並んでいたペルー出身の女性4名と仲良くなり、一緒に観光した。女性たちの年齢が母と同じくらいだったが、まだ出会って僅かの私を娘のように気にかけ可愛がってくれた。一人旅行だから諦めていた、セゴビアの伝統料理cochinilloもその4人のおかげで食べることができた。日本のことを質問してくれたり、ペルーの話をしてくれたり、私のまだまだ拙いスペイン語にも耳傾け理解しようとしてくれたり、とても優しい方達だった。中旬には、友人とセビージャへ旅行に行き、ホステルに泊まったが、そこで住み込みボランティアをしている中国とベネズエラ出身の大学生と仲良くなった。ここでもアニメの話や日本のことについて聞かれた。アニメって世界中で見られているのだと実感するとともに、日本人の私でも知らないマニアックなアニメを見ていることに衝撃を受けた。また最後には、セビージャのおすすめ観光スポットも教えてくれた。友人とタパス屋さんで楽しんでいる際に、店員さんが日本語を話してくれた。下旬にはドイツのミュンヘンに行った。アルカリングアの同じクラスにミュンヘン出身の子がいて、私が旅行に行くことを知ると話しかけてくれた。さらに、Googleマップにおすすめの場所をピン留めして共有してくれた。美術館や広場、カフェ、レストランといった場所だけでなく、餃子バーやアジアンスーパーなどもピン刺ししてくれていた。このミュンヘン旅行をきっかけに仲良くなり、週末は飲みに行く中になった。 <授業> 授業は特に先月と変わったことはなかった。しかし、課題やプレゼンが段違いに重かった。アジア現代史の授業では、1冊の本を読んで各章と全体の要約、そして自分の意見・感想を3000語のスペイン語で書きました。本は、日本の宗教や思想に関する内容だったので、比較的読みやすい方ではあったが、知らない単語が多く読むのも一苦労だった。また、スペイン語3000語=日本語3000字ではないので、自分の意見をスペイン語で書くのも大変だった。また、今月はアジア現代史の授業とアルカリングアでそれぞれプレゼンがあった。どちらのプレゼンも思うようにできなくて、かなり悔しかったし落ち込んだ。でも、生まれてからずっとスペイン語を話しているネイティブたちと同じ授業を受けているだけですごいのだと言い聞かせて気にしないことにした。アルカリングアのプレゼンは、減点されるものではなく、出来栄えに応じてボーナスポイントとして加算されるだけなので、上手くできなかったけど気にしないことにした。でも、先生も友達もプレゼンが終わってから落ち込んでいる私に“全然上手だったけどなんで落ち込んでいるの”とか“プレゼン良かったから心配しないで”とか声をかけてくれた。もしかしたら、自分が完璧を求めすぎていたのかなと感じた。 <気候> 11月の上旬は長袖1枚で十分な気温だった。むしろ、日に当たると暑いと感じる日も多かった。でも、下旬の頃には上着なしでは少し寒いくらいの気温になっていた。日中は太陽が出ていると上着いらないかもと思うこともあったが、朝晩は気温が下がるようになってきた。特に朝は、息が白くなる日もあった。
内訳 | 費用(現地通貨) | 日本円換算 |
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家賃 | 390 | 62,414円 |
水道光熱費 | 55 | 8,802円 |
学費・教材費 | 0 | 0円 |
交通費 | 8 | 1,280円 |
通信費 | 8 | 1,280円 |
食費・その他 | 200 | 32,007円 |
合計 | 661 | 105,783円 |