月次報告書 2024-10
プロフィール
学科
イベロアメリカ言語学科
学年
4年
専攻
スペイン語専攻
留学期間
2024-09-01 ~ 2025-02-28
留学種別
交換
生活編
スペインに来て2ヶ月経った!

やっとアルカラでの生活に慣れてきただけじゃなくて、グラナダに旅行に行ったり、fiestaの屋台で食べ物買って食べたり、サッカー観戦をしたり、すごく充実した10月だった〜! 今月は、冬服やブランケットなど季節物を買ったり、休日にマドリードの中心の方に行って過ごしたり、結構お金を使ってしまった。 <日本からの荷物の郵送> 9月末に親が日本から段ボール二つ分の冬服や食べ物を送ってくれたが、その荷物は返送されてしまった。原因は、連絡先が記入されていなかったため、通関や郵送の際に何か問題が発生したが、連絡できなかったからだと思う。返送された荷物が、日本の家に届いてから、また送り直してもらった。今回は、ちゃんと届いた。親に追跡番号を教えてもらって、スペインの郵便局のサイトから定期的にチェックした。関税を支払う必要があったため、オンライン上で支払った。オンラインでの支払いはカード決済が使えるが、荷物の受け取りの時は現金しか使えないため、オンラインで事前に払う方がおすすめ!(correos aduanasのページから支払える) 受け取る際は、パスポートで本人確認とN I Eの番号を聞かれた。ここ最近朝晩は気温が下がり10度を下回ることもあったため、冬服が届いて本当に安心した。 <スペイン国内旅行> 1週目の金土に1泊2日のグラナダ旅行に行った。高校生の時からずっと行きたかったこともあり、2日間夢のような時間だった。マドリードからグラナダまでバスを利用したが、金曜日の午前出発にも関わらずかなり混雑していた。バスで大体5時間かかった。足元にはプラグがあり、充電をすることができた。また、無料のWi-Fiも通っていたので、移動中も動画を見たり音楽を聞いたり比較的快適に過ごせた。ただ、日本の長距離バスに比べて、座席間の幅が狭かったり、シートが硬かったりと少し不便な点もあった。renfeでもグラナダに行くことができたが、バスが一番安かったためバスを選択した。バスの往復料金が、renfeの片道料金くらいだった。グラナダはスペインの南部に位置することもあり、マドリードと比べて気温が少し高く、また日差しも強く感じた。1日目の16時くらいから観光をスタートし、グラナダ大聖堂とサン・ニコラス広場に行った。また、グラナダの伝統菓子のpiononoを堪能した。大聖堂は、学生証(日本のものでも可)を見せると割引料金で入れた。2日目は、グラナダ洞窟博物館やアルハンブラ宮殿を観光した。アルハンブラ宮殿は事前予約が必要なので、旅行が決まった時に予約するといいと思う。(旅行前日に知り、調べたけど売り切れで、リロードしていたら奇跡的に取れた)一応、当日券もあるけど、売り切れの可能性があるので注意。グラナダは、どの観光地に行くにも基本坂道なので、スニーカーで行くのが無難だと思う。本当に坂道ばかりで登山をしているかのような感覚だった。でも、その疲労を忘れさせてくれる素晴らしさがあった。飲み物は、お土産屋さんやレストランなどで買うと高い(300円以上)ため、現地にあるスーパーで買うのがおすすめ。この旅行での出費は、交通費や宿泊費も含めて21,173円だった。 <アルカラでのお祭り> アルカラの大通りであるCalle Mayorで1週間くらいお祭り(fiesta)が開かれていた。日本のお祭りの屋台と同じようにケバブやポテトも売られていたが、パンやケーキからアクセサリー、本、石鹸など様々な出店があった。また、セルバンテス広場には、子供達が遊べるような人力で動く遊園地が設置されていた。家から学校に行く道で行われていたため、ほぼ毎日何かしら買って食べていた。店員さんは皆優しく、中には“日本に住んでいたことある”って人や、“同僚に日本人がいるから、これ日本語でなんていうか教えて”って言ってくれる人もいた。食べ物はもちろんお祭り価格で通常より高いが、店員とのコミュニケーションも計れてすごく楽しい1週間だった。このお祭りの1週間前から、Calle Mayor の端で古本市が開かれていた。本によるが、安いものだと1ユーロから高いものでも20ユーロほどで売られていた。 <スポーツ観戦> せっかくスペインに留学に来たということで、スタジアムでサッカーを観戦した。アトレティコ対リールの試合を想像よりも近くで見ることができた。中には、“アルゼンチンから観戦に来た”ってボードを掲げている人もいて、驚いた。ホームグラウンドで行われていることもあり物凄い熱気だった。結果的にアトレティコは負けたが、テレビで見ている時とは比べ物にならない楽しさだった。サポーターの3割ほどは、試合が終了する15分くらい前からスタジアムを去っていた。逆転のチャンスはないと踏んでなのか、帰宅の混雑を避けるためなのかはわからないが、少し衝撃的な光景だった。 <授業> ・今月からアルカリングアの授業が始まった。エラスムスの夜の授業だからなのか、大学の留学生向け授業と似たような顔ぶれだった。みんなスペイン語を上達させたいという強い思いがあるため、授業中わからないことがあった時や先生からの質問には積極的に手を挙げて回答したり質問したりする姿をよく目にする。ペアワークなどでは、お互い拙いスペイン語でコミュニケーションを取ったり、言いたいことを上手くスペイン語で表現できなくても理解しようとしたり、全ての授業の中で一番雰囲気が良く、私の好きな時間になった。授業前は、挨拶から始まり週末の予定や昨日何したかなど、留学生同士会話することが多い。 ・留学に来てから初めてプレゼンを行ったり、中間テストを受けたりした。プレゼンは、留学生向けの授業でグループになって行ったが、人の前に立って話すこと自体が久しぶりだったため緊張したが、先生から絶賛されたため安心した。学部授業である経済学の授業で中間テストがあった。今までの授業を総復習し、定義や計算式なども頭に入れて挑んだが、全然できなかった。計算問題はほぼなく、グラフで表したり、定義の意味も踏まえて説明を書かされたりといった内容だった。ネイティブと同じテストを受けているため、問題文の中に知らない単語があったり、説明したいけど自分の語彙が足りず上手く文章にできなかったり、すごく悔しかった。12月に期末試験があるため、授業の予習復習はもちろんネットで演習問題などを調べて数をこなすだけでなく、毎日単語学習もして挽回できるように努めたい。 <通信> 9月は、eSimで過ごしていたが、電話やSMSが使えないなど、不便に感じることがあったため、Vodafoneに行き物理simに変更した。一番安いプランで月額8ユーロで25GBのものにしました。店員さんが、Wi-Fiのルーターも付いてくるものもあると教えてくれたが、ピソにはすでにWi-Fiがあるので、シンプルなものにしました。simを買う際に、口座番号とスペインの電話番号が必要でした。スペインの電話番号は当然持っていないため、それを伝えたところスペインの電話番号ならなんでも大丈夫と言われました。

住居形態
アパート
無線LAN(Wi-Fi)
月額費用
EU ユーロ
164.4196円
内訳 費用(現地通貨) 日本円換算
家賃 390 64,124円
水道光熱費 55 9,043円
学費・教材費 250 41,105円
交通費 0 0円
通信費 8 1,315円
食費・その他 350.92 57,698円
合計 1,053.92 173,285円
授業編
Contemporary Asia
現代アジア史
講義(地域言語)
900分
中国・日本の19から20世紀にかけて学んだ。具体的には、アヘン戦争や朝鮮戦争、五カ年計画、毛沢東の政権など幅広く学習した。木曜日の後半の60分は、プレゼンの時間だった。私も日本の19世紀のことについてプレゼンを行った。
International presence of the Hispanic language and cultures; linguistic preparation
ヒスパニック言語と文化の国際的存在、言語準備
語学(地域言語)
450分
10月の第1週、第2週目は、国際的に使われているスペイン語とスペインで話されているスペイン語の違いの続きを行った。3週目以降は、アジア圏でのスペイン語、中国でのスペイン語、アフリカでのスペイン語など、地域ごとにおけるスペイン語の現状やどのような影響からスペイン語が話されているのかなど、グループになってプレゼンを行った。
Introducción a la Economía
経済学入門
講義(地域言語)
900分
ミクロ経済学の続き。需要・供給曲線や価格弾力性、予算制約などを授業で扱った。火曜に定義について学習し、毎週アップされる演習の答え合わせを、木曜に解説を交えながら行う授業形式。4週目には中間テストが行われた。
Alcalingua
アルカリングア
語学(地域言語)
1080分
授業が開始する2週間前くらいに、筆記(オンライン)と口頭テストを受けてクラス分けされた。1クラス大体20名程度。1週目は自己紹介や簡単なアクティビティ、セルバンテスに関する知識問題クイズのようなものを行った。2週目は、グループになり感情に関する単語やそれを用いた文章の作成などを行った。3週目は、点過去の活用の復習を行った。