あっとういう間に帰国まで一ヶ月を切って、ほぼ毎日友だちと帰りたくないねと話していた。期末テストが終わる時期は人によって異なるが、私が取っていた授業は5月末に終わった。また、無事全部のテストを合格できたので、限られた帰国までの時間を友だちとの時間や最後の旅行に使うことができた。 食事 調味料がたくさん余っていて、その調味料を使って最後の自炊をしたり、調味料や調理器具などは来学期もリトアニアにいる友だちにあげたり、大学側が同じ留学生たちに寄付を呼びかけていたので、使えるものは全て寄付した。 気候 あまり暑くなくて、薄い長袖を着ていた。ある週は1日のうち一度雨が降ったので寒くて上着が必要だった。たぶん12とか20℃くらい。 友だち関係 多くの友達が旅行に行ったり、それぞれの国に帰って行くのでその前にたくさんの友だちと最後に会う約束をした。カフェで一日中しゃべったり、ミサンガ作りや日本食を作ったり、UNOパークというアドベンチャーパークに行ったりした。また、自分の誕生日があったので、友だちと過ごしてお祝いしてくれたのがとても嬉しかった。毎回バイバイするのがとても辛かったが、また会う約束をしたので頑張ってお金を貯めて会いに行きたい。 その他 最後に6月24日が夏至の日で、23日にリトアニアでずっと昔から行われている伝統的な夏至の祭りであるヨー二ネスという祭りに参加することができた。それは夕方から朝まで行われて、みんなで花や草を摘んで冠を作り、大きな高さ5メートル以上ある焚き火のまわりでみんなで伝統的なポルカなどのダンスをした。帰国前にリトアニアの文化を感じる行事に参加できて嬉しかった。 最後にスペイン、イタリア、ポーランドに旅行に行くことができた。目的は22歳になる前に一人旅をしたいと思っていたこと、アウシュヴィッツ博物館に行くこと、KUISやVDUで出会った留学生の友だちと会うことだった。一人旅は鉄道がストライキのせいでキャンセルされたり、バスが大遅延したり、大変すぎたけど久しぶりに友だちに会えてすごく嬉しかったし、素敵な経験をすることができた。スリに会わないようにずっと警戒心を持つことは大変だったけど無事財布と携帯など守りきることができた。もう一つの思い出として、ポーランドのクラクフからリトアニアのカウナスまでバスを12時間乗ったことがすごく印象に残っている。夜だったことと、隣に人がいなかったこともあって、思っていたより全然しんどくなかった。朝の4時頃、目が覚めた時に窓から見えたポーランドの朝日に感動した。飛行機より安いし、空港は街から離れたところにあって行くのが大変だけど、バスターミナルは街の真ん中にあることが多いのでおすすめ。 今、日本でこの報告書を書いていてたった1、2週間前のことなのに、リトアニアにいたことがもうずっと前にような、昨日までリトアニアにいたような変な錯覚というか感覚になる。心からリトアニアに留学して良かったと言えるし、できるなら明日にでも戻りたい。たくさんの素敵な人たちと文化に出会えて、辛いことももちろんあったけど本当に素敵な充実した留学生活を送ることができた。留学することができたこと、周りの人たち、支えてくれた家族に感謝の気持ちでいっぱい。 写真は夏至祭の時と、最後に食べたかったチェペリナイというリトアニアの伝統料理。
内訳 | 費用(現地通貨) | 日本円換算 |
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家賃 | 140 | 23,733円 |
水道光熱費 | 0 | 0円 |
学費・教材費 | 0 | 0円 |
交通費 | 5.6 | 949円 |
通信費 | 12 | 2,034円 |
食費・その他 | 270 | 45,770円 |
合計 | 427.6 | 72,486円 |