月次報告書 2024-10
プロフィール
学科
イベロアメリカ言語学科
学年
3年
専攻
スペイン語専攻
留学期間
2024-08-01 ~ 2024-12-31
留学種別
交換
生活編
10月 メキシコ生活3ヶ月目

メキシコでの生活が3ヶ月目を迎え、だいぶ慣れたように感じる。 今月は大家さんと出かけることが多かった。 今月の頭にはソチカルコに、下旬にはテポストランに連れて行ってもらった。 ソチカルコにはトルテカ文明の遺跡があり、石でできたピラミッドの側面には綺麗な模様や絵が刻まれていてとても綺麗であった。 また遺跡の近くには博物館があり、そこでは出土品が展示されていた。 ソチカルコの名前の由来を博物館の人に尋ねたところ、どうやらナワトル語でソチ(Xochi)=花、カル(Cal)=家、コ(Co)=場所という意味らしく、ほんの少しだがナワトル語について学ぶことができた。 1999年に世界文化遺産に指定された遺跡ではあるが、テオティワカンほど人がいなかったのでとても快適であった。 下旬に行ったテポストランにはテポステコ遺跡があり、その遺跡を目指して大家さんと大家さんの親戚と一緒に1時間半登山をしたが、到着した時に「今から入ることはできない」と言われ少し残念であった。しかし、遺跡までの石段はとても険しく、なかなか味わうことのできない経験をすることができた。 その後、大家さんの親戚が滞在する家に向かい夜ご飯をご馳走してもらった。 大家さんの兄弟がイタカテ(Itacate)という三角形の厚めのトルティージャを振る舞ってくれ、テポストランでよく食べられるものだと教えてくれた。 またみんなで話をしていると外から鐘の音が何回も聞こえてきて、死者の日が近いと夜に鐘を鳴らす習慣があることを教えてもらい、なんだか除夜の鐘のようだなと感じた。 大家さんとのおでかけ以外にも、休日や授業がない日には郵便局や、銀行の博物館、ソチミルコ、ディエゴ・リベラとフリーダ・カロのアトリエ、近代美術館などに行ってみた。 特に印象的であったのは近代美術館であり、フリーダ・カロの『Las Dos Fridas(2人のフリーダ)』を見ることができた。 メキシコに来る前からフリーダの作品を生で見てみたいと思っていたので、見ることができて良かった。

住居形態
アパート
無線LAN(Wi-Fi)
月額費用
メキシコ ペソ
7.7231円
内訳 費用(現地通貨) 日本円換算
家賃 6,500 50,200円
水道光熱費 0 0円
学費・教材費 0 0円
交通費 2,674.5 20,655円
通信費 200 1,545円
食費・その他 6,359.39 49,114円
合計 15,733.89 121,514円
授業編
Anthropological Theory
人類学理論Ⅱ
講義(地域言語)
720分
今月は第2週目に講演会があり、先生がその講演会の監督をしていたため2回分休みになった。 そして中間テストがあり、YouTubeにある人類学者のインタビュー動画を見て質問に答える形式であった。 1時間以上の動画をスペイン語のみで見ることはなかなか大変であったが、テストの点数が良かったので安心した。
Prehistory Dispersion and Cultural Deveropment
先史時代の分散と文化の発展
講義(地域言語)
960分
この授業も今月中間テストがあり今まで授業で習ったことを中心に10門程度出題され、Googleフォームで提出する形式であった。 タブレットやスマートフォン上で行われるもので必要に応じて翻訳をしていいと先生に言われたため、全くわからないと思った問題はなかった。