くくくの報告書一覧
プロフィール
学科
イベロアメリカ言語学科
学年
3年
専攻
スペイン語専攻
留学期間
2024-08-01 ~ 2024-12-31
留学種別
交換
1~5件目 / 5件中
2024-12
月次報告書12月分
12月 メキシコ生活5ヶ月目
12月になり、留学最後の月となってしまった。 今月の最初にはモンテレイから友達が遊びに来てくれ、メキシコシティを案内する機会があった。2日と短い期間ではあったものの、メキシコシティでの旅行を楽しんでもらえたようで、案内した甲斐があったなあと感じた。 メキシコ人の友達にポサーダというパーティに招待をしてもらい、彼女の家族や友達、他の留学生とともにそのパーティを楽しんだ。そのパーティではピニャータを割ったり、「Para dar y pedir posada」という歌をみんなで歌ったりした。またそのパーティでは参加者みんなで踊り狂いとてもメキシコらしいパーティであった。 その後グアダラハラに留学している友達とオアハカを旅行をした。オアハカではUberが使えないことを知らずに行ったため、空港から宿まで1時間半歩くこととなったが、それもいい思い出となった。オアハカの街はとてもカラフルでさらにクリスマスの飾り付けもされていて、綺麗であった。 メキシコシティに戻ってから、最後の1人探索をしたり、メキシコ料理を堪能したりした。特にエルモロのチュロスが日本で食べられないことがとても残念であり、最後のチュロスを味わって食べた。 自分が思っていたより半年の留学は短く、面白い経験となった。
イベロアメリカ言語学科 3年 交換
2024-11
2024-10
月次報告書10月分
10月 メキシコ生活3ヶ月目
メキシコでの生活が3ヶ月目を迎え、だいぶ慣れたように感じる。 今月は大家さんと出かけることが多かった。 今月の頭にはソチカルコに、下旬にはテポストランに連れて行ってもらった。 ソチカルコにはトルテカ文明の遺跡があり、石でできたピラミッドの側面には綺麗な模様や絵が刻まれていてとても綺麗であった。 また遺跡の近くには博物館があり、そこでは出土品が展示されていた。 ソチカルコの名前の由来を博物館の人に尋ねたところ、どうやらナワトル語でソチ(Xochi)=花、カル(Cal)=家、コ(Co)=場所という意味らしく、ほんの少しだがナワトル語について学ぶことができた。 1999年に世界文化遺産に指定された遺跡ではあるが、テオティワカンほど人がいなかったのでとても快適であった。 下旬に行ったテポストランにはテポステコ遺跡があり、その遺跡を目指して大家さんと大家さんの親戚と一緒に1時間半登山をしたが、到着した時に「今から入ることはできない」と言われ少し残念であった。しかし、遺跡までの石段はとても険しく、なかなか味わうことのできない経験をすることができた。 その後、大家さんの親戚が滞在する家に向かい夜ご飯をご馳走してもらった。 大家さんの兄弟がイタカテ(Itacate)という三角形の厚めのトルティージャを振る舞ってくれ、テポストランでよく食べられるものだと教えてくれた。 またみんなで話をしていると外から鐘の音が何回も聞こえてきて、死者の日が近いと夜に鐘を鳴らす習慣があることを教えてもらい、なんだか除夜の鐘のようだなと感じた。 大家さんとのおでかけ以外にも、休日や授業がない日には郵便局や、銀行の博物館、ソチミルコ、ディエゴ・リベラとフリーダ・カロのアトリエ、近代美術館などに行ってみた。 特に印象的であったのは近代美術館であり、フリーダ・カロの『Las Dos Fridas(2人のフリーダ)』を見ることができた。 メキシコに来る前からフリーダの作品を生で見てみたいと思っていたので、見ることができて良かった。
イベロアメリカ言語学科 3年 交換
2024-09
月次報告書9月分
9月 メキシコ生活2ヶ月目
メキシコで生活を始めてから2ヶ月が経過したが、徐々に慣れてきたように感じる。 9月は独立記念日やストライキの影響で授業が無くなることが多く、8月と比較すると日々の生活が充実していたように思われる。 9月16日の独立記念日ごろにはグアダラハラに留学しているKUISの後輩、卒業してグアダラハラで働いているKUISの先輩、今年の夏までKUISに留学していた元留学生とその家族がメキシコシティに訪れると連絡があったため、彼らと一緒に休みの期間を過ごした。その期間中に元留学生と彼女の弟くんにテオティワカンに連れていってもらい、念願のテオティワカンのピラミッドを見ることができた。遺跡内はとても広く、端から端まで歩くのがとても大変であった。しかしそこでしかできない見ることのできないピラミッドや建物、壁画を見ることができてよかった。11月には日本から友達が来る予定で、もちろんテオティワカンに行きたいとの要望があった。そのため、その時までに彼らを案内できるようにその遺跡についての知見を広げようと思った。 そして独立記念日の前日には元留学生の親戚の家に招待されたため、日本人3人で家に伺いテレビ中継を見ながら一緒にgritoをした。gritoは23時に行われるためそれまでみんなで夕食を食べたが、pambazoやtamalesを振る舞ってもらい新たなメキシコの食事に触れることができた。そして彼らは9月17日にグアダラハラへと帰ってしまったが、9月末に時間があったため今度は自分がグアダラハラへと旅行をしに行った。到着してからは先輩と後輩にグアダラハラの案内をしてもらったり、グアダラハラにいる別の友達に会って近況報告をしたりととても充実した旅行となった。ただ旅行の期間が少し短く、全てをまわることができなかったように感じる。なので11月の旅行の時にグアダラハラの全てを知り尽くしたい。 またグアダラハラ組との交流だけでなく今月はメキシコ人の友達にの家に招待してもらい、自分を含めた約10カ国の留学生たちがいるパーティーに参加した。そのパーティーに参加していた半数がラテンの国(ペルー、アルゼンチン、コロンビア)出身の人たちで、メキシコ人の友達よりも陽気でとても驚いた。今まで関わりのなかった人たちと新たに友達になることができて、良い経験となった。 そのパーティの最中に、“Lotería”というメキシコ版のビンゴが行われた。昨年KUISにいた時にメキシコ人の先生にそれを教えてもらったため、どういったものか経験済みではあったがそのゲームはとても楽しく大盛り上がりであった。 2ヶ月目だと書くことがあまりないのではないかと少し心配したが、想像より多くの経験ができた。 充実した月にはなったが、グアダラハラへの旅行代や11月の旅行の飛行機代・ホテル代、美術館・博物館巡り、UNAMオリジナルの上着などの買い物のお陰で家計簿がとんでもないことになってしまった。なので10月はなるべく節約を心がけ、不必要な外食はしないようにしたい。
イベロアメリカ言語学科 3年 交換
2024-08
月次報告書8月分
8月 メキシコ生活初月
7月26日に成田空港を出発して、同日メキシコシティ国際空港に到着した。 滞在初月にして濃いメキシコ生活を送り、日本では決して味わうことのできない経験に驚きつつも十分に楽しむことができた。 【生活】 UNAMに併設されている、CEPEという留学生のための語学学校のサイトで家を探し、大学近くの住居に大家さんと2人で住んでいる。家賃は1ヶ月6,500ペソと少し高めではあるが、週に1回部屋の掃除をしてもらえる、家から自分の学部まで30分で行ける、スーパーに徒歩5分で行ける、メトロやメトロバス・ケーブルバスの停留所が近いのでとても満足している。 そして何より、大家さんがとても優しく良い関係を築けている。そのため、本来必要であるデポジットをいらないと言われたり、休日に一緒に出かけてQuesadillaやPostreを買ってもらったり、学生証で困っている時に学生証を担当する機関に掛け合ってもらったりともはや大家と言うよりホームステイ先のお母さんのような存在である。 大家さんは普段UNAMに勤めているため、平日は1人で過ごすことが多い。自分は1人の時間が好きなため、今の環境にとても満足している。 【食事】 基本は自炊をしているが、出かけた際はメキシコ料理屋さんに行ってタコスや他のメキシコの食べ物に挑戦している。3〜4種類のソース(salsa)が付いてくるので、辛いものが得意な人にとっては良いのではないかと感じた。屋台ではないちゃんとしたレストランでは50ペソ以上が基本であるため、頻繁に行くことはできない。が、大学の学部内にあるちょっとしたお店では、Chilaquilesというメキシコ料理を35ペソで買うことができるため重宝している。 【大学】 自分の通う大学(UNAM)はとても広く、歩いて移動するとなるととんでもなく時間がかかる。なので大学内を“pumabús”と呼ばれるバスが走っている。このバスには誰でも無料で乗ることができ、学部の近くにも停留所があるのでとても助かっている。ただ誰でも無料で乗ることができるため利用者がとても多く、すし詰め状態のときが多々あることが唯一の難点である。 授業が始まる前には学部・留学生全体のオリエンテーションの2つがあり、その集まりで他の国からの留学生と友達になることができる。また“UNAMigo“と呼ばれる、現地学生と留学生がペアになりその複数のペアのグループがある。それに参加することで、自然と交友関係を広げることができた。 また授業で偶然一緒になった子たちに話しかけてみると、とても積極的に話しかけてくれて今もそのグループの子達と仲良くさせてもらっている。誕生日のパーティーに2度招待してもらえたり、一緒にバーに行ってみんなで踊り狂うなど、メキシコならではのイベントにも参加した。 【気候】 メキシコシティの8月の気候は日本の夏に比べるととても過ごしやすく、日中の最高気温はだいたい25℃である。ただ昼と夜の寒暖差が10℃以上あるため、温度調節が少し大変である。 そして10月までは雨季が続くため、夕方〜夜にはほぼ毎日土砂降りになり雷が鳴るため、外出する気が少し失せる。 【観光】 メキシコシティに滞在してから、国立人類学博物館・チャプルテペック城・ソカロ・メトロポリタン大聖堂・べジャスアルテス宮殿・ヴァスコンセロス図書館・コヨアカン・アフスコ等に行った。 どこも魅力的ではあったが、チャプルテペック城のステンドグラスがとても綺麗であった。 学生証を手に入れたら割引で入れる施設もあるため、様々な場所を探索してみたい。 【治安・その他】 正直、留学に行く前はメキシコはスリが多い、危ないなどのイメージが持っていた。そして実際に友達が日常会話で「その携帯何台目なの?(今までに何回盗まれた?)」といった会話をしていたり、大家さんにメトロに乗る時は携帯をカバンにしまいなさいと言われたりすることもある。しかし、携帯にチェーンのストラップをつける、財布を2つに分けてクレジットカードが入っている方はセキュリティポーチの方に入れる、なるべく現金をたくさん持ち歩かないなどの対策をして日常的に注意をしていれば、そこまで怖いものではない。 そして勿論そういった悪事を働く人もいるが、基本自分の周囲の人達や関わる人は親切であることも事実である。道が分からず質問をすると優しく返してくれたり、見ず知らずの他人なのにラテを奢ってくれて握手をしたりと悪い面ばかりではないことがこの1ヶ月を通してわかった。 これからも注意を払うことは忘れずに、メキシコの良いところを探していきたい。
イベロアメリカ言語学科 3年 交換
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