月次報告書 2024-11
プロフィール
学科
イベロアメリカ言語学科
学年
3年
専攻
スペイン語専攻
留学期間
2024-08-01 ~ 2025-05-31
留学種別
交換
生活編
4ヶ月目 快適な空の旅には犬と遅延がつきもの

Día de muertosについて: 言わずと知れた2日間のビッグイベント。初めてモンテレイから離れてグアダラハラにいる友人たちと、ミチョアカンの観光に行った。1時間30分ほどのフライトで、往復のチケットは1〜2万円ほどで購入できる。ミチョアカンのパクツァロはその日観光客が多かったので、友人とはぐれないよう気をつけた。想像以上に賑やかで、お盆とは全く異なる雰囲気だった。翌日案内してもらったグアダラハラのトラケパケでは、美味しいご飯や美しい街並みを楽しんだ。ミチョアカンもグアダラハラも、最低限警戒を怠らなければ問題なく過ごせる。あちらには馴染み深い押しボタン式信号はないので、横断歩道は要注意。 メキシコシティ、メリダの旅行について: UNAMに留学中の友人と、日本から来てくれた友人と再会した。それぞれモンテレイとは全く異なる伝統的な街並みや、気候や食事、ソカロの広場やチチェンイッツアなどを見ることができた。生きているうちに、まさか実際に見られるとは思っていなかったので深く感動している。想像以上に広大な敷地にポツンと残る遺跡や建造物を通じて非現実のような壮大な世界を目の当たりにできた。楽しい旅行の間に、観光地でしかも人の多い路上にも関わらず、悪意ある通行人に不快な思いをさせられたので、観光の際は集団行動を徹底し警戒を怠らず、隙のないように行動していきたい。 嬉しかったこと: 今回の数回の旅行を経て、スペイン語や英語にもだんだん慣れてきたと思える出来事があった。搭乗前のアナウンスを聞き取ることができたことで、自分のリスニング能力の向上を実感した。モンテレイ空港から2回出発し、その度に搭乗予定の飛行機の遅延とそれに伴うゲートの変更を伝えるアナウンスがあった。どうすれば良いか聞き取ることができたので、問題なく飛行機に搭乗した。到着したばかりの時は、文字通り何も聞き取ることができなかったので自信がついた。さらに他の地域に行ってみると、彼らの言っていることが割とわかる。知らない単語はあったとしても、思ったより頭に単語が入ってくる感覚があった。“モンテレイに慣れていれば他の地域のスペイン語はsuper easy” 数日ほどしか滞在できていないことと、イントネーションの違いがあるので、実際イージーとは思わないが、なんとなく聞けるな、という感覚はあった。 (今月の交通費には6本分の飛行機代や空港に行くためのuber代などが含まれております。バスが12ペソ、市内をuberを利用して移動するだけならそれほど高くはつきません。日常生活に関しては他の月の月次報告書が参考になると思いますのでご覧ください。)

住居形態
学生寮
無線LAN(Wi-Fi)
月額費用
メキシコ ペソ
7.5671円
内訳 費用(現地通貨) 日本円換算
家賃 0 0円
水道光熱費 0 0円
学費・教材費 0 0円
交通費 14,324.22 108,393円
通信費 710.56 5,377円
食費・その他 8,436.36 63,839円
合計 23,471.14 177,609円
授業編
Vida y Cultura de México
メキシコの生活と文化
講義(英語)
720分
ドキュメンタリー映画を見て、メキシコの文化の多面性について学習した。現代的な生活と伝統的な生活の間にいるメキシコの人々に親近感が湧いた。期末課題として、この授業のまとめを行うエッセイを書いて提出する。設問の中には現地の学生と留学生の言動や文化を比較するというものもある。同じクラスの友人と比較することが日本人としてのアイデンティティに気づくきっかけになった。多かれ少なかれ共通点はあったとしても、一人一人よく見ると全く違う人間であって、その違いについて目を向けることも大切だと改めて感じた。
Society and culture of Asia
アジアの社会と文化
講義(地域言語)
720分
主に韓国、日本のIT事情や国際的な企業についてさらった。それぞれの国の総理大臣のトピックに移った際に、「日本の総理大臣には女性はいないんですか」と言う学生の質問に気付かされた。政治のみならず社会における女性の存在と存在感とは違うものだと感じた。現状何か語れるようなものは持っていなくとも、一人の女性として、女性のみならず同じ立場にいる人々のために、自分も疑問を持てる人間になりたいと思った。
Español Intermedio Alto
中上級スペイン語
語学(地域言語)
720分
期末テストに向けて、会話のシチュエーションごとに接続法と直接法どちらを使うべきか見分ける練習を行うことが多かった。新しい文法をやると言うよりは、今までのおさらいをさらっと行うような形だった。それよりは聞いたことのないような単語を知る機会が多かったので、先生や他の学生との会話から学ぶことが多い。
History of universal architecture
世界の建築の歴史
講義(地域言語)
540分
ユニット4ではヒューマニズムの発展にともなうルネサンスの流行と、バロック建築、ロココ建築について学習した。よく聞く名前の建築様式が最後のユニットで初めて出てきて、これがそうか、と答え合わせをした気分になった。旅行先で見た遺跡もまた魅力的だがさまざまな建築物を目にすることでヨーロッパ風の建築、と一口に片付けるのではなく、これはもしかして?と合っているかは分からないものの使用された建築様式について考える楽しみが増えた。 旅行のため2回分欠席。
Effective communication in English for business
ビジネスのための効果的なコミュニケーション
講義(英語)
720分
期末課題としてスピーチを行なった。10分程度だが当日までに原稿を覚えることができず、ほとんど原稿を読み上げるような形になってしまったことに悔いが残る。自信のなさからくるものであるが、他の人のスピーチは感動的で、聞いていて楽しかった。自分も自分で聞いて楽しいスピーチができるようになりたいな、と思う。それを来学期の英語学習のモチベーションとして頑張りたいと思う。