S.Hの報告書一覧
プロフィール
学科
イベロアメリカ言語学科
学年
4年
専攻
スペイン語専攻
留学期間
2024-08-01 ~ 2025-05-31
留学種別
交換
1~10件目 / 11件中
2025-05
【派遣先大学について】 (1) 基本情報 ・設立年 1969年 ・学生数 19,042名 ・設置学部 Escuela de Arte, Arquitectura y Diseño(芸術・建築・デザイン学系) Escuela de Ciencias de la Salud(健康科学学系) Facultad de Educación y Humanidades(教育・人文学系) Facultad de Derecho y Ciencias Sociales(法律・社会科学系) Escuela de Ingeniería y Tecnologías(工学・技術学系) Escuela de Negocios(ビジネス学系) その他、各学部の中にさらに細かい分野があります。 (2) 所属した学部、コース、プログラム等(原語および日本語訳) Escuela de Arte, Arquitectura y DiseñoのDiseño de interiores(インテリアデザイン)に所属しました。構内にある建物CRGS(Centro Roberto Garza Sada)での授業を履修できるのは、アート系の学部に所属する学生のみと聞いていたので、そういった理由でこの学部に申し込みました。 本人は美術系やそれに関連する学習経験はありませんが、履修可能でした。履修に際して学習経験や在籍学部は問われませんでした。 (3) プログラムの概要 ・履修可能な授業、所属学部選択の制限など 渡航前の希望学部の申し込みの際に、医療系の分野は留学生は履修不可という記載がありました。 ・学部留学の場合:選択した学部・学科以外の授業を履修できるか 履修できる授業については、学部や学科は履修にはあまり関係ないようですが、現地の学生のみ履修可能な授業があります。申込時に配布される授業一覧に、留学生履修不可科目の明示があります。 ・学部留学の場合:語学コースを並行履修できるか 大抵の留学生が履修することになるスペイン語の語学授業があります。Básico, Intermedio, Intermedio alto, Avanzadoのクラスがあります。渡航前にGoogle formでのミニテストの受験案内があり、そのスコアに基づいていずれかのクラスに組み込まれます。 英語も同じように語学授業がありますが、ミニテスト等はなく、自己判断に合わせてクラスを選びます。 (4) 大学の雰囲気、留学生や日本からの学生の割合や人数 留学生の受け入れに強みのある大学で、イベントが多数行われていたり、留学の手続きが一律化されている印象があります。 学生たちは多様な地域、国から集まってきていましたが、メキシコの他の地域からの学生も多く見受けられました。2024年の秋学期には572名の学生が来ていたそうです。そのうち4人がKUISからの学生でしたが、2月頃にUDEMの提携校である新潟の長岡技術大学から14名の学生が研修に来ていました。 (5) 課題や試験 課題は毎回の授業で課されます。スペイン語や英語などの語学授業についてはKUISとの違いはあまり感じられませんが、専門の授業(現地の学生と一緒に受ける授業)については柔軟だと思います。ペアワークの課題など、どうしても課題の提出が間に合わない場合などは提出期限の延長を依頼できました。また、問題文の誤解がないように、事前申告した場合に限り試験中に翻訳アプリ等の使用が認められました。(どの授業でも対応があるかは不明、よく問い合わせてください。) (6) 困ったときに相談できたか、相談窓口はどこか、どのようなサポートを受けられたか 渡航前にI-linkという留学生をサポートする学生団体のメンバーからメールで連絡があります。後述の窓口が閉まっている場合は、彼らに連絡をとり相談することができます。 Dipiという留学生のための窓口があり、初日のオリエンテーションで受付時間や窓口がどこにあるかなどの案内がありました。この窓口でI-link主催のイベント参加費の支払いも行います。 (7) オリエンテーション (オリエンテーションがあったか、あった場合その内容) オリエンテーションは三日にかけて行われました。1日目は大学の案内とメキシコで一般的に気をつけなければいけない生活上のマナーや環境などの説明、2日目は大学構内でのレクリエーション、3日目は大学を離れてセントロやショッピングモールなどの街探索がありました。 (8) 履修登録 注意が必要です。 渡航前に授業一覧がメールで届くので、Google form上で履修登録を行いました。後期もそのスタイルかと思っていたら、Dipiに直接出向いて口頭での履修登録を行いました。なぜ手順に変更があったのかはわかりませんが、人気のある授業は早く埋まってしまうということと、すべての学生がそのスタイルで履修登録を行うので窓口は大変混雑します。口頭での履修登録を行う場合、事前に授業一覧をよく見ておく必要があります。(私には後期開始時までに授業一覧が届きませんでした。) 【自身の留学について】 (1) 留学を決意した理由 KUISには提携校も多く、留学サポート経験が豊富な大学ということから必要なサポートが受けられると考えため。留学は特に旅行ではなく学習の実績として認められるので、価値があると思いました。 (2) 留学先を選んだ理由 縁を感じたため。UDEMの特徴ある施設の一つCRGSは、日本人建築家安藤忠雄氏が設計したということを聞き、建築について詳しくはないものの、見てみたいと思ったのが率直な理由です。 (3) 留学のためにした準備/しておけば良かったと思う準備(学習面) した準備: MULCにできるだけ毎日通い、チャットタイムに参加したこと。モンテレイの人々は、会話のスピードが速いということを聞いていたので、会話の聞き取りに慣れる必要性を感じていました。 しておけば良かったと思う準備: 英語の学習。英語を使う機会は留学生との会話などかなり多いです。基礎がしっかりしているとネイティブらしい表現も使えるようになり上達すると思いました。 (4) 留学のためにした準備/しておけば良かったと思う準備(生活面) した準備: 1ヶ月ほど家で料理の練習をしていました。 カード番号、家族の連絡先等をメモ書きにして残しておく。オフラインでも確認できるということは、案外便利です。 しておけば良かったと思う準備: 私はゲームが好きで、現地にもゲームが好きな学生が多かったので、ゲームを持っていけばより友人たちと楽しむことができたと思います。 貯金もあればあるほど良いです。 (5) 留学中の交友関係 いろんな友人に恵まれたおかげで、毎日が学びの連続で、休日も楽しく過ごすことができました。 私の場合は主に3つきっかけがあったと思います。 普段の授業: 少人数制の授業が多いので、どの授業もメンバーが固定されている印象です。ペアワークの課題が多いこともあり、仲良くなりやすいです。目があったらHi/Holaなどと自分から声をかけやすいですし、彼らも話しかけやすいようです。 寮での生活: 住人たちは親切です。ルーミーもいますし、フロアごとにリーダーがいて、ほぼ毎週イベントを主催するので彼らについていくと新しい交友のきっかけが増えます。そのほかの住人ともキッチンやビリヤードルーム、BBQエリア(予約をしてCarne asadaができます。)などで交流しました。 TP: 日本人の先生から日本語を教わっている現地の学生がいます。KUISの友人に情報を聞き、日本人の先生とお話しする機会をいただき、先生からはアクティビティや普段の授業に誘っていただきました。 (6) 授業についての全般的な感想、学んだこと 話すことは考えを巡らせることより重要です。特に少人数制の授業では一人一人意見を聞いて回ることもあるので、正しい文法で話せるかというよりは、テーマに興味を持って、自分なりの感想を持っておくといいと思います。試験中でなければ正誤にこだわったり、上手いことを言おうとするのではなくて、個人の感性に沿って話すことが重視されていた印象です。 (7) 授業外で参加した活動 寮の英会話クラブに参加しました。週に1回、1時間ほどの活動です。参加は寮に住んでいる学生のみになりますが、その他にもさまざまなクラブが運営されているので、担当のフロアリーダーに声をかけるか、掲示物からWhatsAppのQRを読み取ってクラブのチャットに参加することで加入できます。 (8) 授業外の活動についての全般的な感想、学んだこと どんな学生でも、母語ではない会話は緊張すると言うことと、話してみると案外打ち解けやすい人ということもあります。授業終了後にある先生から伺った話ですが、「メキシコ人は英語を話すことを恐れている。」ということです。いろんな国から来た人がいる中で、私も英語の発音にコンプレックスがあり、恐怖心がありましたが、話してみないと伝わらないことがあるし、どんな人でも慣れない言語での会話は難しいです。言語の練習に限らず、やってみたいことはチャレンジするといいと思います。 (9) 留学で達成した最も大きなこと 正しい自己評価を手に入れたこと。今までは謙遜したり、できないふりをする方がいい場面もありましたが、メキシコ人は自己表現がとても得意です。自分の得意分野をアピールしたり、逆にできない部分を自覚し曝け出すことも、国内外問わず経験や国籍など多様なバックグラウンドを持つ人々と関わるのには必要かもしれないと思い始めています。 (10) 今後どのような学習を継続していきたいか 普段の生活でスペイン語を活かすことは、国内では機会が多くないことから、難しいと考えています。それでも興味に沿って引き続きスペイン語や英語の音楽を聴いたりしたいと考えています。 【渡航・滞在先住居について】 (1) 派遣先への出願 3月ごろに最初の書類を記入したような気がしますが、実際に大きく動き始めたのは5月ごろです。待つのにも不安があると思いますが、メールを見逃さないようにするとか、早めに現地のバディと連絡を取ることで安心できると思います。最悪の場合Dipiの担当の方に電話をかけることもできますが、聞き漏らしてしまった時のことを考えると、あまり有効な手段ではないと思います。 (2) ビザ申請 本人は心配性なので、早めに行動したいと考えていましたが、進まないものはどうしても進まないです。連絡は密にとり、郵送の必要なものは早めに届けてもらえるよう依頼しましょう。 日本国籍を持つ方は無料で発行できます。入学許可証が来ないのでビザ申請のための面談予約は入学許可証の到着を待たずに行うといいです。 (6月下旬-7月上旬の面談を申し込めるように。6月18日に予約をしようとしたところ、その時点で希望の日付は埋まっていました。出発の日程は24日にもかかわらず、一度面談日程が7月29日になりかけました。キャンセルが出れば早まる可能性もありますが、あまり期待できません。) 申請書類の用意に関して以下の問題がありました: ・5月21日に大学の住所を聞かれてから6月6日に届いた(悪天候など影響する場合もあるので、想像以上に対応は遅いです) ・届いた入学許可証に不備があり、ビザの面接予約が遅れた(入学許可証に発行者のパスポートのコピーを同封してもらうのと、直筆のサインをもらうのを忘れていました。) 連絡が滞った際に、ビザの申請があるということも含めて事前に相談していた国際戦略部の担当の方に間に入っていただくこともありました。留学そのものよりも、事前に書類を集めるほうが苦労しました。 現地での手続きについては、Dipiの担当の方が説明してくださるので、指示に従って、他の留学生と一緒に手続きを行うといいと思います。毎年何人かいるというので、彼らは最後の滞在日までいい友達になります。 (3) 航空券を予約した方法 Trip.comで予約しました。 (4) 渡航したルート 往路: 成田>メキシコシティ>モンテレイ 復路: モンテレイ>ヒューストン>羽田 2024年7月11日からモンテレイ発成田行きの直行便ができたそうです。 (5) 最寄りの空港から大学または住居までの移動 KUISの友人についていたバディがUberを手配してくれました。 (6) 滞在先住居を探した方法 大学の寮はUDEM portalから申し込みができます。個人情報の入力などが非常に複雑です。振り込みが反映されているかなど寮の担当の方とコミュニケーションを積極的に取るようにしてください。 UDEM portal>Mi UDEM>Servicios>Residencias UDEM> 左上の項目から金額など確認>Solicitud de Ingresos (7) 滞在先住居についての詳細 費用の支払いは、上記の手順で個人情報入力完了後にカードでの支払いか現地での支払いか選ぶことができます。 部屋の設備は机と椅子、共用の冷蔵庫と電子レンジ、ベッド、シャワーとトイレがあります。 そのほか共有スペースにはコンピューター室とキッチンが2つ、ビリヤードルームとジム、そのほかテレビなどある談話室が各棟に3部屋あり、それら全ては24時間利用可能です。 入寮後個人で用意したもの: 足拭きタオル、布団、枕、毛布、シャンプー、リンス、ボディーソープ、ハンガー、フライパン、包丁、まな板、皿、マグカップ、フォーク、スプーン、フライ返し、延長コード、ティッシュ、洗剤、スポンジ、ゴミ袋、ジップロック、水筒 トイレットペーパーやシャワーカーテンは、同じバスルームを使う他のメンバーと確認してから購入するといいと思います。中には、冷凍庫を自分で用意している友人もいました。(冷蔵庫に冷凍庫は備え付けてありません。) (8) 滞在先についての感想、アドバイス (どのような生活をするべきか、何を持っていくべきかなど) 1つの部屋を2人でシェアするので、自分は神経質であるという自覚がない方でも、緊張するかもしれません。お互いが風邪をうつさないように、マスクを持っておくと良いと思います。たまたまルーミーと部屋の使い方が似ていて、部屋を清潔に保つのに苦労はありませんでしたが、レアケースだと思います。仲良くなった掃除のおばちゃんから、私たちの部屋は整頓されていて、大抵の部屋はあまり清潔に保たれていないという話を聞きました。 友人がたくさんできるということと、イベントも多いので退屈はしませんが、その他の設備については貸し出し等がないので用意しなくてはいけないものが多いです。 【滞在国・地域での生活について】 (1) 現地での支払方法や現金の調達 多額の現金を持ち歩くことのないようにクレジットカードの使えるところはできるだけ利用するようにしました。現金は大学にあるATMからも引き出すことができますが、手数料が高いです。wiseなども利用しやすいです。モンテレイではショッピングモールなど広い範囲でクレジットカードでの支払いを受け付けていますが、市場などに行くと現金で支払う場面も出てきます。 (2) 携帯電話 eSIMを利用しました。物理SIMと比べると無くさないことはメリットですが、費用がかかるので長く使うなら物理SIMでもいいかもしれません。条件にもよりますが、利用キャリアの店舗に行かずとも自分でできるので、日本で端末をSIMフリーにしておくと、現地で設定するのがスムーズです。 (3) インターネット 5Gが普及していないことくらいで、インターネットの使用に苦労したことはあまりなかったです。キャンパスでは教室移動の際に繋がりにくいなどありましたが、大きな問題なく利用できました。Chipinqueへのハイキングも、山の中ではありましたがローミング等利用しやすかったです。 (4) 医療 ドラッグストアに併設の診療所にかかりました。2月ごろに長岡から来た学生数名が、その時期日本で流行りやすいインフルエンザで隔離されたため、同じくインフルエンザではないか、ということでかかりました。その際既往歴などを聞かれましたが、お医者さんの質問が高度で難しく、友人に補助をしてもらいながら確認してもらいました。保険が効くかと思いましたが大きな病気ではなかったので適応外でした。 (5) 日本から持っていくべきもの サングラス、常備薬、ヒートテックや下着、マスク、日本のお菓子、爪切りやハサミ、青いボールペン 本人はシャイなので、街中で人々の視線が気にならないように持参しました。それに、日差しが非常に強く眩しいので眼球の日焼けを防ぐためにも便利です。 日本のお菓子は現地で知り合った人に配ることができ、喜ばれます。ガムが意外にも好評でした。 青いボールペンは、現地での学生ビザ申請時に書類の記入で必要になります。早朝出発なので、私たちは前日にDipiから一本お借りしていきましたが、カスカスだったりもするので自分のがあるともっと便利です。 (6) 治安状況 モンテレイで明らかな危険は感じられませんでしたが、深夜一人で出歩くことは推奨できません。遅くなる場合、Uberを利用したり友人の家に泊まるなどしましょう。情報はインスタグラムを見たり、たびレジのメール配信やEl Norteというアプリでニュースを見るようにしていましたが、住んでいる地域のローカルな情報が得られるわけでもないので、あまり参考にはなりませんでした。治安ではなく、交通の問題ですが、モンテレイの人々の車の運転が荒いことは共通認識です。 (7) 食事 普段は自炊をよくしていました。 学食というよりも、構内に何箇所かフードコートのようなものがあり、SubwayやStarbucksなど飲食チェーンの小さな店舗があります。その中でも小さい建物の中にある店舗の、Davila’sの日替わりランチは100ペソほどですが量があり、一日かけて分けて食べたりもしました。チラキレスがとても美味しいです。 (8) 情報の入手 モンテレイに滞在する日本人も多いので、インターネットで調べるとお土産屋さんや現地の人々の服装の特徴までさまざまな情報があります。あとは、おすすめのタコス屋さんやバーなど友人に聞いていました。 (9) 特筆すべき文化や習慣の違い、気を付けるべき点 テーブルに食事を持ってきてもらうシステムのお店では、チップを払う必要があります。大抵10%から15%ほどです。お会計の際に、飛ばないよう、目につかないようにしつつテーブルの上に置くようにしました。そのほか彼らのスペイン語は聞き慣れないスラングも多いです。友人との会話で使うと盛り上がりますが、中には差別的な意味を持った言葉もあるので、知らない人の前や大勢人がいる場所では言わないようにしましょう。 【進路について】 (1) 留学終了後の進路 就職の予定です。 (2) 現地での就職活動や進学準備 オンラインで各企業の説明会などに参加していました。 実際に行くことはありませんでしたが、潰しのきくようKUISで夏頃にお知らせのあったボスキャリの説明会は事前に参加しました。 (3) その進路に対して留学経験をどう活かすか スペイン語を活かせる環境はなかなか見つかりませんが、自律的な精神は留学によって身についたものだと思います。自分を律しながら行動できれば良いと考えています。 【今後留学を目指す学生へのアドバイス】 困ったら誰かに頼ることも必要です。最初から最後まで一人で抱え込まないようにしてください。 尊敬や感謝、礼儀を大切にする日本人的な価値観はどんな人とのコミュニケーションにも通じると思います。ただ、咄嗟に出やすい言葉の一つPerdónは、だいたいGraciasに言い換える方が喜ばれます。
イベロアメリカ言語学科 4年 交換
ここで知り合った人々との過ごし方について: 今月の始まりからもうお別れムードである。だんだん「最後のパーティ」、「最後のランチタイム」と、今まで習慣としてやってきたはずなのに、「最後の」という言葉がつくことで留学生活の終わりを痛感する。これから友人たちも、自分も自分の国に帰ってやるべきことをする。日本をすでによく知っているという友人だけでなく、今まで遠い国の人だと思っていた友人でさえも、日本に行くよ!と言ってくれた。嬉しいことに、みんな日本での生活などについてとても興味を持ってくれている。アニメやたまにふるまう手料理などを通して良い印象を持ってくれているのだと思う。 Hombre y generoの授業の先生から、最後にメキシコ文化の勉強ということで豚バラ肉をこってりピリ辛に炒めたような、chicharrónという料理を振る舞ってもらった。先生の手作りで、tortillaに挟んで食べるととても美味しい。親切にしてくれる人たちとの別れが辛く、とても名残惜しく感じた。 今までは知っている人のいる場所に、しかも誘われた時にしか行きたくない、と考えていたが今は自分から友達と、他の友達を誘って新しい交流を生み出している。大きな進歩だと感じる。最後に一人一人お別れを言ったり、ノートにメッセージや手紙を書いてもらうなど、寂しい瞬間ではあったものの、またメキシコに戻ってきてね、という言葉に背中を押され、空港に向かった。 街歩き: せっかくなので、最後に大学を歩いて回ったり、歩いて行ける範囲に新しいタコス屋さんを発見したりもした。一見民家に見える建物が可愛らしい天然石鹸を作る小さなアトリエだったりもして、近所なのに知らないことが多かった。Puente de la Unidadが覗く閑静なエリアにある劇場に、友人たちと観劇に行った。演劇は当然スペイン語で、ジョークの面白みなどは理解できないことがあったので、やはりまだまだだなと感じる。一人でも、友人とでも誘えば来てくれる人が多いので、一回来たことがある場所だったとしても、常に新しい発見がある。 旅行について: 帰国前に、一度行ったグアダラハラに友人に会いに行った。KUISを卒業した友人たちに再会することができ、渡航以来長らく望んでいたテキーラ村でのツアーに一緒に参加した。誰から始めるでもなく、バスツアーに参加した人たちと取り留めのない話をした。テーブルの中心にあるのは氷でキンキンに冷えたcantaritosの入った一つのバケツ。当然、飲み過ぎると酔っ払う。が、乾いた風が吹き砂埃が舞うこの場所ではこの飲み物が最適解だった。住んでいた寮はお酒などを持ち込むことができなかったので、テキーラなどをお土産として買うには、この旅行が最後のチャンスだった。その後はグアナフアトへのバス旅行を計画し悠々たる一人旅を楽しんだ。当然気をつけなければいけないことはあるが、これまでの経験からある程度のトラブルは自分で解決できるという自信があったので、むしろ安心してグアナフアトを散策できた。グアナフアトは坂が多いことと、街中で階段での移動が多いので、キャリーケースでの移動はあまりお勧めしない。 帰国直前の手続きについて: 学生ビザを取得していたので、搭乗受付開始直前になって、空港内のオフィスで手続きをしないといけないという説明があった。最後の最後にそういうこともあるので、空港までの道は混みやすいという前提で余裕を持って出発することはやはり重要である。計画外の旅行ということもありグアダラハラからモンテレイへの飛行機の遅延もあり想定よりも余裕のないスケジュール。チケットの購入は渡航前でなくともよかったかもしれない。留学生と、観光に行くというおじさんと隣り合わせの空。羽田はぬるく感じた。
イベロアメリカ言語学科 4年 交換
2025-04
休暇の過ごし方について: 友人が色々な遊びに連れて行ってくれることが多く、映画を見に行ったりもした。字幕はなしで、耳と目で情報を得るという状況で、率直に言えば全てを理解するのは難しかった。劇中どのようなことが起こっているのか理解する程度だった。公開されたばかりのminecraftという子どもたちに向けた映画だったので、とても難しい単語や、口汚い言葉が現れるということはなく、あとは聞き取ることさえできれば、という感じだった。 Texasへの旅行について: Semana Santaで1週間まるまる休暇があったので、留学生の友人たちとアメリカ、テキサス州への旅行に行った。メキシコの学生ビザに加え、帰国ルートがヒューストンでの乗り換えを行う予定なので、渡航直前にESTAの申請を行なっており、その取得情報が登録されたパスポートを提出することで出入国に問題はなかった。ESTAはビザとは異なり申請に時間がかからないので、一年留学の方も、必要になった時にでも申請しておくとアメリカ旅行を楽しめる。メキシコに戻る飛行機代については、メキシコへの一年留学に必要な一時滞在ビザを持っていると、FMMにかかる費用を支払わなくて済むので少しだけ安くなる。 英語に自信がないため、何も理解できないことを不安に思っていたが、今までUDEMの中で英語を使う機会も多くあったことで、それなりに理解できた。留学に行く前までは、何度も最初から文章を聞き返すなどあったが、わからない単語があればその意味を聞く程度で、自分では気づけていなかった成長を、一緒に旅行した友人や関わった人々の反応から感じとることができた。旅行というとても短い期間で、使われる語彙も限られてくるが、自分の感覚ではマイナスだった英語力についても、気づかないうちに成長していたんだと実感できた。テキサスはかつてメキシコのテリトリーだったということもあり、スペイン語の表記や案内などがさまざまな場所で見られた。印象深いのは、軽食を購入しようとした際に、店主とスペイン語での会話をしたことである。スペイン語を話す友人グループだったからなのか、店主の厚意で、追加の一食のサービスと、それぞれにドリンクをつけてもらった。“なんて心の広い人なんだ!”と舌を巻いた。 また、今回の旅行に行った中で、一人この旅行で初対面のメンバーがいて、どのようにコミュニケーションを取っていいものかわかりかねていたのもあり、緊張していたが、ショッピングに行った際、お互いに行きたい店に行ったことがきっかけで、とても仲良くなれた。韓国、フランス、日本。それぞれの国について話した。アメリカの末端にいながら、彼らの祖国に親しみを感じられた。いつになるかは知れないが、いつか彼らに会いに遊びに行こうと思う。 ヒューストンに遊びに行くならおすすめはSpace Center Houston。とてもエキサイティング。ボリュームのある展示品の一つ一つや、宇宙ステーションに持ち込まれた宇宙飛行士の所有物や、実際に使用されていた機材などの展示を見学することができる。宇宙への情熱によって人々は突き動かされ、その想いは世界を一つにするほどのエネルギーを持っている。同じ人間として、人間の好奇心と探究心とはすごいと思わずにいられない。テキサスの街並み、食事、道路や建物、そして人々の親切心(その中でもスペイン語を話す人は特に優しいと感じた)。ありとあらゆるものを目にして、本当はもっとたくさん気づくべきことがあったのかもしれないが、自分の感性では、なんでも大きい、というので精一杯だった。 (今月の食費、交通費には現地での食事代や往復分の飛行機代などが含まれております。バスが12ペソ、市内をuberを利用して移動するだけならそれほど高くはつきません。日常生活に関しては他の月の月次報告書が参考になると思いますのでご覧ください。)
イベロアメリカ言語学科 4年 交換
2025-03
TPの友人との別れ: 今までずっと支えてくれていた、NUTへの留学を目指し日本語を勉強している学生たちが日本に出発した。今月は彼らにとって節目であり、お互いの言語の学習を意識しながら生活していた。自分にもたまに彼らの作文や日本語の漫画などを一緒に読みながら、どういう意味なのかという話をしている。それで良かったことは、日本語への理解がさらに深まることと、説明しづらく、微妙な差異によって無意識に使い分けている言葉などについて、スペイン語では何と表現できるかという想像力が鍛えられたと思う。心の底から、とてもいい友人に恵まれたと感じている。彼らと日本での再会を約束し、見送った。 友人との会話について: 韓国人の友人たちと毎週月曜日に昼ごはんを作って食べている。メキシコ国内でも作りやすい日本料理や、韓国料理を振る舞ってもらい、食事を囲って談話して、授業の合間にのんびりとした時間を過ごしている。普段の会話でもいまだにわからない単語も多く、何度か聞き直したりということもあるが、皆留学生ではなく、友人の一人として扱ってくれるのでとても嬉しい。みんなでお酒を飲みに行ったり、一緒に課題をやったりなど寮の友人と過ごすことが多い。ポケモンGOというスマホゲームのイベントをこなしたり、海外では“Yakuza”として知られる龍が如くなどの数多のゲームをプレイしたりなど、同じものが好きな友人みんなで楽しめる。ゲームが好きな方は、ゲームソフトなどが買える場所があるので、3DSやNintendo switchを持っていくと良い。 見つけたもの: とても暖かくなってきて、咲いている植物なども増えてきた。春の様相で、柔らかい風が吹いている。目に留まったのは木に咲いている白い花で、前学期以来会っていなかった友達と会った際に、聞いてみたところタイトルのAnacahuitaという名前であることがわかった。メキシコ北部原産の花で、そういったものにも愛着がある。今月は友人たちとストロベリームーンを見られたり、美しいものがたくさん溢れていることに気づいた月だった。 就活について: あまり時間を掛けられるものでも無いので、できる時に取り組むようにしている。あまりハードなことはせず、業界等を絞り込む程度。オンラインセミナーに参加したり、就活アプリなどに登録した個人情報や自己PRを修正したりするなど。というのも、今までは業界や軸などが絞れていなかったので、だいぶ時間を無駄にし、詳細を見ても結局面接には応募しないということもあった。それよりは、目の前のことを少しずつ完了させて、自分について語れる内容を増やす方がいいと考えた。それまでやっていた業界とわずあらゆる種類の企業で、練習のつもりで面接をこなすよりも、一個一個絞って会社の社風に応じて話を作り込んでいく方が向いていると感じた。人によっては当たり前だと感じる方もおられるかもしれないが、そういう直前であたふたする人もいるということで、参考になればと思う。
イベロアメリカ言語学科 4年 交換
2025-02
NUTの学生について: 昨年度NUTから短期研修のために渡航し、インターンシップのため再びUDEMに戻ってきたという友人の情報で、今年も数人日本人の学生が来ると言われて以来、どんな学生たちが来るのか楽しみにしていた。久しぶりに日本語に触れ、日本から持って来てくれたお菓子をもらったりなど、楽しく時間を過ごした。合計で14人の学生が来たという。モンテレイの人々の定番の週末の楽しみ方というcarne asadaをしたり、Chipinqueにハイキングに行ったりなどした。たった1ヶ月の期間ではあったが、とても親しくなることができ、最後は涙ながらに見送った。NUTからきた学生たちは英語が得意で、自分も英語の学習を頑張りたいという気持ちになったことと、それぞれのコミュニケーション能力や、なんでも楽しもうというアクティブな姿勢から学ぶことがたくさんあった。スペイン語での会話においては、NUTの学生と相手の間に立つことで自分が培ってきたスペイン語の能力を活かすことができ、自信になった。 バレンタインについて: 学校の内外を問わず、この日人々は花を抱えて歩いていた。ILInk主催のパーティがあったり、友達同士でもバラを送りあったりしていた。少しご機嫌なムードが漂い、寒い1日ではあったものの、どこか浮き足立ったような陽気が感じられた。ハンバーガーチェーンCarl’s Jr.では、お客さん同士がスタッフの目の前でキスをすると、1つだけハンバーガーが1ペソで購入できるというキャンペーンをやっていた。たったそれだけで、その日だけはハンバーガーが安く購入できるので友人と一緒に行った。5人で行ったので、本人は一部始終を動画に収めて笑っていた。真面目にふざける彼らの姿が面白かったので。恋人はもちろん、家族やその他どんな間柄でも、明らかに恋人でなくても大丈夫なので、記念に行ってみてもいいかも。 Chipinqueについて: Cerro Chipinqueからの眺めは、モンテレイを一望できる。景色を見下ろし、大学を探してみたが、中間地点からでもすでに小さく、見つけられないほどである。その分、zona metropolitanaにあるホテルやfashion driveなどモンテレイを象徴する華やかなエリアにある高層ビルたちがよく目立つ。頂上まで登ることは難しかったが、中腹の時点で見晴らしは十分美しく登りごたえがあった。せっかく山が近くにあるので、いつか登ってみたいと思っていたがそれを親しい友人たちと叶えられて良かった。夕方下山し、疲労困憊の中Carl’s Jr.に向かった。2月15日、飾り付けは残っていたもののキャンペーンは昨日限りで終わっていた。 Quinceañeraについて: 友人が一緒に行こうと言ってくれたので、quinseañeraにお邪魔させてもらった。そのことで、謎が解けた。fashion driveでよく見かける、ドレスを着た美しい女性たちは誰なのか。全く違うものではあるが、雰囲気は結婚式に呼ばれた感覚に近く、他はスーツやドレスで参加していた。参加者全員が家族とは考えにくいが、主役の15歳の女性と親しい人々が100人はいそうな空間で、少し萎縮してしまった。色々な用途で使えるので、今回の留学にスーツを持ってきても良かったかもしれないと感じた。見ず知らずの女性ではあったが、15歳を迎えた女性の今までの人生の歩みなどを垣間見せてもらったことで、感動的な機会にお邪魔させてもらうことができた。
イベロアメリカ言語学科 4年 交換
2025-01
お正月について: 宿の向かいのビルの窓の、割れたままのガラスにメキシコらしさを感じていた。メキシコシティのセントロに大きなクリスマスツリーを残したまま、大晦日のカウントダウンが始まった。街に響く爆竹と数人の駆ける足音。目の前の通りで聞きなれない大きな音がすると、少しドキッとする。そういうところに留学の面白さがある。心残りはM-1が見られなかったことくらいで、あとは楽しく過ごせた一年間だったので、よかったと思う。留学前から着々と準備を進めてきたことも良い経験だった。自分がどんなものに興味を惹かれるのか、何が苦手なのか気づくきっかけになったのは留学だった。 寮の支払いについて: 前学期と同じく、寮の家賃の支払いを一括でしようとしたが、何か制限がかかっているという理由でできなかった。こちらには思い当たる制限はなかったので、何度か試そうとしたが結果は何度やっても同じだった。前学期も支払いに問題があったことと、支払いページの見方も少し難しいと思う。結果何度か試させてもらうことで問題を解決した。 履修登録について: 旅行から帰った後は来る新学期に向けて、楽しく過ごせるだろうかという不安を持ちながら履修登録をしようとしていたが、前の学期では見られていた留学生が履修できる授業一覧が届かなかった。大学は休暇に入っている。仕方がないので大学が開き次第すぐに相談しに行こうと思った矢先DIPIが閉鎖されていた。勝手にcompañerosと呼んでいる前学期共に学んだ友人の一人に連絡し、とりあえず履修したい授業には目星をつけた。30分ほど並び、DIPIの担当者に直接履修登録を依頼し、4つの授業を履修した。もう一つ授業を取ろうと考えていたが、人数制限があったので、その授業は取れなかった。留学の醍醐味は授業だけではないので、それ以外の部分を充実させていこうという方針で行くことに決めた。 就活について: 学業優先で少しずつ面接に参加している。会社にもよりけりだが対面のイベントに参加できないからといって不利になることはないということと、出国前の6月から少しずつセミナーに参加しておいて、業界を知っておくだけでも十分だと個人的には考えている。早期選考等をする企業が数多くあるので、帰国後に慌てて就活を始めるよりいいと思った。元々は留学中に就活を始める気はなかったので、スーツも証明写真も用意していなかった。オンラインでのイベントや面接を凌ぐためのジャケットを工面するとか、写真スタジオに行って写真を撮ってもらう必要があった。 (今月の交通費には1本分の飛行機代や空港に行くためのuber代などが含まれております。バスが12ペソ、市内をuberを利用して移動するだけならそれほど高くはつきません。日常生活に関しては他の月の月次報告書が参考になると思いますのでご覧ください。)
イベロアメリカ言語学科 4年 交換
2024-12
KUISから来た仲間だけでなく、ここMonterreyで出会った友人たちもそれぞれの国に戻っていくので、寂しいと思うと同時に、自身の帰国が近づいている事実を意識している。どんな時でも自分をサポートしてくれる、日本にいる友人たちと、ここで出会った友人たちのおかげで、大きな苦労なく過ごすことができた。現地の環境にも愛着があり、すでに離れ難いと感じている。 休暇について: 寮が13日に閉鎖されたので、来学期同じ部屋に住む場合に限り、5000ペソを支払えばその部屋に荷物を置いておけるので、渡航時に使った90Lのキャリーケースや購入したフライパンなど一人で引越しを行うには持て余しそうなものを置いておき、最小限の荷物でもう一度授業開始まで済んでいた場所に移動した。そのあとは旅行に行ったり、日本に帰ってきた時のために少し勉強をしていたが、今回公務員試験を受験するには準備が不十分だと感じた。現在はアプリ等を使って、気持ちを切り替えながら進路を探っている。 周辺での楽しみ方: 居住地がセントロからは車で15-30分ほどの距離にあるので、少しやる気を出して外に出ることにした。現代美術館や大聖堂“Catedral Metropolitana”などの渡航以前から行こうと思いつつ行っていなかった場所を少しずつ見に行った。さらに足を伸ばして、友人の地元ということで興味を持ったSaltilloという街に行った。住むにはとてもいい地域で、友人の家族曰く控えめな性格の人々が多く、街の環境が落ち着いていて、雰囲気が日本に似ている。友人の家に泊めてもらい、知る人ぞ知るSaltilloの魅力を味わうことができた。体力のない自分は無理をせず、住居でゆっくりしながら色々なところに行けたので良かったと思う。 旅行について: Playa del CarmenとCancún, OaxacaとCDMXへ旅行に行った。各地域のお土産屋さんのラインナップに地域ごとの特色の違いが見られて楽しかった。クリスマスと年末ということでGoogleに載っている情報とは異なる営業時間だったりもして、行けない場所も多かったが、クリスマスのお祭りなど普段はやっていないイベントもあったりして楽しく過ごした。特にPlaya del Carmenでは天気に恵まれていたことと、人は多いもののそれ以上に広々としたビーチで暖かい砂の上でのんびりするだけでも充足感を感じられる。 英語、スペイン語について: “うまく話せた!“と思う日もあれば、“何も聞き取れなかった”と思う日々の繰り返しである。冬休み明けが恐ろしいので、何かしらしようとは考えていたが、チャットGPTと英会話の練習をしたり、plaza mayorを読み返しただけであった。現在振り返ってみると、もっとできたのでは、と感じる。来学期は引き続き英語とスペイン語の授業を受講するとともに、一緒に学習することになる仲間も増えることになるので、少し焦りを感じている。 (今月の交通費には3本分の飛行機代や空港に行くためのuber代、大型バスの運賃などが含まれております。バスが12ペソ、市内をuberを利用して移動するだけならそれほど高くはつきません。日常生活に関しては他の月の月次報告書が参考になると思いますのでご覧ください。)
イベロアメリカ言語学科 4年 交換
2024-11
Día de muertosについて: 言わずと知れた2日間のビッグイベント。初めてモンテレイから離れてグアダラハラにいる友人たちと、ミチョアカンの観光に行った。1時間30分ほどのフライトで、往復のチケットは1〜2万円ほどで購入できる。ミチョアカンのパクツァロはその日観光客が多かったので、友人とはぐれないよう気をつけた。想像以上に賑やかで、お盆とは全く異なる雰囲気だった。翌日案内してもらったグアダラハラのトラケパケでは、美味しいご飯や美しい街並みを楽しんだ。ミチョアカンもグアダラハラも、最低限警戒を怠らなければ問題なく過ごせる。あちらには馴染み深い押しボタン式信号はないので、横断歩道は要注意。 メキシコシティ、メリダの旅行について: UNAMに留学中の友人と、日本から来てくれた友人と再会した。それぞれモンテレイとは全く異なる伝統的な街並みや、気候や食事、ソカロの広場やチチェンイッツアなどを見ることができた。生きているうちに、まさか実際に見られるとは思っていなかったので深く感動している。想像以上に広大な敷地にポツンと残る遺跡や建造物を通じて非現実のような壮大な世界を目の当たりにできた。楽しい旅行の間に、観光地でしかも人の多い路上にも関わらず、悪意ある通行人に不快な思いをさせられたので、観光の際は集団行動を徹底し警戒を怠らず、隙のないように行動していきたい。 嬉しかったこと: 今回の数回の旅行を経て、スペイン語や英語にもだんだん慣れてきたと思える出来事があった。搭乗前のアナウンスを聞き取ることができたことで、自分のリスニング能力の向上を実感した。モンテレイ空港から2回出発し、その度に搭乗予定の飛行機の遅延とそれに伴うゲートの変更を伝えるアナウンスがあった。どうすれば良いか聞き取ることができたので、問題なく飛行機に搭乗した。到着したばかりの時は、文字通り何も聞き取ることができなかったので自信がついた。さらに他の地域に行ってみると、彼らの言っていることが割とわかる。知らない単語はあったとしても、思ったより頭に単語が入ってくる感覚があった。“モンテレイに慣れていれば他の地域のスペイン語はsuper easy” 数日ほどしか滞在できていないことと、イントネーションの違いがあるので、実際イージーとは思わないが、なんとなく聞けるな、という感覚はあった。 (今月の交通費には6本分の飛行機代や空港に行くためのuber代などが含まれております。バスが12ペソ、市内をuberを利用して移動するだけならそれほど高くはつきません。日常生活に関しては他の月の月次報告書が参考になると思いますのでご覧ください。)
イベロアメリカ言語学科 4年 交換
2024-10
休日について: メキシコでの生活にもだいぶ慣れてきたので、自分のルーティンにはない他の何か新しいことを探した。夜に友達と路上のタコス屋さんを探して食べに行ったり、教会で行われているバザールを見に早起きするなど積極的に行動した。通りを少し歩いてみると、いまだに英語で話しかけられたりなど観光客扱いされることも多い。スペイン語で反応を返すと、スペイン語がわかる(完璧なスペイン語が話せなくても)ことに喜んでくれるので、コミュニケーションができることが嬉しかった。大学の敷地内に住んでいるので、近所にあるのはレストランばかりで、食べられるのはメキシコ料理にもかかわらずハンバーガーより高いポソレ、上品なタコス、ピザやハンバーガーなどあまりジャンルは豊富ではない。たった15分ほどそこから歩いてみるだけで、レストランで提供されるタコスよりも安価で美味しいものを路上のお店で食べることができる。来る前のイメージ通りのものが食べられて嬉しかったのと同時に、もっと早く来ればよかったと少し後悔している。しかし通りは街灯が少なく暗いので夜は用心するべし。人通りはあることと、住宅街なので、安全な地域とはいえ深夜の一人歩きはあまり推奨しない。 Santiagoについて: 10月初旬にI-Link主催のサンティアゴへの行楽に参加した。サンティアゴはメキシコの観光省が認定するPueblo Mágicoに指定された、美しい景観を持った自治体の一つで、モンテレイからバスで一時間ほどの距離にある。少し階段を登って滝を見に行ったり、その近くのポイントからジップラインで一気に降りたり、レストランで美味しいメキシコ料理を楽しんだりと、観光地らしい楽しみ方をした。 CRGSのギャラリーについて: 何度かギャラリーで展示があり、見に行った。CRGSは大学の中でもデザイン学部の講義が行われている建物で、UDEMの顔ともいえる綺麗な建物である。その学部の授業は今学期は履修していないので、用事はない。とはいえ何か学生の展示があったり、プロのアーティストの展示があるという情報を聞いたら見に行くようにしている。CRGSは日本人建築家安藤忠雄が設計した建物で、UDEMの他の建物とは毛色が異なっていることは見て取れる。アートの類がわかるセンスは持ちあわせていないので、文字通り展示を見るだけだが、見ているだけでも楽しい。 Día amarillo について: 10月24日が当日で、その1週間ほど前から大学の中では何かそれに関連したイベントをやっていた。当日の夕方の授業は一律オンラインになり、チケットを買った時にもらえる黄色いTシャツを着て夜の大学に繰り出した。屋台の出店と、大規模な即席ステージでバンドの演奏があるという事前情報しかなかった上に、チケットは750ペソと強気な金額だったが、テストが終わったことでハイになっていたのと、一年に一回の文化祭は見に行くだけでも思い出になるだろうと考え、思い切って支払った。結果piso 21というバンドの音楽と運命的な出会いを果たし、演奏の最後には「piso 21最高! Gracias!!」と叫んでいた。その後深夜ではあったが友達の家に呼んでもらい、楽しい時間を過ごした。 日本からの荷物について: メキシコ時間の18日に発送して、10月31日に届いた。ヒートテックや消しゴム、お米をレンジで炊く道具など百均の便利グッズはメキシコにはないので、そのようなものを家族に依頼した。日焼け止めなどは日本で売っているもののほうがいいと言われていたので、新しく現地で探すよりは日本で使い慣れているものを送ってもらった。目薬はクラブに持って行くと得体の知れない何かとして没収されてしまうことと、乾燥しがちなので使い切ってしまうことも考えておすすめしたい。蚊に噛まれることも多いので、痒み止めなども頼んだ。公務員試験の教科書に関しては、時間はないものの、帰国までの期間に全く勉強をしないことに不安を感じたので、ないよりはいいだろうということで頼んだ。現地での授業や生活を最優先に、苦手な科目と暗記系科目を無理のない範囲で細々とでも続けていきたいと考えている。 送ってもらったもの ・ヒートテック ・インテリアデザインの教科書 ・日本史の教科書 ・数的処理の教科書(以下の教科書はすべて昨年度の公務員講座で使用していたもの) ・憲法の教科書 ・人文科学の教科書 ・ミクロ経済の教科書 ・マクロ経済の教科書 ・消しゴム ・普段使っているスキンケア用品 ・メイク落とし ・下着 ・ランニングシューズ ・ナプキン2パック(メキシコのものは横幅などサイズに不安があるので多い人は気をつける) ・おりものシート(メキシコでもクオリティの高いものが購入可能) ・胃薬 ・貧血の錠剤 ・ビタミン錠剤 ・歯ブラシ(当然あるにはあるがブラシのサイズなどこだわりがある人は持参する) ・菜箸 ・タイツ ・塩昆布 ・リップクリーム ・マスカラリムーバー ・ニキビの薬 ・化粧水の詰め替え ・乳液の詰め替え ・プチウナ
イベロアメリカ言語学科 4年 交換
2024-09
気候について: 9月の始まりは雨だった。降ったり止んだりの日がほとんどで、一時晴れ間が見えつつも、遠くでは雨雲が山に見え隠れするような空模様だった。そんな日は肌寒くなり、裏起毛のパーカーなどを着て過ごした。雨が降った直後は、日本と似たようなじめっとした空気があるが、しばらくすれば再びカラッとした空気が漂う。到着した7月がピークのようにも感じられたが、晴れた日の暑さはまだまだ続きそうである。モンテレイは盆地なので、他の地域と比較するとかなり暑い地域と言える。 日本とメキシコ: UDEMには、日本語を勉強する学生がかなり多いと感じた。上記のモンテレイの環境について教えてくれたのは彼らであり、日本人の先生と、日本の大学からインターンシップに来た学生と、日本語を勉強する現地学生の会合に参加した。留学生として常に何か知識や情報を与えてもらってばかりだったので、自分が持っている何かを提供できる絶好の機会をありがたく利用させていただき、有意義な時間を過ごした。 寮のキッチンで料理をしていると、使っている食材や料理から立ち昇る匂いなど何から何まで人からは珍しく見えるようである。日本人だと名乗るとアニメやポップ音楽、具体的な料理の名前や日本庭園などに興味があると言われることが多かった。利用者たちと何日か会って話をするうちに、キッチンでは「召し上がれ」に対応するスペイン語の表現“aprovecho“と相性がいい「いただきます」が広まり始めた。 独立記念日について: 9月16日は、月曜日だった。土日月と三連休になるので、友人たちは帰省したり、旅行に行ったりというようなさまざまな過ごし方が見られた。独立記念日の重要なイベントDa el gritoを見に行くため、寮に残っていた友人を誘って近くの公園に向かった。夜10:00頃から12:00頃まで人々が叫び始めるのを待っていたが、到着した時点でその時間は終わったという。人々の叫んでいる姿を目にすることは叶わなかったが、屋台の食べ物と、マリアッチや歌手の華やかなパフォーマンスを楽しんだ。その日は9月の中でも特に天気が悪い日で、バケツをひっくり返したような大雨にもかかわらず大勢の人が集まっていた。親子三代で参加する家族も多くいて、さながら日本の夏祭りのようである。テンガロンハットをかぶっていたり、メキシコらしい意匠を凝らしたドレスなど思い思いのファッションが見受けられた。仲良くなった寮の掃除のおばちゃんに、メキシコカラーのリボンをもらったので、それをつけて参加した。夜の9:00頃に突然誘って、天気の悪い中ついてきてくれた友人の寛容さとフットワークの軽さに深く感謝した。 休日について: 9月初旬はテストがあり、学生は皆一層勉強に励んでいた。自分もまた例外ではなく、夜は同居人の睡眠を妨げないように寮の自習エリアに移動し、普段と変わらない分量の課題とテスト勉強に取り組んだ。寮主催の独立記念日のレクリエーションで仲良くなった友人に、朝食に誘ってもらった。メキシコの家庭料理などを振る舞ってもらい、別の日に自分はオムライスを振る舞った。和気あいあいと話をしながら料理をして、レストランに行くだけではわからない食事の様子を垣間見ることができた。他の日には友人の家に食べ物を持ち寄ってお酒を飲みながら話をしたり、I-Link(留学生を支援する団体で、留学生一人一人につくバディたちで構成される)主催のイベントに参加した。同じ日にバリエーション豊富なイベントが開催され、どれか一つを選んでいくのか、早朝から夕方までのすべてを網羅するのか性格によって楽しみ方は人それぞれである。自分はあまりにも高いパーティーの開催頻度に気疲れし、そのイベントの中でも以前から行きたいと考えていたParque Fundidoraでのアイススケートと、メキシコの工業発展を支えたという溶鉱炉をリノベーションした博物館の見学に参加した。 コミュニケーションについて: キッチンでの料理や英会話クラブへの参加がルーティン化することで、いつも〇〇にいるでしょ、スペイン語上手だね、と声をかけられることが多くなった。最初の30分は英語で、残りの30分はメキシコの文化をテーマに、スペイン語での会話を行う計1時間の英会話クラブに参加することで、初めて会話というものをこなせている感覚がある。聞き手に回るだけでなく相手の話に対応した返答などができるようになったことで、モチベーションの向上や会話への慣れを実感している。普段の生活や授業の中で、発音が比較的容易なスペイン語はやや伝わるものの、自分の英語はかなり伝わりづらいと感じた。以前の自分であれば伝わらない会話はすぐにやめて相手の話を聞くことに集中していた。しかし今月は諦めずに伝わるまで話を続ける努力ができたと思う。時には翻訳アプリなども使って自分の話したいことを完結させることができたので、コミュニケーションも以前よりは取れるようになってきたと感じる。
イベロアメリカ言語学科 4年 交換
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