月次報告書 2025-02
プロフィール
学科
イベロアメリカ言語学科
学年
4年
専攻
スペイン語専攻
留学期間
2024-08-01 ~ 2025-05-31
留学種別
交換
生活編
7ヶ月目 耳馴染む言葉と音で知る事情 スーツケースにまだいる英世

NUTの学生について: 昨年度NUTから短期研修のために渡航し、インターンシップのため再びUDEMに戻ってきたという友人の情報で、今年も数人日本人の学生が来ると言われて以来、どんな学生たちが来るのか楽しみにしていた。久しぶりに日本語に触れ、日本から持って来てくれたお菓子をもらったりなど、楽しく時間を過ごした。合計で14人の学生が来たという。モンテレイの人々の定番の週末の楽しみ方というcarne asadaをしたり、Chipinqueにハイキングに行ったりなどした。たった1ヶ月の期間ではあったが、とても親しくなることができ、最後は涙ながらに見送った。NUTからきた学生たちは英語が得意で、自分も英語の学習を頑張りたいという気持ちになったことと、それぞれのコミュニケーション能力や、なんでも楽しもうというアクティブな姿勢から学ぶことがたくさんあった。スペイン語での会話においては、NUTの学生と相手の間に立つことで自分が培ってきたスペイン語の能力を活かすことができ、自信になった。 バレンタインについて: 学校の内外を問わず、この日人々は花を抱えて歩いていた。ILInk主催のパーティがあったり、友達同士でもバラを送りあったりしていた。少しご機嫌なムードが漂い、寒い1日ではあったものの、どこか浮き足立ったような陽気が感じられた。ハンバーガーチェーンCarl’s Jr.では、お客さん同士がスタッフの目の前でキスをすると、1つだけハンバーガーが1ペソで購入できるというキャンペーンをやっていた。たったそれだけで、その日だけはハンバーガーが安く購入できるので友人と一緒に行った。5人で行ったので、本人は一部始終を動画に収めて笑っていた。真面目にふざける彼らの姿が面白かったので。恋人はもちろん、家族やその他どんな間柄でも、明らかに恋人でなくても大丈夫なので、記念に行ってみてもいいかも。 Chipinqueについて: Cerro Chipinqueからの眺めは、モンテレイを一望できる。景色を見下ろし、大学を探してみたが、中間地点からでもすでに小さく、見つけられないほどである。その分、zona metropolitanaにあるホテルやfashion driveなどモンテレイを象徴する華やかなエリアにある高層ビルたちがよく目立つ。頂上まで登ることは難しかったが、中腹の時点で見晴らしは十分美しく登りごたえがあった。せっかく山が近くにあるので、いつか登ってみたいと思っていたがそれを親しい友人たちと叶えられて良かった。夕方下山し、疲労困憊の中Carl’s Jr.に向かった。2月15日、飾り付けは残っていたもののキャンペーンは昨日限りで終わっていた。 Quinceañeraについて: 友人が一緒に行こうと言ってくれたので、quinseañeraにお邪魔させてもらった。そのことで、謎が解けた。fashion driveでよく見かける、ドレスを着た美しい女性たちは誰なのか。全く違うものではあるが、雰囲気は結婚式に呼ばれた感覚に近く、他はスーツやドレスで参加していた。参加者全員が家族とは考えにくいが、主役の15歳の女性と親しい人々が100人はいそうな空間で、少し萎縮してしまった。色々な用途で使えるので、今回の留学にスーツを持ってきても良かったかもしれないと感じた。見ず知らずの女性ではあったが、15歳を迎えた女性の今までの人生の歩みなどを垣間見せてもらったことで、感動的な機会にお邪魔させてもらうことができた。

住居形態
学生寮
無線LAN(Wi-Fi)
月額費用
メキシコ ペソ
7.4063円
内訳 費用(現地通貨) 日本円換算
家賃 0 0円
水道光熱費 0 0円
学費・教材費 0 0円
交通費 1,755 12,998円
通信費 710.56 5,263円
食費・その他 6,193 45,867円
合計 8,658.56 64,128円
授業編
Español Avanzado
スペイン語上級
語学(地域言語)
720分
テストに備えて、artículoのような長文の読解を行う。今までにやってきたような基礎的な内容でなく、親しみやすいテーマではあるもののそれなりに手応えのある内容で、わからないことも多い。テスト以外では、問題を解き、他の学生の文章の形になったような回答を聞く。intermedioまでは問題に対して1単語の形で回答を行うことも多かったが、avanzadoでは常に文章の形で回答することが求められる。日常会話のスピードにつられて、文法について特に意識できていない今の状況では難しい。これからも頑張りたい。
Professional Writing in English
プロフェッショナルライティング
講義(英語)
360分
先生の使う単語が聞き慣れず、どのようなことを学習しているのか掴みづらいが、やることは変わらず文章を書く際に役に立つ単語の学習である。自分がサービスや商品を売ることを想定し、他の商品(サービス)と比較してどのような点が優れているか、などを授業で学んだ語彙を交えながら文章にしていく。どのようなことを書いていいかわからないので、長文を書くことは苦手ということと、書いたはいいものの文法などに誤りがあることも多く難しいが、完成した時の達成感がある。
Men and gender
男性とジェンダー
講義(地域言語)
720分
No one would tellという短編映画を見て感想を書く。暴力的な男性は、大抵2つの型に分けられる。カッとなったら手がつけられないピットブル型と、外見的には気付けない、言動で相手を傷つけるモラハラ的な行動が多いコブラ型で、今回はコブラ型とされる暴力の典型を確認した。タイトル通り、加害者の暴力性に気づいていながら、誰も、被害者でさえも何も言おうとしなかったという実話を元にしたストーリーだった。
Intermediate English
中級英語
語学(英語)
720分
日常で使う語彙と、文法的な内容を学習した。ペアワークが多く、だんだんいつものメンバーというものが固定されてきていて、楽しく授業に参加している。授業は文法の問題を解く時間が与えられ、全員で答え合わせをするスタイル。チームで提出する課題も多く、英語の実力は大きく差がないので、教えてもらったり、自分でもわかることはわからない人に説明するなどいいバランスで授業に参加できている。テストはリスニング以外は選択ではないので、入力する必要がある。ちょっとしたスペルミスが無いよう次のテストは頑張りたい。