月次報告書 2025-01
プロフィール
学科
イベロアメリカ言語学科
学年
3年
専攻
スペイン語専攻
留学期間
2024-08-01 ~ 2025-05-31
留学種別
交換
生活編
6ヶ月目 なんとかなるのではなく、なんとかする  feat.フリーダの不屈の精神

お正月について: 宿の向かいのビルの窓の、割れたままのガラスにメキシコらしさを感じていた。メキシコシティのセントロに大きなクリスマスツリーを残したまま、大晦日のカウントダウンが始まった。街に響く爆竹と数人の駆ける足音。目の前の通りで聞きなれない大きな音がすると、少しドキッとする。そういうところに留学の面白さがある。心残りはM-1が見られなかったことくらいで、あとは楽しく過ごせた一年間だったので、よかったと思う。留学前から着々と準備を進めてきたことも良い経験だった。自分がどんなものに興味を惹かれるのか、何が苦手なのか気づくきっかけになったのは留学だった。 寮の支払いについて: 前学期と同じく、寮の家賃の支払いを一括でしようとしたが、何か制限がかかっているという理由でできなかった。こちらには思い当たる制限はなかったので、何度か試そうとしたが結果は何度やっても同じだった。前学期も支払いに問題があったことと、支払いページの見方も少し難しいと思う。結果何度か試させてもらうことで問題を解決した。 履修登録について: 旅行から帰った後は来る新学期に向けて、楽しく過ごせるだろうかという不安を持ちながら履修登録をしようとしていたが、前の学期では見られていた留学生が履修できる授業一覧が届かなかった。大学は休暇に入っている。仕方がないので大学が開き次第すぐに相談しに行こうと思った矢先DIPIが閉鎖されていた。勝手にcompañerosと呼んでいる前学期共に学んだ友人の一人に連絡し、とりあえず履修したい授業には目星をつけた。30分ほど並び、DIPIの担当者に直接履修登録を依頼し、4つの授業を履修した。もう一つ授業を取ろうと考えていたが、人数制限があったので、その授業は取れなかった。留学の醍醐味は授業だけではないので、それ以外の部分を充実させていこうという方針で行くことに決めた。 就活について: 学業優先で少しずつ面接に参加している。会社にもよりけりだが対面のイベントに参加できないからといって不利になることはないということと、出国前の6月から少しずつセミナーに参加しておいて、業界を知っておくだけでも十分だと個人的には考えている。早期選考等をする企業が数多くあるので、帰国後に慌てて就活を始めるよりいいと思った。元々は留学中に就活を始める気はなかったので、スーツも証明写真も用意していなかった。オンラインでのイベントや面接を凌ぐためのジャケットを工面するとか、写真スタジオに行って写真を撮ってもらう必要があった。 (今月の交通費には1本分の飛行機代や空港に行くためのuber代などが含まれております。バスが12ペソ、市内をuberを利用して移動するだけならそれほど高くはつきません。日常生活に関しては他の月の月次報告書が参考になると思いますのでご覧ください。)

住居形態
学生寮
無線LAN(Wi-Fi)
月額費用
メキシコ ペソ
7.6453円
内訳 費用(現地通貨) 日本円換算
家賃 81,000 619,269円
水道光熱費 0 0円
学費・教材費 570 4,358円
交通費 3,278 25,061円
通信費 710.56 5,432円
食費・その他 9,031.87 69,051円
合計 94,590.43 723,171円
授業編
Español Avanzado
スペイン語上級
語学(地域言語)
720分
全学期と先生が変わり、より高度な内容になった。自己紹介等から始まり、新しい文法を習うというよりは、文法の復習のような内容や、読解やリスニングを主に学習する。現在完了をメインに文章を作ったり、教科書の問題を解いたり、長文の読解に挑戦している。知らない単語ばかりなので、予習などを怠らずに行う必要がある。履修している学生は留学生がほとんどで、それぞれ違う言語を母語としながらも、教室ではスペイン語での会話が行われる。自主的にスペイン語を使っているので、熱心な学生が多いと思う。前学期同じスペイン語の授業を履修していた友人と再び同じクラスになれたので、スペイン語での会話に挑戦したり、励ましあったりしながら学習に取り組んでいる。
Professional Writing in English
プロフェッショナルライティング
講義(英語)
720分
オンラインの授業。文章を書く際に有効な表現や単語を学習する。たまに文法や慣用句などについての意味を確認し、課題の提出を行う。普段の会話では使わないような、知らない単語ばかりなので、毎回新しい表現に触れることができる。課題は日常会話より高度な内容の文章を書いて提出する。
Men and gender
男性とジェンダー
講義(地域言語)
720分
男性視点からの、女性への暴力やその要因、男性がどのように行動するべきか学習する。自分は男性ではないが、KUISではLGBTQ+や女性からの視点での暴力や差別等についての授業を受けていたので、男性からの視点を学ぶことも大事だと思い履修した。ポップコーンやピザなどを食べながら、映画”once were warriors”を通してあからさまに男性的な主人公の残虐さと、そんな彼を慕って人が主人公の元に集まってくるという設定から、当時の価値観を学んだ。母の日、父の日のキャンペーンなどについて、お父さんにはお酒、お母さんには家電、などそれぞれに対してのプレゼントについて話し合い、日常に潜む格差について学習した。
Intermediate English
中級英語
語学(英語)
720分
日常会話における必要な単語や、現在完了進行形の使い分けなどを学習した。現地の学生が最も多く、留学生も数人履修している。ペアワークも交えつつ、プリント等での課題を行い、全体で答えを確認する。文章を確認することで改めて、英語のルールを再確認する必要があると思った。