11月になってすぐ、トレドに旅行に行きました。マドリードからはRenfeという電車に乗って電車で30分でいける場所です。電車からはオリーブ畑が見えたり、トレドの景色を見てマドリードから30分離れただけで景色が一変し、別の国に来たような感覚でした。トレドはとても坂が多くスペインに来てから結構歩いていますが、1番歩いた気がします。大聖堂は圧巻で、とても広いので何周しても飽きません。帰りにマサパンも買いま した。日本の和菓子に似ている味がして日本が恋しくなりました。トレドから帰った日はたくさん歩いたのでよく寝れました。マドリードからも近く、日帰りで楽しめるのでオススメです。(写真はトレドの夜景です。食費・その他にはこのトレドで使った金額も入れています。) 今月はUAHに来て初めてのテストがありました。中間試験なのでまずは試験の形式になれることが大事だと思いテストに挑みました。基本的に合格点は6割です。テストが10点満点なので6点が取れば問題ありません。 Introducción a la economía の授業は計算が多いので電卓の持ち込みができます。用語の理解はできていてその用語の意味が聞かれたら自分なりの言葉で説明できるような対策とレクチャーの授業で扱った問題は何度も解き直してテストに臨みました。テストを受け終わって正直自分が6割を取れている自信もありませんでした。ですが先生が解説中ずっと「muy mal」と連呼していたのでクラス全体的に点数が悪かったようです。スペインでは答案用紙が返されるのではなく、解説授業が終わったら先生に直接点数を聞きにいきます。既に自信がないので聞きたくもありませんでしたがしょうがなく聞きにいきました。正直思い出したくもないし、今までの人生で受けてきたテストの中で1番点数が低く、自分の勉強方法が悪かったのか、ただただ自分の知識量の問題なのかわからず立ち直れませんでした。この授業は内容も興味深く、聞いているだけでもすごく身になる授業で今履修している授業の中で1番好きな授業なのでショックが余計大きかったです。ショックが大きく、凹んだ分、もっと内容を深く理解したい・点数が取れるようになりたいと勉強のやる気にもなりました。 テストの結果が散々だったからなのか翌週の授業から先生によく当てられるようになりました。「日本のペットボトルの水はいくら?」という簡単な問いから「日本のGDPはどこが計算してるの?」といったマニアックな問いまでスペインの具体例が出てくると必ず私が当てられ日本に関することは全て私が答えるようになりました。今まで日本などの他国の例を扱っていなかったので驚きです。日本語では答えられてもスペイン語ではなんと言うのかわからない時はとても悔しいです。授業を履修している約80人の日本の印象・知識が私の一言で変わるので責任重大です。スライドを訳す際に日本のことを聞かれそうな部分は自分で先に調べておいて対策をしています。授業の平常点を取れるチャンスだと思い必死に食いついています。 今月はTIEの受け取りにいきました。受け取り時間が決まっているので、時間内にパスポートと引き換え用紙を持っていくだけで受け取れました。女性の警察官の方が担当してくれましたが、正直怖くて受け取れなかったらどうしようと思っていました。ですが去り際に「muchas gracias」と言ったら笑顔で手を振り返してくれて嬉しかったです。これで10ヶ月の留学に必要な書類の受け取りは全て終わりました。やっと合法的にスペインに滞在できます。ここまで全て円滑に終わり安心しています。 改めて、これからもよろしく。スペイン🇪🇸
内訳 | 費用(現地通貨) | 日本円換算 |
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家賃 | 765 | 123,081円 |
水道光熱費 | 0 | 0円 |
学費・教材費 | 0 | 0円 |
交通費 | 8 | 1,287円 |
通信費 | 10 | 1,609円 |
食費・その他 | 268.35 | 43,175円 |
合計 | 1,051.35 | 169,152円 |