月次報告書 2025-06
プロフィール
学科
イベロアメリカ言語学科
学年
4年
専攻
ブラジル・ポルトガル語専攻
留学期間
2025-02-01 ~ 2025-12-31
留学種別
交換
生活編
イベントいっぱいの6月‼︎‼︎

ついに冬に突入しました。下旬になるにつれ、日中でも風が冷たく、とても寒く感じるようになりました。日が落ちるのも早く、朝晩は特に冷え込みます。そんなときは、暖かい飲み物や厚手の服が欠かせません。友人とのお別れの時期も近づいてきていて、少しさみしい気持ちです。留学生活も折り返しに差し掛かり、毎日があっという間に過ぎていくように感じます。特に今月はテストが重なり、自分の中で一番忙しかった月でした。  ▶︎気候 想像していたよりも、ブラジルの冬は寒く感じます。留学前は「パーカーなんて必要ないだろう」と勝手に考えていましたが、現在持っている服の中で最も厚手なのは、長袖のスウェットと薄手の長袖シャツ程度でした。そのため、以前から気になっていたUSPのパーカーを学内のショップで購入しました。また、ユニクロのヒートテックのような防寒インナーも非常に役立つので、留学前に数着用意しておくことをおすすめします。夜はもちろん毛布が必須です。近くのスーパーで簡単に手に入ります。  ▶︎大学生活 すべての科目で試験やレポートがありました。一部の教科には特に力を入れていたため、テストの結果は教科ごとに偏りが出てしまいました。特にトゥピ語の授業は私にとって大きな負担でした。言語を学ぶには時間がかかりますし、頭に新しいことをインプットする必要があるためです。さらに、文法構造も単語もポルトガル語とはまったく異なっていたので、覚えることに集中するしかありませんでした。テストは上手くできなかったものの、授業でトゥピの先住民について学べたことは貴重で、履修して後悔はありません。一方、レポートについては、自分の中でうまくまとめられたと感じています。ブラジル人の友達にもアドバイスをもらいながら、なんとか期限内に提出することができました。 ▶︎食事 今月もbandejãoに通っています。正直、味に飽きることもありますが、帰国が近い留学生と残りの時間をできるだけ一緒に過ごせるよう、大学で食事を済ませています。4か月も経つと、日本食が本当に恋しくなります。サンパウロは他の地域に比べ、日本食が身近にあります。すき家があるだけでなく、ラーメンや定食屋さん、居酒屋のようなお店もあります。ただし、味は100%同じかと言われると、やはり少し違います。特にお寿司については、魚以外にチョコレートやフルーツが載っているものをレストランでよく見かけます。最初は衝撃でしたが、今では見慣れました。 ▶︎誕生日の文化 今月の上旬に、誕生日を迎えました。せっかくならみんなでお祝いしたいと思い、Shareの Churrascaria を借りてパーティーを開きました。実はブラジルでは日本とは異なる面白い誕生日の文化があるので、紹介します。まず、誕生日の主役がケーキを用意して、みんなに振る舞うのがブラジル式です。日本ではなかなか考えられないことだと思います。また、誕生日パーティーを開催するときはテーマを決めるのが一般的だそうで、私もそのとき初めて知りました。日本では定番のバースデーソングをみんなで歌った後にロウソクの火を消しますが、ブラジルでは歌の後に「E pique!」から始まる掛け声があります。最後に自分の名前を複数回呼ばれている間に火を消すというのが習慣です。ちなみに、私の仲のいい友達は半月前までポルトガルに留学していましたが、ポルトガルでは違う掛け声を使うそうです。さらに、火を消した後は自分でケーキを取り分けます。切り方にも特徴があり、ナイフをケーキの下から刺して上に向けて切ると運が上昇する意味があるそうです。そして、最初にケーキを渡すのは自分にとって一番大切な人という決まりもあります。渡す瞬間は少し恥ずかしいですが、とても心温まる文化だと感じました。 ▶︎Festa Juninaの参加 ブラジルでは毎年6月中旬から7月にかけて、「フェスタ・ジュニーナ」と呼ばれる収穫祭が行われます。私はKUISでこの祭りを体験したことがありましたが、現地で参加してみると、雰囲気や規模の違いを強く感じました。今回は、大学内と大学近くの教会で開催されたフェスタ・ジュニーナに参加しました。この祭りではさまざまな料理が名物ですが、特にトウモロコシを使った料理が多いのが特徴です。しかし、私はブラジルのトウモロコシ料理があまり得意ではないため、温かいスープの Caldo verdeを食べていました。現地で実際に生活しているからこそ体験できる文化行事だと感じ、改めてブラジル文化の奥深さを実感しました。 ▶︎休日の過ごし方 今月も多くのイベントがありました。みんなで3Lの巨大なアサイーに挑戦したり、São Paulo FCのサッカー観戦をしたりしました。また、誕生日パーティー第2弾としてカラオケにも行きました。日本のアニメソングはカラオケでとても盛り上がります。特に「Stay With Me」は、ほとんどの若いブラジル人が知っていて驚きました。ただし、日本のように採点機能があるカラオケではなく、基本的には自由に歌うスタイルです。場所によってはYouTubeで曲を検索し、その映像に合わせて歌うカラオケバーもあります。日本の飲み放題付きドリンクバーが少し恋しくなりました。 楽しい出来事があった一方で、留学生との別れの季節もやってきました。同じShareに住み、よく一緒に出かけていた香港人の留学生が、今月中旬にイギリスへ戻ることになりました。彼は広東語や英語だけでなく、ポルトガル語をはじめとしたさまざまな言語を話し、行動力もあり、私にとって良い刺激を与えてくれる存在でした。そんな彼との別れはとても寂しかったですが、また会えることを信じて前向きに頑張りたいと思います。 月末には「留学生の会」という、私たち日本人留学生にとって大きなイベントがありました。年に2回開催され、主にサンパウロ在住の駐在員の方々と留学生が交流する会です。さまざまな業界で活躍されている方のお話を聞くことができ、大きな刺激を受けました。就職活動に不安を感じている人ほど、ぜひ参加することをおすすめしたいです。

住居形態
その他 república
無線LAN(Wi-Fi) その他
月額費用
ブラジル レアール
26.34円
内訳 費用(現地通貨) 日本円換算
家賃 3,025 79,679円
水道光熱費 0 0円
学費・教材費 0 0円
交通費 75 1,976円
通信費 64 1,686円
食費・その他 1,642 43,250円
合計 4,806 126,591円
授業編
Aspects of Brazilian Culture I
ブラジル文化の側面 Ⅰ
講義(地域言語)
240分
テストは実施されないが、最終レポートの締切が7月上旬に設定されている。これまで週替わりで扱われてきた各テーマの中から一つを選択し、そのテーマについてレポートを作成する形式である。書式にも一定の規定があるため、執筆の際には十分注意する必要がある。また、Googleフォーム上にレポートを添付して提出する形式であるため、提出方法についても確認が必要である。
Japanese culture l
日本文化 l
講義(地域言語)
360分
今月、授業内で最終課題テストが行われた。テストはブラジル人と日本人が混ざった3〜4人1組のグループ形式で実施され、3つの質問についてグループで話し合いながら長文で回答する内容だった。制限時間は120分で、内容自体は難しかったが、協力しながら最後まで取り組むことができた。日本語では理解できる内容でも、それをポルトガル語でどのように表現するかが難しく、特に言い回しの面で苦戦したテストだった。
Japanese Literature l
日本文学 I
講義(地域言語)
240分
今月課題評価の締切があった。手紙を書く形式で、自分の好きな日本文学作品を友人に紹介することを想定した内容だった。私は宮沢賢治の『銀河鉄道の夜』を取り上げた。大学内には「Casa de Cultura Japonesa」という施設があり、日本の文学作品や漫画が常設されているため、そこで本を借りて読み直し、課題に臨んだ。作品の魅力を自分の言葉で伝えることを意識しながら取り組むことができた。
Tupi I
トゥピ語 I
語学(地域言語)
360分
最終課題は筆記形式で行われ、これまでの授業内容全体から出題された。留学生向けに現地の学生よりも試験範囲はやや短く設定されていたものの、それでも内容は非常に難しかった。事前に対策学習は行っていたが、単語や文法が日本語とかけ離れているため、理解や解答に苦戦し、当日は制限時間ぎりぎりまで回答を続けることになった。これまで受けた授業の中でも、特に難易度の高い課題だったと感じている。一方で、授業を通じて、ブラジル国内の多くの地名と先住民言語の関係性に対する関心が一層高まった。
Toponymy Ⅲ
地名学 III
講義(地域言語)
480分
この授業では、留学生向けにテストの代わりとしてレポート課題が課された。あらかじめ提示された複数のテーマの中から一つを選択し、それについて執筆する形式であった。参考文献の記載方法をはじめとするポルトガル語の規則に従う必要があり、それらを正確に理解し形式に反映させながら、長文を執筆することに特に苦労した。