前期の授業が全て終わり、いよいよ友人たちとの別れの季節となりました。ですが、彼らと過ごすブラジルの思い出も残りわずか!ということで、みんなでイグアスの滝に旅行してきました。 ▶︎気候 夜は毛布に包まれて眠るほど冷え込みます。特に朝方と夜間は寒さが厳しく、防寒対策が重要です。一方で、日中は半袖で過ごせることもあり、依然として服装の調整が難しい状況です。 ▶︎大学生活 授業がすでに終了していたため、大学内のにぎわいもほとんどなくなっていました。いつも混雑していたバスも空いており、どこか寂しさを感じました。イグアス旅行で出費が重なったこともあり、しばらくは朝昼晩ともにbandejãoを利用し、節約に努めました。イベントが落ち着いた7月中旬から下旬にかけては、朝から夜まで大学図書館で友人とともに勉強して過ごしました。その後、皆で学生食堂へ向かうのが日課となっていました。 ▶︎食事 bandejãoで食事を済ませることが多いものの、やはり日本食が恋しくなることもあります。サンパウロでは、他の州と比べて日本食を食べられる機会が多いと感じます。それでも、日本の味とはやや異なるものもあるうえ、価格も比較的高い傾向にあります。そのため、最終的には自炊で豚汁やカレー、豚バラと白菜の鍋などを作ることが多くなりました。一方で、ラーメンやうどんは比較的日本の味に近く、美味しいと感じることがほとんどです。 ▶︎RNM申請について ブラジルに到着して5ヶ月目、ついにPolícia FederalでRNMの申請をする日が来ました。予約時間に必要書類を持って行きましたが、4時間以上待つことになりました。以前、香港出身の友人に付き添ってPolícia Federalへ行ったことがあります。彼は14時頃の予約でしたが、待ち時間が長すぎてその日に申請ができませんでした。 【これからRNMを申請する方へ】 予約時間帯は「午前中の早い時間」をおすすめします。 ここで、私がブラジルで初めて差別を経験した出来事について述べます。サンパウロは日系人が多いため、ヨーロッパやアメリカで見られるような露骨な差別は比較的少ないとこれまで感じていました。しかし、セントロを歩いていると「chinês」や「ニーハオ」と声をかけられることがあります。基本的には無視していましたが、あまりにもしつこい場合には、日本人であると伝えることもありました。これまでは深く傷つくことはありませんでしたが、RNMの申請時にとてもショックな出来事がありました。 Polícia Federalの待合室で、イタリア人と思われる家族の子どもたちから、見たことのないジェスチャーを向けられました。最初は子どもの遊びだと思っていましたが、強い違和感を覚えたためその場で意味を調べました。その結果、それがイタリアで用いられる差別的な表現であることを知り、大きな衝撃を受けました。差別を受けたこと自体もつらい経験でしたが、それ以上に、幼い子どもたちがその意味を理解したうえでその行為をしていたことに深い悲しみを感じました。この出来事をきっかけに、人種差別について改めて深く考えるようになりました。 ▶︎日本祭りの参加 サンパウロでは、毎年7月に「Festival do Japão」と呼ばれる世界最大級の日本文化イベントが開催されています。会場には、47の都道府県人会を中心に、多くの日本食関連事業者のブースが出展しています。このイベントは3日間にわたって行われ、私はそのうちの2日間、宮城県人会のブースでボランティアとして活動してきました。実は、私が初めてブラジルに興味を持ったきっかけはこのイベントでした。そのため、実際に現地で参加することができ、とても嬉しく、良い経験となりました。会場は連日多くの来場者で賑わっており、日本文化がブラジル社会において広く受け入れられ、愛されていることを強く実感しました。 同日、同会場ではBtoB向けイベント「いいもの展」も開催されていました。都道府県別のブース出展に加え、現地インポーターやレストラン関係者に向けたPRセミナーも行われていました。私は、現地インポーターとのやりとりにおいて、通訳者の一人として短時間ながらボランティアに参加しました。自分の語学力では十分に伝えられない場面もあり、通訳の難しさを実感しましたが、同時に現在の実力を客観的に把握できる貴重な機会となりました。日系人や日本滞在経験の長いブラジル人、プロの通訳者などさまざまな方々の姿を間近で見ることができ、大きな刺激を受けました。そして、留学中に彼らのような流暢なポルトガル語を身につけたいという新たな目標も生まれました。 ▶︎週末の過ごした方 仲の良かった留学生との別れを前に、サンパウロ市内で思い出作りをしました。Liberdadeにあるメイドカフェを、数人のブラジル人の友達と日本人の留学生とともに訪れました。私は日本でメイドカフェを訪れた経験がないため日本との違いを比較することはできませんが、ブラジルでは人気が高いようで、休日には多くの人で賑わっていました。 【Iguaçu旅行】 片道約18時間かけて長距離バスに乗り、イグアスの滝がある地域へ訪れました。飛行機を早めに予約していなかったため航空券の価格が高騰してしまい、友人たちより一足先にバスで移動することになりました。行きはCamaを利用したため快適に過ごすことができました。帰りは通常の座席でしたが、無事に乗り切ることができました。3泊4日滞在し、そのうち1日はアルゼンチン側からイグアスの滝を見学しました。世界三大瀑布の一つと称されるだけあり、その迫力は圧巻でした。特にアルゼンチン側は滝との距離が近く、より一層の迫力を感じました。ただし、この季節のイグアスは非常に寒く、防寒着を十分に持参していなかったため、友人の上着を借りて過ごしました。また、近隣にあるParque das Avesでは私の大好きな動物でもあるtucanoを直接見ることができるのでおすすめの観光スポットです。 【Campos do Jordão旅行】 スイスのような街並みとチョコレートで有名な、サンパウロ州東部のカンポス・ド・ジョルダンを、留学生の日本人組とブラジル人の友人たちと訪れました。サンパウロ大都市圏と比べて物価がやや高いと感じる場面が多くありました。また、真冬ということもあり、最低気温が3度まで下がる日もあり、日本と同じような寒さをブラジルで体験しました。一方で、標高が高く冬で空気が澄んでいたため、天の川がはっきりと見えるほど美しい星空を観察することができました。自然の豊かさとヨーロッパ風の景観が調和した、印象的な場所でした。 ▶︎最後に 同じShareに住んでいた日本人留学生2人、ルームメイトの恋人でよく一緒に食事をした中国人留学生、同じShareに住んでいたイギリス人留学生、そしてサンパウロ市内の韓国料理店でよく一緒に食事をした韓国人留学生など、多様な国籍の友人たちとの出会いは、私の留学生活をより豊かなものにしてくれました。彼らには心から感謝しています。
| 内訳 | 費用(現地通貨) | 日本円換算 |
|---|---|---|
| 家賃 | 3,025 | 80,223円 |
| 水道光熱費 | 0 | 0円 |
| 学費・教材費 | 0 | 0円 |
| 交通費 | 818 | 21,693円 |
| 通信費 | 64 | 1,697円 |
| 食費・その他 | 2,260 | 59,935円 |
| 合計 | 6,167 | 163,548円 |