アルゼンチンに来てから8ヶ月が経ち、今回の留学は残り2ヶ月となってしまいました。10月は気温が穏やかで晴れの日が多く、最も過ごしやすいと感じました。これまでたくさんのことを経験させてもらいましたが、残りの期間でもやり残したことがないようにいろんなことに挑戦したいです。 ⚪︎学校 今月は英語の授業のテストがありました。このテストで6割以上の成績を収めることができれば合格ですが、残念ながら惜しくも点数が足りませんでした。英語の長文をスペイン語で要約するという問題で、出題される単語や文章のレベルが高く感じました。来月に再度受験することが可能なのでしっかり対策し、また、辞書を持ち込むことも可能なので、次回は辞書を用意して臨みたいと思います。 ⚪︎日常生活 今月初旬にブエノス・アイレスで開催された"Festival de la Milanesa"(ミラネーサ祭り)というイベントに行きました。ミラネーサはアルゼンチンのソウルフードで、主材料やトッピング、調理法などによって様々な種類があり、今回のイベントではアルゼンチンで人気のお店がたくさん出店していました。 また、今月は寮内で住民による決起集会とアサードも行いました。 ⚪︎ニュース 10月に日本では自民党総裁選や新内閣の組閣といったイベントがありましたが、アルゼンチンでは同月、国会議員中間選挙が行われ、ハビエル・ミレイ大統領率いる与党が大勝したそうです。この勝利によって、国家支出の削減及び経済の規制緩和といった政策が進み、また、アメリカのドナルド・トランプ大統領による対アルゼンチン支援策の実行が徐々に確実性を増しました。 ミレイ政権の行う政策によって財政赤字が大幅に軽減され、インフレ大抑制という米トランプ大統領が賞賛するほどの事を成しましたが、その一方で労働者の失業や、公共サービスの崩壊、購買力の低下など多くの深刻な問題が発生しています。このような問題が国民の反発を生み、大規模なストライキや過激なデモ活動が行われています。私がアルゼンチンで留学生活を送る中で、たびたびストライキやデモ活動を目にします。私が主に目にしたのは、学生や学校教員によるストライキと、労働組合によるゼネストでした。特に、ブエノス・アイレスで行われる活動は大規模で暴力的なものもあります。私が住んでいるラ・プラタ市内でも月に1、2回ほど定期的にストライキがあります。アルゼンチンを訪れる際は、こうした活動を行っている集団にはむやみに近づかないことを強くお勧めします。
| 内訳 | 費用(現地通貨) | 日本円換算 |
|---|---|---|
| 家賃 | 300,000 | 32,100円 |
| 水道光熱費 | 0 | 0円 |
| 学費・教材費 | 29,700 | 3,178円 |
| 交通費 | 0 | 0円 |
| 通信費 | 0 | 0円 |
| 食費・その他 | 142,860 | 15,286円 |
| 合計 | 472,560 | 50,564円 |