月次報告書 2025-10
プロフィール
学科
イベロアメリカ言語学科
学年
3年
専攻
スペイン語専攻
留学期間
2025-03-01 ~ 2025-12-31
留学種別
交換
生活編
アルゼンチン留学8ヶ月目

アルゼンチンに来てから8ヶ月が経ち、今回の留学は残り2ヶ月となってしまいました。10月は気温が穏やかで晴れの日が多く、最も過ごしやすいと感じました。これまでたくさんのことを経験させてもらいましたが、残りの期間でもやり残したことがないようにいろんなことに挑戦したいです。  ⚪︎学校 今月は英語の授業のテストがありました。このテストで6割以上の成績を収めることができれば合格ですが、残念ながら惜しくも点数が足りませんでした。英語の長文をスペイン語で要約するという問題で、出題される単語や文章のレベルが高く感じました。来月に再度受験することが可能なのでしっかり対策し、また、辞書を持ち込むことも可能なので、次回は辞書を用意して臨みたいと思います。 ⚪︎日常生活 今月初旬にブエノス・アイレスで開催された"Festival de la Milanesa"(ミラネーサ祭り)というイベントに行きました。ミラネーサはアルゼンチンのソウルフードで、主材料やトッピング、調理法などによって様々な種類があり、今回のイベントではアルゼンチンで人気のお店がたくさん出店していました。 また、今月は寮内で住民による決起集会とアサードも行いました。 ⚪︎ニュース 10月に日本では自民党総裁選や新内閣の組閣といったイベントがありましたが、アルゼンチンでは同月、国会議員中間選挙が行われ、ハビエル・ミレイ大統領率いる与党が大勝したそうです。この勝利によって、国家支出の削減及び経済の規制緩和といった政策が進み、また、アメリカのドナルド・トランプ大統領による対アルゼンチン支援策の実行が徐々に確実性を増しました。 ミレイ政権の行う政策によって財政赤字が大幅に軽減され、インフレ大抑制という米トランプ大統領が賞賛するほどの事を成しましたが、その一方で労働者の失業や、公共サービスの崩壊、購買力の低下など多くの深刻な問題が発生しています。このような問題が国民の反発を生み、大規模なストライキや過激なデモ活動が行われています。私がアルゼンチンで留学生活を送る中で、たびたびストライキやデモ活動を目にします。私が主に目にしたのは、学生や学校教員によるストライキと、労働組合によるゼネストでした。特に、ブエノス・アイレスで行われる活動は大規模で暴力的なものもあります。私が住んでいるラ・プラタ市内でも月に1、2回ほど定期的にストライキがあります。アルゼンチンを訪れる際は、こうした活動を行っている集団にはむやみに近づかないことを強くお勧めします。

住居形態
学生寮
無線LAN(Wi-Fi)
月額費用
アルゼンチン ペソ
0.107円
内訳 費用(現地通貨) 日本円換算
家賃 300,000 32,100円
水道光熱費 0 0円
学費・教材費 29,700 3,178円
交通費 0 0円
通信費 0 0円
食費・その他 142,860 15,286円
合計 472,560 50,564円
授業編
English training Ⅱ (theoretical)
英語能力養成2 (理論編)
講義(英語)
480分
英語の文章をどのように理解するか分析方法や理論を学ぶ。テキストや資料はオンラインで配布される。テキスト類は英語だが、授業はほとんどスペイン語で進行される。人数は20名程度。対面講義形式で、先生の質問に対し多くの生徒が積極的に発言、意見を述べている。
English training Ⅱ (practical)
英語能力養成2(実践編)
講義(英語)
480分
英語の文章をどのように理解するかについて(teórico)で学んだことからワークを通して実践的にスペイン語で分析する授業。テキストや資料はオンラインで配布される。課題が出され、授業内で解説される。テキスト類は英語だが、授業はほとんどスペイン語で進行される。人数は30名程度。対面講義形式で、先生の質問に対し多くの生徒が積極的に発言、意見を述べている。
Spanish Course
スペイン語コース
語学(地域言語)
660分
スペイン語の基礎をワークやディスカッションを通じて学ぶ留学生向けの授業。対面とオンラインで開講される。人数は約10人で、さまざまな国の留学生が受講している。少人数なので先生と生徒との対話が発生しやすく、わからないところも気軽に質問することが可能。