月次報告書 2025-07
プロフィール
学科
イベロアメリカ言語学科
学年
3年
専攻
ブラジル・ポルトガル語専攻
留学期間
2025-04-01 ~ 2026-01-31
留学種別
交換
生活編
平穏

 先月も今月も暦の上では冬なのですが、6月の昼間は冬を感じさせないほど気温が高かったです。しかし今月は、太陽が出ていても気温が上がりきらない日もしばしば。本格的な冬の訪れを感じます。今月は驚くほど何もない月でしたが、来月は怒涛のテスト週間があるので、隙間時間をいかに大切に使えるかが問われる月でもありました。 〈食事〉  相変わらず学食は美味しくないですが、利用回数は先月に比べれば増えたように感じます。自炊ではどんなに食費を削ったとしても、学食の値段を下回ることはありません。積極的とまではいかないものの、可能な限りは学食を使うように心がけています。先日、ブラジルに来て初めて朝ごはんに日本米と焼き鮭を食べたのですが、明らかに1日の生活の質が違いました。現地のものを食べるのもいいですが、もし留学を考えている人で朝ごはんに米を食べている人は、留学開始後、少し無理してでも朝食に日本米を食べることをお勧めします。 〈気候〉  一度も半袖を着ませんでした。基本的には薄いロンTやパーカーなどで問題ないですが、夜遅い時間や雨が降ると、上着なしではかなり寒いです。 〈金銭〉  1レアルが26.5円を下回ることは基本ないです。留学開始時は25円ほどだったので、戻ってほしい気持ちはありますが、期待はしていません。7月1日に銀行口座を開設し、ようやくPixが使えるようになりました。さらに開設したときに担当してくれた人から、2週間ほどでキャッシュカードを配送すると言われました。しかし1ヶ月経ってもいまだに届きません。 〈授業〉  今学期終了まで1ヶ月を切り、期末テストに向けて本格的な準備が始まりました。筆記ならば授業ノートやスライドを見返しながら勉強すればなんとかなるのですが、グループで一つの作品を完成させなければならない授業は、複数回グループで集まり活動しなければならず大変です。相手が言っていることはある程度理解できるようになってきたものの、語彙力がまだまだ乏しいせいで「10」の内容で伝えたいのに、「4」くらいの情報量になってしまうのが悔しいです。  上記したように平穏だったこともあり、かなり内容の薄い報告書になってしまいました。しかし何も起きない、ということはゆとりのある生活を送れているという観点では、ある意味幸せなのかもしれません。来月はもう少し内容に厚みをもたらすことができる1ヶ月になってくれると嬉しいです。

住居形態
その他 República(シェアハウス)
無線LAN(Wi-Fi)
月額費用
ブラジル レアール
26.801円
内訳 費用(現地通貨) 日本円換算
家賃 1,000 26,801円
水道光熱費 0 0円
学費・教材費 0 0円
交通費 156 4,181円
通信費 114 3,055円
食費・その他 698 18,707円
合計 1,968 52,744円
授業編
Português para estrangeiros
外国人向けポルトガル語
語学(地域言語)
720分
動詞の活用がメインだった。過去形には2種類ある(完全過去、不完全過去)と学び、使い分けや、「子供の頃、何が好きだったか」というテーマのもと作文をしたりした。同様な形で過去形と過去未来形も学んだ。6月いっぱいでアルゼンチンやメキシコ、コロンビアなどの中南米組が帰国してしまったため、クラス人数は5~6人ほどとなった。
English I
英語 I
語学(英語)
960分
on, in, atの使い分け、under, aboveなどを使った位置を示す表現、規則的な過去形、不規則な過去形の活用など 今月末筆記のテストがあり、テスト内容は上記のものであった。内容は簡単だった。
Portuguese for Foreigners - Familiarization with UFJF
外国人のためのポルトガル語 - UFJFに慣れる
語学(地域言語)
960分
大学が管轄する施設や、その他JFの施設を訪れる機会があった。その施設の方の説明を聞きながら見学をし、小学校時代の「校外学習」のような体験をした。この機会がなければ訪れることがなかったかもしれないので、とても有意義な時間だった。
History of Brazil Republic
ブラジルの歴史 共和制時代
講義(地域言語)
720分
第一次世界大戦時代のブラジルの国内情勢、移民、ヨーロッパから受けた影響、ヨーロッパとの関わり方などを学んだ。特にナチスやソ連から受けた影響、労働運動の活発化などのところは説明が細かく、また個人的にもかなり興味のある内容だった。
Fundamentals of tourism
観光の基礎
講義(地域言語)
1080分
観光が地域に与える影響、その影響によるメリットとデメリット、政府の観光に対する関わり方などを学んだ。この授業では3回テストがあり、今月2回目があった。JFにおける新たなビジネスモデルを提案し、論理的にまとめ、それを筆記するという内容で、時間は30分、電子機器の持ち込みは一切禁止だったが、特別に電子辞書の持ち込みを認めてもらった。さらに1時間、テスト時間を延長してもらった。