月次報告書 2025-07
プロフィール
学科
イベロアメリカ言語学科
学年
4年
専攻
スペイン語専攻
留学期間
2024-09-01 ~ 2025-07-30
留学種別
交換
生活編
最後の1ヶ月、全力で本場の夏を楽しむ☀️

6月最終週から7月1週目にかけてスペインの海沿い北上旅をしました。Málaga, Mijas, Alicante, Barcelonaと今までの旅行で行けなかった場所を回って行きました。念願のスペインの海に入ることができて最高の夏になりました。日焼けで全身が痒く、皮が剥けるなんて小学生ぶりです。そのくらい全力でスペインの夏を楽しむことができたのだと思います。また誕生日をKUISのスペイン1年留学のみんなに祝ってもらえて嬉しかったです。Alicanteで食べた本場Andalucíaのパエリアが絶品でした。スペインで飽きるほどパエリアは食べてきましたが、一番美味しくて、さすが本場という感じです。 帰国直前には推しているK-POPアイドルのワールドツアーのマドリード公演に行ってきました。少しチケットは高かったですが、1年間頑張った自分へのご褒美ということでずっと楽しみにしていました。日本語学校で仲良くなったスペイン人の友達も同じ公演に行くので一緒に楽しむことができました。帰国も近かったので1日目に私は日本の扇子やお菓子をプレゼントし、2日目に友達からK-POPアイドルのプロデュースしたキャラクターの手作りキーホルダーをもらいました。とても可愛くて帰国の際に貴重品を入れるバッグにつけて帰りました。2日目にはお互い会うのが最後なので2人で「まだ推しに会ってないのに〜」泣きながらお別れしてからライブを楽しみました。日本とはひと味違う、スペイン独自の音楽とダンスを楽しむ文化が全面に溢れたライブですごく楽しかったです。娘とお父さんで観にきている人が多く、娘が推しを観て叫び、お父さんがお酒を片手にステップを踏んで音楽を楽しんでいる姿はとても微笑ましかったです。一緒にライブに行った友達とは日本語学校でボランティアをしていて1日しか会ったことがないのにここまで仲良くなれるとは思っていなかったのでとても嬉しいです。彼女は10月に日本に来るのでまた会えるのが楽しみです。10月まで頑張るモチベーションができました。 ついに帰国です。今までスペインに来た家族・友達の見送りに何度も空港を訪れその度に泣きそうになっていましたが、いざ自分が帰るとなるとなぜか悲しさがありませんでした。1ヶ月後にまたスペインにいるような感覚です。保安検査場を通ったらスペインに戻ることはできないと悲しくなるのかなと前日の夜考えながら眠りにつきましたがそんなこともなく、あっさりと保安検査を通過し、気がつけば飛行機に乗っていました。離陸した瞬間にやっと実感が湧き、涙が止まりませんでした。 日本についた今は日本に観光に来ている感覚です。そのくらいスペインの生活が身についたのだなと感じます。元々日本の湿気の多い気候が好きではありませんが、スペインの気候が自分に合いすぎて、余計嫌になります。「スペインに帰りたい。」スペインがそう思える場所になったのは周りの人に恵まれたからだと思います。今後も続く縁を作ることができたことが何よりも嬉しいです。 辛いことの方が多かったこの留学生活ですが、それを上回るほどのスペインをはじめとするヨーロッパの国々の魅力に癒された11ヶ月でした。この留学で語学力だけでなく人として生きていくサバイバル力も得ることができました。1人の人間として成長できたことを願いながらこの留学を終えたいと思います。

住居形態
学生寮
無線LAN(Wi-Fi)
月額費用
EU ユーロ
171.9986円
内訳 費用(現地通貨) 日本円換算
家賃 765 131,579円
水道光熱費 0 0円
学費・教材費 0 0円
交通費 8 1,376円
通信費 10 1,720円
食費・その他 320.84 55,184円
合計 1,103.84 189,859円
授業編
Economics for Humanities and Social Sciences
人文科学と社会科学のための経済学
講義(地域言語)
180分
停電で無くなってしまった授業の補講です。こちらもテストが終わっているので最近のスペイン経済や時事問題について先生と一緒に議論をしました。一番興味深かったのはスペインの水不足についての記事を読んで議論するもので、今年は3月の大雨のおかげで水不足が解消されたことに対する経済への影響を議論し、水が人々の生活をどれだけ大きく左右するかを学ぶことができました。