月次報告書 2025-08
プロフィール
学科
アジア言語学科
学年
3年
専攻
タイ語専攻
留学期間
2025-08-01 ~ 2026-05-31
留学種別
交換
生活編
8月 留学開始(1ヶ月目)

ついに約1年間のタイ、チュラロンコン大学での留学生活が始まりました。出発まで、VISA申請や滞在先関係で思うように進まず不安だらけでしたが、なんとか間に合わせることができました。 タイの空港に到着して、まずAISという会社の1ヶ月アンリミテッドのSIMカード(990バーツ)を購入しました。その後、タイに親戚がいるため合流し、叔父が車で寮まで送ってくれました。 寮では、バディや先輩、面倒を見てくださる学部の先生が出迎えてくださり、皆さんとても優しく話しかけてくれたため少し緊張を解くことができました。 《滞在先》 私が滞在している寮は、大学まで徒歩約10分ととても近い距離にあるため、毎日歩いて通学しています。最初は暑さが心配でしたが、朝のバンコクは意外と涼しいので歩きやすいなと感じています。周辺の環境も充実しており、寮の下にはセブンがあり、その他にもスーパーやデパート、沢山のお店が並んでいるストリートもあるので、特に困ることはありませんでした。 部屋も1人で過ごすにはちょうどいい広さです。また、それまで留学していたKUISの先輩が日用品などを譲ってくださり、出費も少なく済みました。しかし、初日からなぜかシャワーが温かくならず、一度直してもらったのですが、またすぐに戻ってしまい、その後も2回直してもらいました。また、コバエが頻繁に出るので、到着した後に対策グッズを買ってもいいかもしれません。 (8月は7月後半分の家賃も含むため、18000バーツですが1ヶ月13000バーツです。) 《クラスや友人関係》 基本的には、同じ学科の3年生の子達と一緒にいますが、1年生や2年生と一緒の授業も取っているため、縦の繋がりも広げられている気がします。初めて授業に参加した時は、もちろん緊張と不安でドキドキでしたが、みんなが沢山話しかけてかけてくれて、無事に乗り切ることができました。その後の授業でも逐一、近くにいる子達や先生が分からない所がないか気にかけてくれていて、明るく楽しい雰囲気で日々過ごしています。 日常会話でもまだまだ分からない表現や単語が多く、聞き返すことが多いのですが、簡単なタイ語や英語にしてくれたり、ジェスチャーを交えて説明してくれるのでとても分かりやすく、助かっています。 《履修関係》 初めは、神田から共有されていた履修科目リストを参考に選んでいましたが、開講されていない授業や時間が被っている授業が多く、最終的にはリストの中から3科目と友達が誘ってくれた他科目2科目を履修することに決めました。それ以外に1科目、履修登録はしないものの聴講のみで参加している科目があります。しかし、学籍番号がないとチュラのサイトに入れず、履修登録もできないため、学期が始まった時からバディと一緒に学部内の履修などを管理している責任者の所へ現状がどうなっているのか毎日のように聞きにいっていたのですが、結局間に合わず1ヶ月ほどかかってしまいました。現在もサイトなどには入れているものの、まだ履修科目が表示されていない状況です。 1人ではやり取りが大変だったと思うので、責任者の方だけではなく、バディや友達が沢山助けてくれたことにとても感謝しています。 《週末の過ごし方》 週末は、友達とお寺や市場、デパートに出かけたりすることが多かったです。また、親戚や2年次の短期研修の時にお世話になったホストファミリーが会いに来てくれることもあり、楽しく過ごしています。1人で映画やアニメを見たりすることも好きなので、部屋でのんびりする日もあります。 《その他》 1ヶ月のSIMを使い終わったあと、寮近くのデパート(MBKセンター)で同じ会社の1年間アンリミテッドのSIM(2900バーツ)を購入しました。寮や学校のWi-Fiは学籍番号がないと使えなかったので、初めにアンリミテッドのSIMを購入しておいてよかったです。 また、8月4日には音楽教育学科内での新入生歓迎会、8月21日には学科内でのワイクルー(先生へ敬意と感謝を示す日)が行われ、私も参加させてもらいました。どちらも日本で経験したものとはまた雰囲気の違うもので、開始月からとても良い経験と学びを得ることができました。 《感想》 1ヶ月目を終えてみて、1番感じたのは自分の語彙力の低さでした。話を聞くのにも、自分が話すにしても単語が分からないと理解することができず、説明もできないのでもっとしっかり勉強してから行くべきだったと反省しました。しかし、この気づきから分からない単語は必ずその場で聞くことやメモしてその日に解釈し覚えるように心掛けています。それに加えて、日本にいる時から少し遠慮しがちな所があるので、積極的に話しかけたり自ら話題を振れるようになりたいです。 また、タイでできた友達だけではなく、KUISの友達ともよく話している為、今のところホームシックにはならずに過ごせています。 まだ始まったばかりなので、焦らずに自分のペースで頑張っていきたいと思います。

住居形態
学生寮
無線LAN(Wi-Fi)
月額費用
タイ バーツ
4.5328円
内訳 費用(現地通貨) 日本円換算
家賃 18,000 81,590円
水道光熱費 900 4,080円
学費・教材費 0 0円
交通費 160 725円
通信費 3,890 17,633円
食費・その他 6,500 29,463円
合計 29,450 133,491円
授業編
Thai Classical Singing 1
タイの古典声楽
体育・実技
360分
この科目は音楽教育学科の1年生が履修しているもので、クラスの人数は30人ほどです。タイの古典声楽ならではの発声法や歌い方を学んでおり、毎週1~3曲を授業内で練習し、次週までに動画を撮りドライブにて提出する形式です。雰囲気としてはみんな明るく、分からない所がないかや曖昧な所を一緒に歌ってくれるので、歌う事が苦手でもついていけています。
Thai Structure for Teacher Profession
教職のためのタイ語構造
講義(地域言語)
540分
クラスの人数は20人ほどで、タイ語学科の1年生が履修するタイ語の根本的な構造や仕組みを学ぶ科目です。授業はタイ語で進んでいますが、語彙力のなさとスピードについていけず、説明を聞くことに精一杯な現状です。毎週課題があるもののグループワークなため、メンバーに助けられながらなんとかこなせています。みんな積極的で授業内でよく発言していて、明るい雰囲気です。また、学年・学科問わずに沢山話しかけてくれたり、グループワークでも一緒に動いてくれています。
Music Technology
音楽技術
講義(地域言語)
480分
クラスの人数は40人と多く、音楽教育学科の2年・3年生が取る科目です。授業内容としては、音楽機器の各々の名称や使用方法について学んでいます。音楽機器の専門用語に対して知識がないため、説明を理解するのが少し大変ですが、実物を見せながらや理解できているか逐一心配してくれているので、今の所ついていけています。
Thai Bowed Instruments Class
タイの弓奏楽器
体育・実技
360分
タイの伝統楽器である「ソードゥアン」と「ソーウー」という楽器を学べる科目で、クラスの人数は4人と小規模ですが、ほぼマンツーマンのような形で先生や大学院の先輩からも教えてもらっています。KUISのサークルにて演奏していましたが、初心に戻り基礎から演奏方法を見直せるとても良い機会となっています。
Zumba
ズンバ
体育・実技
480分
バディが誘ってくれ、ズンバという体育の科目も履修することができました。クラスの人数は40人ほどで、色々な学部の学生が取っているため、他学部の友達をつくることもできました。ダンスはあまり得意ではないのですが、特別スキルが必要なわけではないので、楽しみながらいい汗をかけています。