今月からラス・パルマスでの留学が始まりました。 トランジットを含め約37時間の長距離フライトでとても疲れましたが、到着初日には家の近くで留学生向け(?)のスポーツイベントがあり、ビーチバレーに参加しました。アジア人は私だけで少し浮いているように感じましたが、勇気を出して多くの人に話しかけ、仲良くなることができました。 (滞在先) 私は海沿いのPisoを選びました。女の子限定だと思っていたのですが、勘違いだったようで、実際はドイツ人の女の子1人・男の子1人、アイルランド人の女の子1人と一緒に暮らしています。初日よりはだいぶ共同生活に慣れましたが、まだ気を遣うことが多く、物音を立てないようにしたり、シャワーやキッチンなど共有スペースを使う時間をルームメイトとずらしたりしています。 ルームメイトはとても良い人たちで、ときどき友達を呼んでパーティーを開いたり、ご飯を分けてくれたりします。 (授業) キャンパスはTafiraとObeliscoの2つがありますが、私はTafiraでの授業のみ履修しました。到着から1週間後に授業が始まりましたが、初日は留学生向けのオリエンテーションと重なり、人によっては初回授業に出られない状況でした。さらに、授業に関する説明も少なく、多くの留学生がよく分かっていないままスタートした印象です。 私は日本にいる時に大学へ履修希望を提出していましたが、サインがもらえておらず登録されていない状態で授業に出るなど、バタバタした始まりになりました。履修は2科目だけですが、それでも毎日予習に追われています。 (食事) 現地の人はパスタやパンなど小麦を主食としており、ディナーよりもランチを重視すると聞いて驚きました。私はすぐに小麦に飽きてしまい、トマトやチーズを主食にしています。チーズは1€ほどととても安く、ほぼ毎日食べています。 アジアンスーパーも多く、日本食に困ることはありません。ただし普通のスーパーにあるお米はパサパサしておいしくないので、アジアンスーパーで寿司用のお米を買っています。 (友人関係) 9月はWelcome Monthで、さまざまなイベントがありました。私は日本人の友達とバス旅行や、パーティー、Fiesta del Pinoという地元のお祭りにも行ったりしました。日本人も含め、他の国の留学生も良い人ばかりで、ご飯やビーチに誘ってくれたり、授業で分からないところを助けてくれたりと、本当に恵まれていると感じます。 私たちが日本人だと分かると、日本語を頑張って話してくれたり、アニメの話をしてくれたりするので、日本人として嬉しく、また誇らしい気持ちになります。日本人以外の留学生は半年で帰ってしまうので、まだ1か月しか経っていないのに、先のことを考えると寂しくなります。 (その他) 中旬ごろに家族が遊びに来たので島を案内しました。その後、本土にも行き、サグラダ・ファミリアやカサ・ミラを観光しました。本土のスペイン人のほうが発音が聞き取りやすいと感じたので、ラス・パルマスのスペイン語にも慣れていきたいです。 初月は分からないことややるべきことが多い中で、1人でイベントに参加して留学生に話しかけるなど、自分なりに頑張れたと思います。ただ、留学生間では英語を使うことが多く、スペイン語を話す機会が少ないので、今後はもっとスペイン語を使えるコミュニティを作っていきたいです。
内訳 | 費用(現地通貨) | 日本円換算 |
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家賃 | 450 | 78,098円 |
水道光熱費 | 50 | 8,678円 |
学費・教材費 | 0 | 0円 |
交通費 | 100 | 17,355円 |
通信費 | 8 | 1,388円 |
食費・その他 | 1,242 | 215,550円 |
合計 | 1,850 | 321,069円 |