月次報告書 2015-04
プロフィール
学科
アジア言語学科
学年
3年
専攻
中国語専攻
留学期間
2015-02-01 ~ 2015-07-13
留学種別
交換
生活編
高雄生活4月

4月に入り、高雄の気候はとても暑くなってきました。湿度が高くムシムシとしていてまるで日本の夏のようです。28度くらいが平均気温です。夜も暑くなってきましたが扇風機さえあればなんとかなります。毎回寝る時に二段ベッドの2階まで扇風機を運ぶのが面倒くさいですが、それももう慣れました。今一番の問題がルームメイトとの仲です。4月に入ってますます悪くなってきました。部屋の中で唯一仲のいい中国人のルームメイトが部屋から出て行ってしまったので孤独に苦しみました。そして部屋を変えることを決意しました。部屋の環境はとても大事なので変えるのも手です。おそらく5月の前半(5、6日頃)に私の部屋は別の部屋へと変わっています。寮の教官に事情を説明すれば結構簡単に部屋を変えることが出来ます。今月は部屋のストレスのせいで体調を崩しがちでした。部屋にいることが苦痛だったので、よく寮の自習室や学校の中の図書館で勉強していました。私にとって4月は耐えねばならない月でした。

住居形態
学生寮
有線LAN
月額費用
台湾 台湾ドル
3.4円
内訳 費用(現地通貨) 日本円換算
家賃 3,400 11,560円
水道光熱費 0円
学費・教材費 0円
交通費 500 1,700円
通信費 0円
食費・その他 7,500 25,500円
合計 11,400 38,760円
授業編
正規華語初階三級
中国語
語学(地域言語)
2130分
今月は「アルバイト探し」の課から始まりました。お金に関係ある単語や表現をたくさん学びました。 4月に入ってから覚える単語の量が増え、さらに文法も難しくなってきました。 その次は「面接」を学びました。 この課で学んだことは中国語で面接をする際にとても参考になると感じました。 さらに中国語で自己PRも書きました。はじめて中国語で自己PRを書いたので、 これでいいのかと悩みましたが、なんとか書くことができました。 次の課は「銀行での口座の開き方」でした。この課では台湾での銀行口座の開き方を学びました。 難しい単語が少しありましたが、予習と復習さえすればなんとかなります。
秘書實務與職場禮儀
秘書実務
講義(日本語)
360分
今月は実際に日本で秘書をやっていた台湾人の講師が来て授業を行いました。 日本語がとても流暢な人だったのですが、授業を取っているのがほとんど台湾人のため、 ほぼ中国語で授業を行いました。喋りが早く、聞き取るのがとても大変でした。 月の中半では面接の練習を行いました。自己PRを書き、練習しました。 そして最後の週に中間テストとして面接を行いました。 私たち日本人は面接官をするとともに自分たちの面接も行いました。緊張しましたがとても良い練習になりました。
中文專班(二)
中国語専班
語学(地域言語)
360分
今月は天気の表現を学びました。天気の表現は日常でよく使うので、 積極的にクラスメイトや先生と話すことで、少しずつ身に着けていきました。 そして月の中半に自分の国を紹介するプレゼンテーションを行いました。 私は日本人の子たちとグループを組んで担当を決めプレゼンを行いました。 私は日本の娯楽施設(東京ディズニーランド、ユニバーサル・スタジオ・ジャパン)の担当でした。 様々な国のプレゼンテーションを見ることができ、他の国について理解を深めることが出来ました。
從動畫看日本大眾文化
アニメ概論
講義(日本語)
480分
今月は引き続きオタクの世代について学びました。 オタク第三世代(1990年代)は新世紀エヴァンゲリオンで、 その当時はバブル崩壊・平成不況、さらに地下鉄サリン事件、神戸連続児童殺傷事件など社会の閉塞感を表す事件が 起きていました。エヴァンゲリオンでもその閉塞感を感じ取ることができます。 このように、その当時はアニメと社会で何かしらの共通点があったということを学びました。 オタク第四世代(2000年代)は涼宮ハルヒシリーズで、この世代になると、オタクの世界がさらにコアになり、 アニメで他のアニメや漫画をパロディするということが増えて来たということを学びました。 オタクの世代が終わると、次はガンダムのビジネス方法について学びました。 ガンダムのビジネスに倣ってアニメのDVD・BDの売り上げが悪いときの対処法などを学びました。 さらに今月は最後に中間テストがありました。 先生が過去問をあげてくれるので、それに沿って勉強をすればなんとかなりました。 ですが答えが書いてないので自分で答えを探し出すのが大変でした。
時事日文
時事日本語
講義(日本語)
600分
今月は主に面接の練習を行いました。台湾と日本の面接の違いをよく知ることが出来ました。 改めて日本の面接の難しさを思い知りました。台湾人たちは日本の面接にカルチャーショックを受けていました。 そして面接の本番では私たち日本人は面接官を行いました。 先生から厳しくやってくださいと言われたので、厳しく台湾人たちに質問をしましたが、 私もこんな質問をされたら即座に答えられないよなと思い、まるで自分の首も絞められているような思いでした。 これを機にちゃんと新聞などニュースを読み、社会の情勢を学ぼうと思いました。