月次報告書 2014-02
プロフィール
学科
国際言語文化学科
学年
4年
専攻
インドネシア語専攻
留学期間
2013-08-01 ~ 2014-06-21
留学種別
交換
生活編
折り返して、すでに中間テスト目前。

滞在先、通学、課外活動、携帯電話、衣服は先月同様。 食事:今年に入り、ほとんど自炊をしなくなったように感じる。正直、野菜を買って、材料を買って、調味料を買ってと毎日のようにやっているとそれなりにお金がかさむ。対して、屋台や近所のローカルなレストランなら、1食1人300円あれば、ナシゴレン、ミーゴレン、サテなどたいていの料理にお茶を付けても十分である。行きつけのローカルレストランでは、店員さんに顔も注文するものも覚えられているようで、対応がとても速い。 クラス:インドネシア語の授業は、人の入れ替えもあり、現在台湾人、イタリア人、エクアドル人と日本人で受けている。担当する先生も1人から2人に増えた。 週末の過ごし方:1.今月頭から、日本人主婦が主となって行っているボランティア活動に参加している。身体障害者施設やストリートチルドレンの施設を訪問し、子供たちと新聞紙やトイレットペーパーの芯を使用した遊びを交えて交流する。子供たちだけでなく、お母さんたちにも、子供が遊ぶということの楽しさや意味を知ってもらいたいと思う。貧しくても、自分の家がなくても、それでも人は生きている。笑っている。いのちの強さを感じる。2.リア大学に留学中の友人の寮に泊まりに行き、大学を見学したり、その地域のおすすめの食べ物を食べ歩いたりと楽しい時間を過ごした。3.クラスの友達と、インドネシア料理やイタリア料理を作った。材料を買って、一緒に作って、おしゃべりしながら食べて、勉強にもなり充実していたように思う。 気候:2月に入ってから雨の降る頻度がさがり、降る量も減り、汗ばむくらい暑い日もあった。しかし先週、ついに洪水に見舞われた。寮は被害を受けずに済んだが、通学路は道路が見えないほど茶色い水で覆われた。あきらめて、ふくらはぎまで水につかりながら学校へ向かったが、大雨と風と、車が通るたびに上がる水しぶきで、全身びしょ濡れになった。ジャカルタらしい経験かなと思う。

住居形態
学生寮
無線LAN(Wi-Fi) 有線LAN
月額費用
インドネシア ルピア
0.01円
内訳 費用(現地通貨) 日本円換算
家賃 1,850,000 18,500円
水道光熱費 0 0円
学費・教材費 0 0円
交通費 200,000 2,000円
通信費 0 0円
食費・その他 3,000,000 30,000円
合計 5,050,000 50,500円
授業編
Pronunciation2
発音2
語学(英語)
400分
大学のイーラーニングを使用しての授業。アクセント、トーン、発音を単語、文章、パラグラフを読むことで学習する。今期の先生は、独自の英語勉強法やアメリカ英語とイギリス英語の発音方法の違いなども説明してくれる。また、幼稚園での指導経験があることと、教育学部英語科に所属していることもあり、子供に対しての指導の仕方や興味のひきつけ方なども同時に学習できる。
Speaking2
スピーキング2
語学(英語)
800分
およそ週1回のペースでペアパフォーマンス、個人プレゼンテーションを行う。テーマは、インタビューや面接、過去の出来事、商品販売について。今月は、ネイティブスピーカーへのインタビューの課題があり、ビデオを撮り、成果や反省点について発表するという機会も設けられた。一人ひとりの発表の直後に、先生が評価をしてコメントをくれるため、その場で反省、次に向けての改善を行うことができる。
Vocabulary2
語彙2
語学(英語)
500分
毎週単語テストがあり、予習の欠かせない授業である。単語テストの範囲は、1回100語で、そのうちの50語がテストに出る。また、この授業のみクイズ(テストと変わりない形態)が4回あるため、単語の予習に加えてクイズ対策も必須である。クイズは、複数の単語が提示された中から選択式の穴埋め問題、選択肢のない穴埋め問題、対義語、類義語、指定された単語を使用した文章作成などいくつかのセッションに分かれている。
Writing2
ライティング2
語学(英語)
400分
授業内では、パラグラフの構成方法、注意点、ポイントの復習とともに、読み手を引き付けるエッセイの書き方やポイントなどを学習する。アイデアを出し合い、発展させるためにパラグラフ作成前にペアワークも行う。ペアで行う作業や、テーマに沿ったパラグラフ作成など課題もほぼ毎週ある。
Pendidikan agama
宗教学
講義(地域言語)
400分
講義はすべてインドネシア語で行われる。今月は、人間としての尊厳、人はみな平等であること、心の声や人権を損害する事例について学習した。板書は筆記体ですばやく書かれるため、読めず、理解に時間がかかってしまう。また、現地の学生に混ざって授業を受けているため、進むスピードも速い。教科書は専門用語や日常会話ではなかなか使わない単語も多いため、読むのも時間がかかる。前回のクイズは、テロリズムに関する新聞の記事を15分で読み、理解し、口頭での設問に対しての答えや考えを論述するというものだった。予告のない急なクイズだったこともあり、家で話し合って答えを見つけなさい、提出は来週で構わないとわたしたちに配慮してくれた。
BIPA2(Bahasa Indonesia)
インドネシア語
語学(地域言語)
2400分
前期と比べて内容が確実に難しくなった。テキストに使われる単語のレベルも上がり、予測しながら、辞書をひきながらボーっとする暇もなく学習している。また、新聞の記事から引用してきた文章もあり、細かい文法の違いや硬い文章への理解力も求められる。最も難しいのが、インドネシア人のセンスにより答えが決まるものである。同じ意味の単語でも、使うとき、場所、文章は異なるため、その文その文で合うか合わないかを見極める必要がある。先生曰く、答えを確実に導く説明はないため、練習問題をひたすら解き、慣れるしかないという。