月次報告書 2014-05
プロフィール
学科
国際言語文化学科
学年
4年
専攻
インドネシア語専攻
留学期間
2013-08-01 ~ 2014-06-21
留学種別
交換
生活編
帰国間近。。。

滞在先、食事、通学、クラス、携帯電話、衣服は先月と同様です。 課外活動:今月もKDMという孤児院施設へのボランティア活動に参加しました。今回はみんなで「あやとり」をして楽しみました。事前にミーティングを行い、必死に練習して当日に臨みました。子供の頃たくさん遊んだはずなのに、意外と覚えていないものです。KDMには5歳くらいの小さな子供たちもいるので、なかなか難しいかなと思いましたが、みんな真剣に取り組んでくれました。特にマジックにはまった子が多く、「どうやるの?」「失敗しちゃう」「できたー!」と楽しんでくれて、私はとても嬉しく思いました。たかが「あやとり」かもしれませんが、「一人でできること」は彼らにとって大きな自信になるのだろうなと思いました。工作の活動が主ですが、最も大事なのは子供たちと全力で遊ぶことです。一緒に汗だくになって走り回って、一緒に笑って、じゃれあって、全身全霊を打ち込むので本当に疲れます。でも彼らの笑顔や無邪気さは、疲労を掻き消すくらいのパワーをもっています。ぜひ、これからも代々後輩たちに活動を続けてほしいです。 週末の過ごし方:残りの時間の使い方について考えるようになり、会いたい人には会っておこう、遊びたい人とは遊んでおこう、といった感じで過ごしています。ご飯を食べに行ったり、ボーリングをしたり、寮で料理をしたり、もっと前からもっともっと一緒に時間を過ごせばよかったなと思うことも多々あります。まずは残り時間を充実させて、友達とたくさん思い出を作ろうと思います。 気候:本来ならば雨期も終わるはずですが、最近また連日雨が降っています。スコールだったり、長時間の雨だったり、さまざまで現地の友達もいつもと違うと感じているようです。

住居形態
学生寮
無線LAN(Wi-Fi) 有線LAN
月額費用
インドネシア ルピア
0.01円
内訳 費用(現地通貨) 日本円換算
家賃 1,850,000 18,500円
水道光熱費 0 0円
学費・教材費 0 0円
交通費 300,000 3,000円
通信費 0 0円
食費・その他 3,000,000 30,000円
合計 5,150,000 51,500円
授業編
Pronunciation2
発音2
語学(英語)
200分
今回の期末テストは、2つのパラグラフで構成されていました。1つ目は童話で人と人の会話があるので、アクセント・トーン・スピード・語尾を上げるのか上げないのか、と注意する点がたくさんあります。2つ目はスピーチで、こちらもアクセント・トーン・ピッチ・リズム・話者の1番伝えたい部分はどこか、など細かいところまで気を配らなければなりません。問題が配られておよそ10分間音読練習時間が与えれられ、その後2回録音し、どちらか良い方を自分で選び提出します。
Speaking2
スピーキング2
語学(英語)
600分
グループごとに英語で演劇を行いました。男の子が女装した白雪姫、衣装にこだわったオズの魔法使い、そして私のグループは真面目なピーターパンとおかまティンカーベルによるピーターパンの劇を披露しました。台本から衣装まですべてグループごとに用意するので、意見が合わなかったり、予定通りに進まなかったりすることも多々あり、当日も不安でしたが、素敵な思い出になりました。期末テストは、4コマ漫画の説明とスピーチです。どちらも試験日、自分の発表する直前にトピックを引きます。4コマ漫画は、イラストだけで文字がなく、まず自分でその4コマ漫画のストーリーを予測するとこから始まります。その後ストーリーに沿って、またはストーリーを作って説明します。準備に与えられる時間は30秒です。スピーチは準備時間3分の発表時間3分です。トピックもさまざまで、私の場合は「今まででなくしたもの」だったので、愛犬が脱走したときの話をしましたが、3分にぎりぎり収まるかくらいだったので、時間配分にも注意しなければなりません。他には、旅行について、大統領にふさわしいのはどんな人か、アトマジャヤ大学への不満・改善策、尊敬する人、などがありました。
Vocabulary2
語彙2
語学(英語)
300分
私が最も苦労したのは、やはりボキャブラリーの授業だと思います。ほぼ毎週の単語テストやテスト前の語彙の大量暗記などだいぶ時間をさいた気がします。単語テストはインドネシア語からの英語ですが、クイズや期末テストは英語のみさらに類義語・対義語まで確実に覚える必要があります。選択肢がある問題は最初の15問くらいなので、選択肢に頼ることもできません。しかし、アトマジャヤ大学の学生はこのように真面目に取り組めば結果の出る、努力を積み重ねて力になる授業を受けることができて幸せだなと思います。実際、なんだかんだ皆勉強することを楽しんでいるのも彼らの強みだなと思います。
Writing2
ライティング2
語学(英語)
300分
授業では引き続き、比較と対照に関するパラグラフの作成について学びました。3人1グループでトピックを選び、1人1パラグラフ担当し、つなぎ合わせて発表する形式のグループワークも行いました。期末テストは、今回も事前に分野がいくつか決められた中から選びトピックを決めます。形式は「比較・対照パラグラフ」で、800字程度でした。私は、インドネシアと日本の掃除とごみ処分に対する教育の違いについて書きました。
Pendidikan agama
宗教学
講義(地域言語)
300分
「暴動」に関するグループプレゼンテーションを行いました。期末テストは、前回同様、テキスト内にある問題が抜粋されそれに記述式で答えるものです。テキスト持ち込み可だったので、事前に準備すれば問題ないかと思います。ただ、テキストに出てくる単語は宗教学に関する専門用語もたくさんあるので、授業で追いつかなかった部分は復習が必要です。
BIPA2(Bahasa Indonesia)
インドネシア語
語学(地域言語)
2400分
6冊目のテキストが終わってからは、ひたすら個人プレゼンテーションを行いました。毎日日替わりで、トピックもさまざまで、パワーポイントをしっかり作成し、それぞれ発表日に向けて準備します。私は、「日本の磁力を利用した電車」「ビルゲイツの募金」「インドネシアの若者言葉」について発表しました。BIPA最終日は、お別れ会のような発表の場が設けられ、私のクラスは全員それぞれプレゼンテーションを行いました。他にも歌や、踊り、BIPAの学生による伝統舞踊もありました。今までのBIPAは主にテキストを使用しての文法・語彙の勉強、長文読解などがメインでしたが、今月はみっちりプレゼンテーションを行い、その後ディスカッションも行うことで、より実践的な学習ができたのではないかと思います。BIPAはたくさんの友達や先生と出会えた場所でもあり、毎日通った思い出の場所でもあり、これで最後なのかと思うととても寂しくなりました。インドネシアに来た時にはぜひ挨拶に行こうと思います。