月次報告書 2014-04
プロフィール
学科
国際言語文化学科
学年
4年
専攻
ポルトガル語専攻
留学期間
2014-02-01 ~ 2015-01-31
留学種別
交換
生活編
サンパウロ旅行‐日系人文化との出会い‐

イースターの休みにサンパウロの親戚の家に滞在しました。ジュイス・ジ・フォーラからサンパウロまでは、Cometaというバス会社を使って片道約7時間、エコノミー席で料金は90レアル程度です。エコノミーといっても、飛行機のエコノミー席や、日本の高速バスの座席よりも広めで快適です。 サンパウロでは、日本食レストランや日本食品、日用品などを売っている日系人街「リベルダージ」、そのリベルダージにあるブラジル日本移民資料館、日系人が経営しているカラオケバーなどに行きました。 ブラジル人の友達に日本食を作る機会が多かったのですが、日系人が数えるほどしかいないジュイス・ジ・フォーラでは日本の調味料や食材を見つけるのが難しかったので、リベルダージで調味料を調達していました。また、日本のスナック菓子や麦茶を買ってブラジル人に試してもらっていました。カラオケではブラジルと日本の文化が混在していました。中高年の日系人は昭和歌謡や演歌を好んで歌うのですが、その歌に合わせて日系人夫婦がフロアでダンスをしていました。日本ではカラオケボックスやスナックなど小さいスペースでカラオケをすることが多いので、カラオケとペアダンスの融合は新鮮に映りました。

住居形態
その他 シェアハウス
無線LAN(Wi-Fi)
月額費用
ブラジル レアール
45.7円
内訳 費用(現地通貨) 日本円換算
家賃 450 20,565円
水道光熱費 0 0円
学費・教材費 20 914円
交通費 200 9,140円
通信費 14 640円
食費・その他 700 31,990円
合計 1,384 63,249円
授業編
Fundamentos do Jornalismo
ジャーナリズム基礎
講義(地域言語)
960分
受講人数は約30人。指定されたテキストをXerox(シェロックス)と言われる、印刷機があるところに行きコピーしてもらい、授業の前に読んでおく。4月は4つのテキストを読み5人ぐらいのグループがそれぞれに充て振られたテキストについて、それぞれの考えを交えながらプレゼンし、クラス内でその内容について議論する。私のグループはジャーナリズムの時代区分とそれぞれの特徴(産業や技術などそれぞれの時代の歴史的背景に基づいている)に関するテキストを読み、プレゼンを行った。私は日本から来たということで、日本のジャーナリズムの概要と日本におけるジャーナリズムの歴史とをブラジルのものと比較しながらプレゼンした。
Alimentação e Cultura
食と文化
講義(地域言語)
540分
受講人数は約40人。ブラジルにおける食文化とブラジルらしさとの関わり合いに関するテキストとブラジル人のアイデンティティに関するテキスト(ブラジルのパーティーやカーニバルなどのイベント事に関する記述があるパート)を読み、グループ(5人程度)ごとに要約し、授業内で先生がコメント、クラス全体でディスカッションを行った。この授業はグループワークが基本となっている。
Português para estrangeiros
外国人向けポルトガル語
語学(地域言語)
1200分
受講人数は日によって差があるが、だいたい20人ぐらい。約半数はスペイン語圏からの学生。内容は直説法の現在形を中心に、日常の動作や物の名前などを中心に学習した。不規則な動詞の活用、未来形の使い方を練習問題を使って学習していった。
Comunicação e Expressão Oral
コミュニケーションと口語表現
講義(地域言語)
840分
受講人数は少人数で12人。風船やろうそくを用いて、呼吸法や発声法を学び、体を大きく使ったエクササイズや「ま」だけで言いたいことを表現するといったエクササイズで表現法を学んだ。月の後半には詩やニュースを読み上げるエクササイズも行った。