今月は試験だらけの月でありました。 タイ語の試験から英語の試験タイ音楽などその他もろもろ。 大体はどこも同じような普通の試験なのですが、教育学部のタイ音楽専攻の試験には度肝をぬかれました。大教室に特製の舞台が用意され、そこで授業で習った曲を披露するという試験形式です。 学科の教師はもちろん、各地の音楽のお偉いさんも招かれ厳しい評価をつけます。 そして、教育学部タイ音楽専攻のすべての学年の科目の試験が同じ日にそこで行われました。 試験は朝の7時ごろから試験が始まり、一年生から四年生の学生が先生の気まぐれで選ばれ舞台で演奏します。それ以外の生徒はそれを見守ります。筆者も15分ばかり、習った曲を独奏しました。何人もの先生と大勢の生徒の前で独奏する緊張感はとても言葉では表現できません 試験は順調に進んでお昼休憩に入った際、先生が「この調子じゃ今日中に終わらないぞ」なんて言っていたのを耳にしました。冗談で言っていると思っていたのですが、本気で言ったと気が付いたのはその日の夜でした。 それもそのはず、タイ音楽専攻のすべての授業のテストをいっぺんにやるんですもの。 演奏に二十分くらいかかる曲は当たり前。それを 独奏したり 二人組で演奏したりすれば気の遠くなる時間がかかります。それに加え、習った曲は一曲や二曲どころじゃないですから、いつ終わるか想像しがたいものです。 ひたすらタイ音楽を聴きながら時間をつぶすこと早15時間、先生が次の発表で今日は終わりにしようといったころには日付が変わっていました。テストの続きは朝の7時から始めるので、そのまま教室で寝る生徒もいれば、級友の寮に泊まる生徒もいました。 タイ音楽専攻の期末試験は、朝の7時集合で夜の12時半に解散。 これが三日間続きました。 まさにドントリー漬けでした さまざまな決まりを盾に柔軟な対応を拒む日本の大学ではできない貴重な体験ができた年末でした
内訳 | 費用(現地通貨) | 日本円換算 |
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家賃 | 5,879 | 18,460円 |
水道光熱費 | 0円 | |
学費・教材費 | 0円 | |
交通費 | 0円 | |
通信費 | 200 | 628円 |
食費・その他 | 2,000 | 6,280円 |
合計 | 8,079 | 25,368円 |