月次報告書 2015-09
プロフィール
学科
イベロアメリカ言語学科
学年
3年
専攻
スペイン語専攻
留学期間
2015-02-01 ~ 2016-01-31
留学種別
交換
生活編
春の日、学生の週、ウルグアイ旅行

9月は日系寮(ANULP)の資金調達のため、バレラ市の祭りに参加しました。毎年二回、5月と9月に行われる祭りは日系の方が主に出店を出し、日本の文化をアルゼンチン人の文化理解、または日系人の交流の場として行われています。また、私の住んでいる、また大学のあるラ・プラタでは毎年1月に盆踊りがあり、入場制限がかかるほど有名で大きなお祭りがあるので、帰国前には参加してみたいと思います。 私たちの寮では焼き飯を出店しましたが、大変人気ですぐ売り切れることができて本当によかったです。 私は着物を持ってきていたので、宣伝用にと着物を着て参加しました。多くのアルゼンチン人が足を止めていただき、少しでも日本の文化交流に貢献できたと思います。 また春の日兼学生の週では大学(卒業試験を控えている学生以外)では休みなので、その機会を使いウルグアイへ二泊三日という弾丸旅行に行ってきました。あいにくの天気でしたが、多くの人に出会い、多くのことを学ぶことができ、とても有意義な旅行になりました。次回行く機会があれば夏の天気のいい、ムルガ(風刺劇。主に2月のカーニバルの時期に行われるのが普通)のある日に行きたいな。。。と思います。 また今月はラ・プラタ大学の芸術学部にあった高校のある何人かの学生が軍事政権により行方不明になった月でもあり、多くのデモ、またその記憶を失わないようにとイベントなどがありました。

住居形態
学生寮
無線LAN(Wi-Fi)
月額費用
アルゼンチン ペソ
12.55円
内訳 費用(現地通貨) 日本円換算
家賃 700 8,785円
水道光熱費 0 0円
学費・教材費 291 3,652円
交通費 400 5,020円
通信費 51 640円
食費・その他 3,499 43,912円
合計 4,941 62,009円
授業編
Español2 (nivel B1)
スペイン語2(中級レベル)
語学(地域言語)
720分
主に最近は他のテキストを使い、少し難しい内容の文章を読んだり、中級文法(主に前置詞の細かい使い分けなど)を勉強しています。
Inglés 1 teoría
英語 1 理論
語学(英語)
840分
観光地の気候やその地理的特徴の文を読み、どのような意味なのか、それにどのように答えるか、またスペイン語から英語にどのように訳すのか学びました。またそれに関する観光地に関してのアドバイスの仕方も学習しました。 またLesson2では観光地のホテルのグレードに関する内容にどのような評価があり、観光客にどのようにアドバイスをするかを学びました。
Inglés 1práctica
英語 1 実践 
語学(英語)
660分
観光学科なので観光地に関する資料を読み解くことが主な学習内容です。 中間テストでも主にある国の特徴的な地形を読み解き、その質問に答える、または観光客にどのような地理的、または天候のアドバイスをするかが特に中心的に学習をしました。 またLesson2ではホテルのグレードやそのパンフレットを読み、基本的な必須単語やあるホテルのプロモーション(スペイン語から)英語に翻訳するなど、かなり実践的です。
Portugués 1 teoría
ポルトガル語 1 理論
語学(ポルトガル語)
360分
動詞の活用(規則、不規則、過去、現在、未来)を学び、主に活用に関する練習問題を多く授業中に行っています。また前置詞や固有名詞、またそれら二つを合わせた形など、暗記することが多いです。
Portugués 1 práctica
ポルトガル語 1 実践
語学(ポルトガル語)
360分
主に授業ではポルトガル語の音楽を聞き、歌います。歌詞がパワーポイントで出てくるのですが、すぐに歌詞が消えてしまうのでかなり歌うのは大変ですがとても楽しいです。
taller de trabajo final
卒業研究発表
講義(地域言語)
240分
主に最終プレゼンの準備、それに関するプランを確認しました。 他の日本人留学生の内容も大変興味深いもので、自分も早く本腰を入れ、準備に取り掛かりたいと思います。
Antropología sociocultural 1
社会文化人類学 1
講義(地域言語)
720分
社会の中の家族とは、家族と社会の相互性、社会文化の形成に関して経済や政治はどのように影響を与えているのか、また文化人類学おいてどのような環境での研究が求められるかなどを学びました。
Antropología Social y Cultural
社会文化人類学
講義(地域言語)
480分
文化とは何か、文化の定義、それらに関する歴史的背景、または経済や政治、それに伴う、文化格差や象徴主義などを扱いました。 この分野は前回の他の分野よりも理解しやすく、とても興味深い内容で毎回楽しみです。
Historia Argentina 3
アルゼンチンの歴史3
講義(地域言語)
360分
ペロニズム二期に関して、様々な資料を読み解き、その時代の人々や状況を議論しました。クーデターが起こる前のペロニズムの人たちはどのようなペロニズムの政治をしていたのか、また政党を行っていたのかなど、かなり内容が細かく、難しいですが、毎回資料を読み、授業で何を話しているのか、つかめるように努力しています。
Seminario Imagen del pasado. La historia Argentina en el cine
ゼミナール 過去の映像 映画に見るアルゼンチン史
講義(地域言語)
450分
映画、"Un Lugar En El Mundo"を鑑賞し、そこから歴史的背景を分析し、当時の農村の暮らしやそこからわかる国の情勢など議論しました。 当時の田舎の暮らしがわかる映画ですが、セリフが多く、スペイン語が全て理解できないと映画の流れが掴みづらいのでかなり苦労しましたとても興味深い映画でした。 この授業でさらにアルゼンチン映画に興味を持ち、今月は"El Clan"という軍事政権直後の実際にあった事件を元にした映画を見ました。