月次報告書 2015-11
プロフィール
学科
国際コミュニケーション学科
学年
4年
専攻
国際コミュニケーション専攻
留学期間
2015-08-01 ~ 2016-05-31
留学種別
交換
生活編
FIU 11月

マイアミの11月 日本は11月になるとマフラーやコートが必須となる日が増えますが、常夏のマイアミでは、毎日半袖で生活することができます。授業面ではレポートや教科書を読み進めるなどの課題が毎回あるため忙しく、平日は部屋とクラスを行き来する日々が続きました。しかし、土日には運動不足を解消するために、ジムに行くなどして部屋から積極的に出ることを心掛けました。 自分の住んでいる学生寮アパートの目の前にプールとバレーコートがあるため、土日はルームメイトやスペイン、フランスからの留学生達と水着でビーチバレーをしました。 また、授業を通して出来た友人が家に招待をしてくれたり、観光客は来ないようなプライベートビーチに連れて行ってくれたりなど、マイアミライフを楽しみました。 また、art district wynwood という、いろいろなジャンルのアーティストたちがデザインを施した建物が多く存在する地域にも観光をしに行きました。(ビーチとwynwoodの写真を添付しました)

住居形態
学生寮
無線LAN(Wi-Fi)
月額費用
アメリカ ドル
102.07円
内訳 費用(現地通貨) 日本円換算
家賃 790 80,635円
水道光熱費 0円
学費・教材費 0円
交通費 0円
通信費 0円
食費・その他 320 32,662円
合計 1,110 113,297円
授業編
Introduction to Hospitality and Tourism
ホスピタリティ&ツーリズム入門
講義(英語)
790分
11月はHospitality EnterprisesやEthics in Hospitality Managementなどについて学びました。 観光業界で優れたセールスパーソンになるために必要な素質や一般的にどのような特徴を持っている人が多いのかなどについて教科書を読み、weekly quiz で教科書を理解し知識として身に付いているかの確認をしました。 また、Ethicsということで、それぞれの企業が独自の規定やモラルを持つことの大切さについてなども学びました。日本でも問題視され、度々メディアに取り上げられるSexual Harassmentや、従業員がHIVに感染している可能性がある場合、マネージャーや上司達はどうすべきなのかなど、実際に直面するかもしれないEthics Issuesは考えさせられました。 また、各週1回、クラスメイトとオンライン上で意見交換などをする課題があるのですが、ある週のテーマは、就職先やアルバイト先で実際に体験した、Ethics Issues について書くというものでした。特定の企業名や個人名は絶対に挙げてはいけないということで、皆正直にいろいろと告白していました。一番印象に残ったエピソードの中に、アルバイト先のホテルのマネージャーと不倫関係にあったために、自分と友達のシフトの融通は100%利いていたが、ホテル側にばれて解雇されたという人がいました。
China Then and Now
中国の過去と現在
講義(英語)
600分
11月は主に近年、中国が抱える社会問題について学びました。中国のメディアは政府により規制されていることは有名ですが、さまざまな方面の専門家のTED talksを見て、変わりつつある中国のソーシャルメディア事情を学びました。 ₍これは余談ですが₎中国国内ではFacebookの使用が政府によりブロックされていますが、数年前に中国政府はFacebook創立者のマークザッカーバーグ氏に講演会をしてほしいと頼み、実際に彼は中国に招かれています。その講演会では、中国の有名大学でプログラミングなどを研究している教授や学生などが参加したそうです。なんだか矛盾している話だなと思いました。 また、一人っ子政策などの影響により、家族に捨てられた子供達のドキュメンタリーをみたり、田舎社会における女性の地位や役割の変化についても学びました。都市部では、高学歴の女性が増えたり、富裕層の増加が著しいです。しかし、地方では学校に行かせてもらえない女の子がまだ一定数いること、親や家族に捨てられる捨て子の男女比では、女の子の赤ちゃんの比率が圧倒的に高い、など中国が抱える社会的な男女の関係性や構造は複雑だなと思いました。
Introduction to International Relations
国際関係学入門
講義(英語)
525分
国際関係学で扱う基本的な専門用語とベーシックな理論を理解できるようになってきました。Politicalな文献を読んでも、なんとなくですが内容を理解できるようになってきました。 11月の授業のTopicのひとつであった、Debates in IR: IR Theory and Policy という文献について紹介したいと思います。Policy Makers ₍国のポリシーを作成する側の人間₎とIR Scholars (国際関係学を研究する学者)の理想の関係性についてまとめたものです。Scholarsの最大の目標は、他の学者よりも(または他の学者に向けて)すぐれた理論を発表することです。一方で、Policy Makersにとってのゴールとは今ある国内外で起きている問題を対処するために実行可能な法律を定めたり、政策を打ち出すことです。文献の内容を短く要約すると、理論と現実はどう関わるべきなのか。また、この2つのフィールドで生きている学者や専門家たちが助けうためには、何が必要なのかという内容。著者は、Harvard University・ケネディスクールのStephen Martin Walt教授。
Beginning Painting I
ペインティング基礎 I
体育・実技
1485分
11月は今まで学んだ技法を用いて、自分の好きなものを描きました。これが、Final Projectでした。 私は、フェルメールの「真珠の耳飾りの少女」をデザインを少しアレンジして模写することにしました。