月次報告書 2015-11
プロフィール
学科
英米語学科
学年
2年
留学期間
2015-09-01 ~ 2016-03-31
留学種別
推薦
生活編
Thanksgiving Holidayから学んだこと

11月26、27日はThanksgiving holidayで大学が休みになり、計5連休となったためホストファミリーの親戚の家で過ごすことになった。その親戚の家はシアトルより先にある、車で6時間以上かかるポートランドという所にあり、気候もベリンハムとは違って晴れの多い地域であった。私が経験したThanksgiving dayでは、2日間ある祝日のうち、ターキー等の盛大な食事を頂くのは27日で、それまではその下準備や遠方から訪れた親戚を歓迎し、ボードゲームやトランプなどで過ごすというものであった。また、訪れた人数は少なくとも15人以上と大勢で、中には親戚の友人であったり近所の知り合いであったりと、家族だけで集まる祝日ではなかったことが非常に驚きであった。しかし、Thanksgiving holidayで頂く、チキンよりも2、3倍の大きさはあるターキーは捨てることなく最後まで食べきることが決まりで、それを少人数でこなすことは不可能に近いため、友人や知り合いを招いて皆で分け合うことが一般的であるとホストファミリーから聞き、大人数の必要性に納得がいった。そのおかげで多くの人と話す機会ができ、色々と話を聞くことができた。また、親戚の知り合いの子供たちも遊びに来ており、たまたま異文化交流になると思い持ってきていた折り紙を用いて、一緒に手裏剣や鶴やカエルなどを作って遊んだ。折り方を英語でどう表現すべきかがとても難しかったが、皆楽しんでくれたようで安心し、それと同時に良い勉強になったと感じた。27日の夕食では、綺麗な装飾を施した机と椅子を用意し、それぞれ自分の食事を盛って席に着いた後、1人1人、誰か、あるいは何かに対し感謝の言葉を述べる儀式が行われ、この祝日のThanksgivingの意味を実感することができた。実際は、宗教や家庭によって祝い方が異なることや、全くしないところもあるということが現状であるため、私の経験が伝統的なものであるかどうかはわからない。しかし、また1つアメリカの文化に触れて多くの人々と交流することができ、そこから異なる国から自分の国がどう見られているのか、あるいはその独自の文化や歴史に対し、どのように評価されているのかを学ぶことができ、自分にとってはとても貴重な体験ができたと思う。

住居形態
ホームステイ
無線LAN(Wi-Fi)
月額費用
アメリカ ドル
122.53円
内訳 費用(現地通貨) 日本円換算
家賃 575 70,455円
水道光熱費 0円
学費・教材費 0円
交通費 0円
通信費 0円
食費・その他 0円
合計 575 70,455円
授業編
ESLA 117: Academic Composition and Reading Writing
ライティング
語学(英語)
1100分
今月は主に3つ目のOut-of-Class Essayに関する授業が多かった。トピックはWriting with a Sourceで、1つの参考文献から本文への引用方法、その際に使用する様々な言い回しや引用した文の要約とそれに対する自分の意見の書き方、Conclusionの種類(引用、Dramatic introductionの完結、Essayの情報の重要性の説明、Thesis statementとmain pointsの要約)、そして参照した文献の詳細の書き方について学習した。また、Cultural Differencesでは、Unit 8と11(Unit 8: 感情や意見の伝え方、Unit 11: 失敗と成功の原因の捉え方の違い)についてクラスでディスカッション等し、月末にはCultural Differencesのテスト (Unit 7, 8, 11)が行われた。そして、2つ目のOut-of-Class EssayとIn-Class Essayの提出があった。
ESLA 092 Academic Reading/Writing
Reading
語学(英語)
350分
先月の授業内容とそれほど大きな違いはないが、今回は新しい読解用法を学習した。それは、本文全体を読み始める前に、まず各段落の最初の文だけを読み、その後最後の段落のみ全て読むというもので、これが本文の主な内容あるいは筆者の主張をより早く発見し、また速読に繋がるという旨であった。その練習として、以上のことを終えた上で本文の主張や考えを1から3文でまとめるという問題があった。また今回は挙げられた問題に対する解決策についての論文が多かったため、記述問題でも本文に述べられていない解決策を提起し説明するという問題も多かったと思われる。
Art 131: Begining Throwing
陶芸
体育・実技
980分
今月は蓋つき容器と自分の企画した作品(コップ等の小型のものなら5つまで、ボウル等の大型のものは3つまで)の提出があり、授業では主に蓋を持つ容器の作り方(本体、蓋の作り方)を習った。また、チャレンジテーマとしてポットの作り方(注ぎ口の作り方と付け方)も学習した。全ての粘土での作業が終了した後、教員が釉薬での装飾法について実演、生徒も素焼きが終わった自分の作品の釉薬掛けに取り組み始めた。そしてNotebookのテーマのために、「粘土」と「焼き(素焼きと本焼きとそれに関する道具)」についてパワーポイントを用いて説明や日本の恩田村の陶芸の歴史についてのビデオ鑑賞等の授業が行なわれることもあった。
ESLA 87 English Pronounciation
英語音声学
語学(英語)
330分
今月の授業内容としては、各子音の発音、sとthとfの発音の違い、gonna とwannaの発音と使用方法について、似た発音を持つ別の意味の単語の聞き分け方、自然に発音するための単語間の発音の練習、そして英語を話す際の強弱の重要性についてであった。また、2人組になって会話文を考えるというアクティビティも今月は3回とも行われ、その内容の聞き取る練習をした。