11月26、27日はThanksgiving holidayで大学が休みになり、計5連休となったためホストファミリーの親戚の家で過ごすことになった。その親戚の家はシアトルより先にある、車で6時間以上かかるポートランドという所にあり、気候もベリンハムとは違って晴れの多い地域であった。私が経験したThanksgiving dayでは、2日間ある祝日のうち、ターキー等の盛大な食事を頂くのは27日で、それまではその下準備や遠方から訪れた親戚を歓迎し、ボードゲームやトランプなどで過ごすというものであった。また、訪れた人数は少なくとも15人以上と大勢で、中には親戚の友人であったり近所の知り合いであったりと、家族だけで集まる祝日ではなかったことが非常に驚きであった。しかし、Thanksgiving holidayで頂く、チキンよりも2、3倍の大きさはあるターキーは捨てることなく最後まで食べきることが決まりで、それを少人数でこなすことは不可能に近いため、友人や知り合いを招いて皆で分け合うことが一般的であるとホストファミリーから聞き、大人数の必要性に納得がいった。そのおかげで多くの人と話す機会ができ、色々と話を聞くことができた。また、親戚の知り合いの子供たちも遊びに来ており、たまたま異文化交流になると思い持ってきていた折り紙を用いて、一緒に手裏剣や鶴やカエルなどを作って遊んだ。折り方を英語でどう表現すべきかがとても難しかったが、皆楽しんでくれたようで安心し、それと同時に良い勉強になったと感じた。27日の夕食では、綺麗な装飾を施した机と椅子を用意し、それぞれ自分の食事を盛って席に着いた後、1人1人、誰か、あるいは何かに対し感謝の言葉を述べる儀式が行われ、この祝日のThanksgivingの意味を実感することができた。実際は、宗教や家庭によって祝い方が異なることや、全くしないところもあるということが現状であるため、私の経験が伝統的なものであるかどうかはわからない。しかし、また1つアメリカの文化に触れて多くの人々と交流することができ、そこから異なる国から自分の国がどう見られているのか、あるいはその独自の文化や歴史に対し、どのように評価されているのかを学ぶことができ、自分にとってはとても貴重な体験ができたと思う。
内訳 | 費用(現地通貨) | 日本円換算 |
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家賃 | 575 | 70,455円 |
水道光熱費 | 0円 | |
学費・教材費 | 0円 | |
交通費 | 0円 | |
通信費 | 0円 | |
食費・その他 | 0円 | |
合計 | 575 | 70,455円 |