学生4678の報告書一覧
プロフィール
学科
英米語学科
学年
2年
留学期間
2015-09-01 ~ 2016-03-31
留学種別
推薦
1~7件目 / 7件中
2016-03
月次報告書3月分
銃という兵器
友人のホストマザーが銃を所持しているという話を以前から聞いており、他人事と思っていたが、今回、自分が実際に射撃を体験することになった。今月で私が帰国してしまうことや、ちょうど今月に射撃大会があったことから、友人とそのホストマザーが私に銃を帰国する前に体験させてあげようという話になり、一緒に射撃場を訪れることになった。私が体験したのは拳銃とライフルで、射撃する際の音がそれほど大きくないものであった。セイフティ―のかけ方から的の狙い方から細かく説明を受け、射撃の練習を15分程度した後、実際に大会に参加した。人によっては、弾丸が私たちの使用するものより太く、発射される時の音が耳当てをしていても頭に響く程大きく、大会後には耳鳴りや頭痛が止まなかった。銃を撃っていて思ったことは、射撃がまるでテレビゲームのように感じていく自分がいたことだ。大会ということで、皆まるで夏祭りの射的のような感覚で銃を撃っており、自分も手にしているものが実際に人を殺めることができる兵器であるという自覚が薄れていくことに恐怖を感じた。事実、若者が人を撃ってみたい衝動に駆られ、射撃事件を起こすことも少なくない。そのためアメリカでも銃所持に反対する人は多く、私のホストファミリーも一切銃は持っていなかった。今回の射撃体験はアメリカという大きな国で起こっている問題を実際に肌で感じたものであったと思った。
2016-02
月次報告書2月分
シアトル水族館観光
自分と同じく神田外語大学に通い、ワッカム・コミュニティ・カレッジに留学中の友人とそのホストマザーが、今月、一緒にシアトル水族館へ行かないかと誘ってくださった。その水族館の周りにはその海周辺でとれる魚介類を使った料理を提供するレストランや土産屋等が建ち並び、なんとなく水産市場を思わせるような雰囲気があった。水族館では、実際にイソギンチャクなどに触れることのできる体験コーナーや、魚やイカ等が生んだ卵を顕微鏡で見る場所もあり、子供たちに大人気であった。他にも、ハワイに生息する魚を楽しめるゾーン、巨大魚やサメを間近で眺めることができる空間、ペンギン、ラッコやオットセイなど海で生活する動物にも会える場も設けられており、観客を楽しませる工夫がされていてとても面白かった。また、タコなどの軟体動物が展示されていた時に、友人と二人で「美味しそう」と口にし、彼女のホストマザーに「あんな気持ち悪いもの食べるの?!」と驚かれ、日本とアメリカの食文化の違いを実感した。自分は、日本でもあまり水族館を訪れる機会がなかったので、今回は童心に戻ったように思い切り楽しむことができた。文化の違いも知ることができ、とても良い思い出にすることができたと感じている。
2016-01
2015-12
月次報告書12月分
アリゾナ1週間旅行
先月の時点で冬休み中の予定を一切決めていなかったため、ホストマザーからどこか他の州を旅行するよう強く勧められ、流されるままアリゾナ州での1週間旅行が決まった。アリゾナ州を選択した理由としては、アリゾナが以前ホストマザーの住んでいた州であり、また友人と兄弟夫婦が住んでいたため、1人で他の州に行くことよりも彼らと共に過ごす方が安全であるというホストマザーの考えからであった。あまりにも早く旅行が決まり、アリゾナ州で何をするのかもすでに決まってしまっていたため、私が考える時間は一切ないまま、14日にアリゾナ州フェニックス空港へ向けて出発した。旅の内容は、フェニックスで4日間過ごし、その後セドナという首都フェニックスよりも先にある村を抜け、フラグスタッフというグランド・キャニオンに近い都市へ2日間訪れ、その後フェニックスへ戻って翌日にシアトルに向けて帰還するというものになっており、正直楽しめるか否か非常に不安であった。まずは、ホストマザーの大学の先生で友人のGretchenさんに5日間、フェニックスとセドナでお世話になり、その間一緒に広大な砂漠の散策や、様々な美術館や博物館に出かけてネイティブアメリカンの歴史を学び、フラグスタッフに在住のホストマザーのご兄弟の奥さんであるJillさんとは、グランド・キャニオンという絶景を眺め、夜は観測所を訪れ、巨大な望遠鏡で月の表面を見る等、日本では絶対に経験できないことをさせていただいた。そのためいつの間にか抱えていた不安もなくなり、無事に旅行を楽しむことができた。赤の他人である私を喜んで歓迎し、たくさんの思い出作りをさせてくださったお2人や、親切にして頂いたアリゾナ州の人々の振る舞いや優しさを忘れず、他の国から日本を訪れる人々にも、挨拶や困っている時の声かけ等、積極的に行動し、多くの人々が日本を満喫できるように心がけたいと思った。また、GretchenさんやJillさん一家が日本を訪れる際は、是非とも歓迎して旅行の時の恩返しをしたい。
2015-11
11月26、27日はThanksgiving holidayで大学が休みになり、計5連休となったためホストファミリーの親戚の家で過ごすことになった。その親戚の家はシアトルより先にある、車で6時間以上かかるポートランドという所にあり、気候もベリンハムとは違って晴れの多い地域であった。私が経験したThanksgiving dayでは、2日間ある祝日のうち、ターキー等の盛大な食事を頂くのは27日で、それまではその下準備や遠方から訪れた親戚を歓迎し、ボードゲームやトランプなどで過ごすというものであった。また、訪れた人数は少なくとも15人以上と大勢で、中には親戚の友人であったり近所の知り合いであったりと、家族だけで集まる祝日ではなかったことが非常に驚きであった。しかし、Thanksgiving holidayで頂く、チキンよりも2、3倍の大きさはあるターキーは捨てることなく最後まで食べきることが決まりで、それを少人数でこなすことは不可能に近いため、友人や知り合いを招いて皆で分け合うことが一般的であるとホストファミリーから聞き、大人数の必要性に納得がいった。そのおかげで多くの人と話す機会ができ、色々と話を聞くことができた。また、親戚の知り合いの子供たちも遊びに来ており、たまたま異文化交流になると思い持ってきていた折り紙を用いて、一緒に手裏剣や鶴やカエルなどを作って遊んだ。折り方を英語でどう表現すべきかがとても難しかったが、皆楽しんでくれたようで安心し、それと同時に良い勉強になったと感じた。27日の夕食では、綺麗な装飾を施した机と椅子を用意し、それぞれ自分の食事を盛って席に着いた後、1人1人、誰か、あるいは何かに対し感謝の言葉を述べる儀式が行われ、この祝日のThanksgivingの意味を実感することができた。実際は、宗教や家庭によって祝い方が異なることや、全くしないところもあるということが現状であるため、私の経験が伝統的なものであるかどうかはわからない。しかし、また1つアメリカの文化に触れて多くの人々と交流することができ、そこから異なる国から自分の国がどう見られているのか、あるいはその独自の文化や歴史に対し、どのように評価されているのかを学ぶことができ、自分にとってはとても貴重な体験ができたと思う。
2015-10
月次報告書10月分
人生で初めてのキャンプ体験
ホストファミリーと共に過ごしていく中で、ある時「今までキャンプに行ったことがあるか」と問われた。私が今まで一度も行ったことがないと話すと二人とも驚き、必ず連れていこうという話になり、それが今月、実現することとなった。キャンプをする場として開放されていたところはベリンハムにある高山のひとつであるマウント・ベーカー付近にあるシルバーレイクという湖の傍であった。そこで私は自分でテントを張るという体験やキャンプファイアー、天体観測や湖をボートで散策する等を経験することができた。次第に寒くなってきていたため、夜にテントで寝るということが少々厳しく感じたが、その分夜の天体観測が非常にしやすかった。その際、初めて天の川を裸眼で捉えることができ、とても感動した。また、アメリカのキャンプでは必ず食べるというスモア(S' more:焼いたマシュマロとチョコレートをグラハムクラッカーで挟んだもの)は、炊事のような原始的なものがキャンプですることと考えていた自分には非常に衝撃的であった。また、私はたまたま近くの店で発見した日本のサツマイモで焼き芋をした。アメリカではそのようなことはやらないと私の行動を不思議に思っていたホストファミリーにも評判が良く、互いに文化交流ができたようで良い体験ができたと思う。
2015-09
9月にシアトル近郊で行われるワシントン州フェアという祭りに、ホストファミリーと共に訪れた。その内容としては、牧場等で飼育されている動物(馬・豚・ウサギ等)の一般公開と、遊園地が合わさっており、私にとっては非常に斬新なものであった。動物は一般公開と共に販売もされており、多くの人々が訪れ動物の様子を伺っていた。中には日本ではほとんど見られることがないような種類の動物もおり、目を引かれるばかりであった。また、遊園地では3種類のジェットコースターや観覧車等の大型のアトラクションや、水鉄砲の射的やモグラ叩き等、日本の祭りにもあるような催し物もあり、どれもがその場で組み立てたものであったため、どれほどの作業が必要かを考えると私には衝撃であった。また翌日にはシアトルを訪れ、市場を見て回った。そこにはスターバックス1号店がある等、有名な場所であったためとても多くの人々で賑わっており、また市場にでている店も建物の雰囲気も日本のものとは異なりとても新鮮であった。最も衝撃的であったのは、現地の人々が非常に親しみやすかったことである。私が日本人で初めて日本以外の国に訪れたという話を聞いて、店員の方が丁寧に商品の説明し、またゆっくりとわかりやすい英語で話してくださった。こういう一面はぜひ日本人も見習うべきであると感じた。
1~7件目 / 7件中