月次報告書 2017-02
プロフィール
学科
アジア言語学科
学年
4年
専攻
インドネシア語専攻
留学期間
2016-08-01 ~ 2017-07-31
留学種別
交換
生活編
引っ越し

5ヶ月住んだホームステイ先を離れ、一人暮らしを始めました。アパート探しを始めて、大家さんとのやりとりをインドネシア語でできることは留学生活ならではだと感じます。留学生活中に一人暮らしをすることが一つの目標でした。それを自分の培ってきたインドネシア語を通じて実際に実現できたことは嬉しかったです。何より、先生やスタッフの力を借りずに外国人を騙してお金を奪おうとする現地人もいる中で金銭的にも環境的にも良い住居環境を手に入れられたことは大きな喜びです。前例のない場所には留学生を住まわせたくない受入大学側の意向と、自分にとってのより良い居住環境がウィンウィンになれる場所をうまく探し出せたことも嬉しかったことの一つです。 また、今月は留学に来て初めてジャワ島を離れた旅行をしました。スマトラ島はブキティンギに行きました。運が良く、開花したラフレシアを見ることができました。花が咲いている期間は1年のうちに1週間と短命なラフレシアですが、その分、花のオーラには迫力がありました。豊かな自然とその力強さがインドネシアの魅力でもありますが、ラフレシアがそれを表現しているような気がしました。

住居形態
アパート
無線LAN(Wi-Fi)
月額費用
インドネシア ルピア
0.01円
内訳 費用(現地通貨) 日本円換算
家賃 800,000 8,000円
水道光熱費 0 0円
学費・教材費 0 0円
交通費 150,000 1,500円
通信費 300,000 3,000円
食費・その他 1,500,000 15,000円
合計 2,750,000 27,500円
授業編
Membaca(Reading Ⅰ)
リーディング
語学(地域言語)
720分
考え方や言語も異なる300以上の民族が生きるインドネシアはその建築様式も多様です。そんなインドネシアの建築様式をテーマに今月の授業が行われました。国民が何かしらの宗教を信仰しなければいけないインドネシアでは建築様式もそれに影響を受けているのではと考えることもできますが、実際はそうではありません。宗教以前から根付いていた自然崇拝、つまりアニミズムの精神がその土地に生きる人々の住まいの様式に影響を及ぼしているのです。建築の歴史は長く、1000年前に建築され現在も使われている家屋も存在します。
Berbicara(Speaking I)
スピーキング1
語学(地域言語)
720分
クラスmembaca(リーディング)と関連付けた内容の授業でした。自分たちの理想の家を考え、ラフなスケッチとともにプレゼンテーションを実施。また、日本とインドネシアの建築について問題点やいい点を考え、先生を交えて意見を共有し合い知見を広げました。民族衝突を起こし土地の所有問題が解決されていないインドネシアの時事問題から発展させて、村人、役人、建築者に分かれて話すロールプレイも行いました。
Tata Bahasa(Indonesian Grammar I)
文法1
語学(地域言語)
360分
1月同様に学術的な文章を書く際の文法の規則やを学びました。
Menulis (Writing Ⅰ)
ライティング
語学(地域言語)
450分
インドネシア語で小説書評する際の書き方を学びました。とはいえ、書評は人それぞれ書き方があるので体系化された学習はされませんでした。自由に思ったことを書く、本が伝えたいことは何かを考える、そうした基本的なことに今一度目を向けることができた授業になったと思います。
Menyimak(Listening I)
リスニング1
語学(地域言語)
720分
インドネシアの教育システムについて学んだ一ヶ月でした。特徴的だったのはイスラム寄宿制学校のプサントレンの存在です。寮で生活し人間性を育みながら、学業に励むスタイルはインドネシアでは一般的に受け入れられているようです。面白い部分として、日本と対象的な部分がありました。それは私立学校の設備が、公立学校のそれよりも劣るということです。私立学校の明確な設立基準が不透明なこと、公立学校は国が金銭的なサポートをしているので安定した設備投資がされていることに起因するそうです。
Kelas sosial
文化・芸能クラス
体育・実技
540分
インドネシア・マランの仮面舞踊を習得中です。手先にもこだわる繊細な舞踊であるため、覚えるのに苦労しています。舞踊が表現するのは女性をアプローチする男性です。