月次報告書 2017-01
プロフィール
学科
アジア言語学科
学年
4年
専攻
インドネシア語専攻
留学期間
2016-08-01 ~ 2017-07-31
留学種別
交換
生活編
1月

年が空け新しい学期が始まりました。インドネシアに入国して5ヶ月目を迎え、この頃から生活のパターンが安定してきました。週4日から5日ジムに通い体を動かすなど健康面に配慮しつつ、学習時間も十分に確保できるので有意義な生活を送れます。一方でタスク管理や時間のマネージメントなどは全て自分で行うため、できるだけ計画性を持って臨みました。またこの時期になると雨の日が増え、室内などカビが繁殖しやすいので体調不良を起こしがちです。晴れている日は特にまめな空気の入れ替えを心がけました。部屋の環境は同じコスの中でも間取りなどにより大きな差があるので、あまりにも合わない場合は早めの引越しが必要だと感じました。特に一階の奥まった角部屋や、台所、お風呂場の目の前に位置する部屋は、湿気や風通しの問題以外にも、蚊やねずみなどの問題も生じるため、配慮が必要です。しかしこの様な問題に関しては現地人に相談しても理解を得ることが難しいこともあるので、その場合は大学関係者に相談しました。

住居形態
その他 コス
無線LAN(Wi-Fi)
月額費用
インドネシア ルピア
0.01円
内訳 費用(現地通貨) 日本円換算
家賃 750,000 7,500円
水道光熱費 0円
学費・教材費 0円
交通費 600,000 6,000円
通信費 300,000 3,000円
食費・その他 2,000,000 20,000円
合計 3,650,000 36,500円
授業編
Membaca(Reading Ⅰ)
リーディング
語学(地域言語)
630分
インドネシアの伝統芸術の一つであるバティックのモチーフについて学習しました。民族ごとに異なるモチーフが施されており、その種類は多種多様です。鹿や蝶、鳥などの動物をモチーフにするものもあれば、インドネシアに自生する植物、または気候などの自然をモチーフにしたものもあります。興味深いのは、素材や柄などによって身分の区分けがされていた点です。現在はジャワ島中部でバティックの生産が特に盛んに行われており、バティックの模様はバッグやお財布などのブランド品にも用いられているそうです。
Berbicara(Speaking I)
スピーキング1
語学(地域言語)
540分
自分の知っている日本の芸術について調べ、プレゼン形式でクラスメイトとシェアしました。私は近代美術作家の石田哲也について調べ、彼の作品が風刺する日本の社会問題などについても触れました。クラスメイトは華道や、にほんの三味線について発表し、他国の学生もその国の民謡や、独自の文化を発表しました。普段あまり注目せず、風化しがちな自国文化の魅力を再発見でき、とてもたのしかったです。
Tata Bahasa(Indonesian Grammar I)
文法1
語学(地域言語)
270分
卒業論文に向け、フォーマルで実践的なインドネシア語文法について学びました。接続詞などを用いて今までよりも長い文章構成に挑戦し、新聞記事などからも用例を抜粋して文法の知識を身につけました。
Menulis (Writing Ⅰ)
ライティング
語学(地域言語)
270分
昨年の授業の反省を踏まえ、今年の目標設定を掲げる課題から始まりました。残りの期間で自分が焦点を当てるべきポイントが掴めるだけでなく、丁寧な添削もはいるのでとても有意義でした。その後インターネットなどから抜粋した映画のレビューを参考に、自分が見たインドネシア映画についてのレビューを作成する課題に取り組みました。
Menyimak(Listening I)
リスニング1
語学(地域言語)
630分
リスニングの練習も兼ねインドネシア共産党に関する代表的な映画を視聴しました。これはインドネシア共産党が政権奪取を企てた史実を元に構成された映画で、インドネシアの小学校教育の一貫としても使われているものです。視聴後は歴史の知識に関する捕捉と、各々の感じた意見などを話し合いました。