月次報告書 2017-08
プロフィール
学科
イベロアメリカ言語学科
学年
4年
専攻
ブラジル・ポルトガル語専攻
留学期間
2017-02-01 ~ 2018-01-31
留学種別
交換
生活編
エスピリットサント

8月末にエスピリットサントという町に行きました。有名ではなく、私も知らなかったのですが、リオの少し北にある海沿いの町で、とても綺麗でした。行くことになったきっかけは、6月の「ICO2017」で知り合った、日本語教師をしているブラジル人の方から、日系人団体の運動会があるから手伝ってほしいと言われたことでした。3日間滞在し、運動会の手伝いと日本語学校の授業の手伝いをさせてもらいました。 運動会は、小さい子供たちとご年配の方々が中心でした。みんながやり方やルールがわからないままで進めなくてはいけなかったので、一日中動き回ってとても大変でした。しかし、ラジオ体操をみんなの前でお手本としてやらせてもらって、とても褒めて頂いたり、子供たちが一生懸命取り組んで楽しんでいる姿を見て、少しでも役に立てたようで嬉しかったです。運動会を一からやるというのは本当に大変なことだとわかりましたし、日本の学校で毎年開催できるのは、いろいろな人の力があってこそで、本当にすごいことなのだと気付きました。また、ブラジル各地で日系人コミュニティが年々縮小しており、エスピリットサントでは特に私たち青年の世代があまり関心を持っていないことを現地の方から教えていただきました。せっかくブラジルに日本の文化が伝わって、現地で交流があるのに、それが失われていってしまうのはとても残念だと思います。 日本語学校では、現地の生徒たちの会話練習の相手として、質問に答えたり、日本のことを教えたりしました。 3日間、日本語学校の生徒の家にホームステイをさせてもらい、街の教会やウミガメのいる公園、日曜日の朝市などに連れていってもらいました。小さな町でも、歴史ある建物や伝統の土鍋を手作りで作る工房がある部分と、生活に便利な近代的な部分があり、とても面白いと思いました。また、食事も現地特有のものがあり、バイーア地方で有名なブラジル料理「ムケッカ」も、ここではとろみをつけたものや、ココナッツの実を器にしたホワイトシチュー状のものがあり、どれもとても美味しかったです。 新しく現地の友人もでき、ブラジルのまた違った景色も見ることができたので、とても良い経験になりました。

住居形態
学生寮
無線LAN(Wi-Fi)
月額費用
ブラジル レアール
45.7円
内訳 費用(現地通貨) 日本円換算
家賃 700 31,990円
水道光熱費 0 0円
学費・教材費 0 0円
交通費 200 9,140円
通信費 0 0円
食費・その他 380 17,366円
合計 1,280 58,496円
授業編
Prática de tradução Por/Ing
翻訳の実践(ポ英)
語学(地域言語)
660分
ポルトガル語から英語への翻訳の実践を通じて、翻訳する際にどのような問題が生じるかということを学びました。例えば、文化の違いによって直訳できない単語があったり、言葉遊びがかかったジョークを直訳しても、そのおもしろさを伝えるのが難しいことがわかりました。
Prática de tradução ING/PORT
英語ポルトガル語翻訳実践
語学(地域言語)
660分
いろいろなジャンルの文章について、英語からポルトガル語に翻訳する実践を行いました。宿題として訳してきた文章をクラス全員でチェックしながら、より良い訳し方がないかディスカッションをしました。