月次報告書 2017-09
プロフィール
学科
イベロアメリカ言語学科
学年
4年
専攻
ブラジル・ポルトガル語専攻
留学期間
2017-02-01 ~ 2018-01-31
留学種別
交換
生活編
芸術の秋

ブラジルでは日本と比べてより気軽にアートを楽しめると思います。それは、音楽イベントが頻繁に開催されていたり、美術館や博物館が多く、どれも入場料がとても安いからです。 9月はそんなアートな機会に恵まれ、コンサートや美術館に足を運びました。季節感はともかく、芸術の秋を堪能できたと思います。 コンサートは、日本食レストランの「ゆず庵」で知り合った方に誘って頂きました。その方は女性の新聞記者で、日系人の血縁もあり、私が日本人ということでとても良くしてくださいました。音楽イベントがあり、その方が仕事で行くため、無料で招待してくださったのです。「トロピカーリア」という、かつてブラジルで起こった「ブラジルらしさ」を模索した音楽ムーブメント期の音楽を讃えるイベントで、野外ステージで音楽フェスのように開催されました。トロピカーリアについては少しだけ勉強したことがあったので、その音楽に肌で触れることができ、とても嬉しかったです。また、イベントに参加したうちの「pato fu」というバンドの歌手が、フェルナンダ・タカイという日系人の方で、新聞記者の女性が楽屋まで特別に案内してくれました。短い時間であまり上手には話せなかったのですが、日本人に会えて嬉しいと言ってくださり、ギターピックもプレゼントしてくれて、とても貴重な経験になりました。女性記者の方は、後日誕生日パーティーにも招待してくれました。ポルトガル語が聞き取れなくてあまり会話には入れませんでしたが、普段大学生とばかり関わっているので、ブラジルの大人の方々とお話できる機会になり、またひとつ貴重な経験になりました。 ブラジルの写真家で有名なセバスチャン・サルガドの写真展があるということで、美術館にも行きました。世界各地の子供や人々の暮らしを映したものの展示で、被写体の息づかいを感じられるようなものが多く、圧倒されました。 中旬には、ブラジリアから車で3時間ほどの所にあるアナポリスという街で日本祭りがあり、また大使館の方々のお手伝いをさせて頂きました。歌や琉球太鼓のステージがメインでしたが、奨学金の案内などをする大使館のブースでは、若い学生やお子様連れの家族中心に、日本への留学や旅行に興味がある方が多くいらっしゃいました。視察に訪れていた大使にもお会いさせて頂き、とても勉強になりました。

住居形態
学生寮
無線LAN(Wi-Fi)
月額費用
ブラジル レアール
45.7円
内訳 費用(現地通貨) 日本円換算
家賃 700 31,990円
水道光熱費 0 0円
学費・教材費 0 0円
交通費 80 3,656円
通信費 30 1,371円
食費・その他 300 13,710円
合計 1,110 50,727円
授業編
Prática de tradução Por/Ing
翻訳の実践(ポ英)
語学(地域言語)
880分
引き続き、翻訳する際に生じる問題点について分析を深め、各問題点に対してどのような解決策があるかについて学んだ。例えば、広い意味をもつ言葉で言い換えたり、説明を追加したり、必要でない部分は省略するなどの策があることがわかった。これはポルトガル語ー英語間だけでなく、ポルトガル語ー日本語間の翻訳でも使える策だと思い、とても勉強になった。
Prática de tradução ING/PORT
英語ポルトガル語翻訳実践
語学(地域言語)
880分
ホテルの紹介やお菓子のレシピなどの文章を翻訳し、また授業でディスカッションを行った。文章の種類によって、定型の表現があったり、より自然な表現について活発に議論されていて、日本語だったら面白いのにと思った。また、翻訳することによって、その文章を誰が読むのか?ということを考えて、原文に書かれていない説明を追加するなど、適宜配慮が必要だということを学んだ。