11月後半の週末を利用して、マナウスにいる友人に会いに行きました。 外国語学習用アプリで知り合った友人で会うのは初めてだったのですが、女同士でガールズトークもできてすぐに仲良くなれました。 まず、マナウスの食について。ブラジルでもあまり知られていない、マナウス特産のtucumá(トゥクマー)という果物を使ったサンドイッチやアイスを食べたのですが、甘くなく食感はドライマンゴーのように硬く、少しクセのある味で不思議な味でした。川魚のタンバキは塩だけのシンプルな味付けで、とても大きく、3人がかりで食べました。ブラジルに来てから、レストランではほとんどお肉だったので、魚介が食べられるのもマナウスならではですし、ブラジル流の食べ方を知ることができて良かったです。ブラジルのどこでもおなじみなガラナという炭酸ジュースも、マナウスにはbaréという地元の銘柄があり、甘めの味が特徴的でした。 友人はアマゾナス連邦大学で日本語を学んでいたので、日本人の先生に会いに行ったり、マナウスの日系団体の建物を利用した小さな日本祭りが開かれていたので、遊びに行きました。マナウスはブラジルの中でも辺境地というイメージがあったので、日本との関わりが深いと知り驚きましたし、太鼓の演奏が行われていたり、日本の文化が受け継がれているのを見てとても感慨深いと思いました。 マナウスといえば、大自然アマゾン。バイクで連れて行ってもらった自然研究所では、背の高い木が生い茂るジャングルにマナティなどが展示されていて、とても冒険的でした。 アマゾン川は2度目の訪問になり、ブラジル人にも驚かれましたが、また見たいと思っていた景色をこんなにも早く見に行くことができ、とても嬉しかったです。友人に教えてもらった安いボートツアーに参加し、念願だったピンクのイルカと戯れることができました!また、先住民たちが生活する島にも訪れ、儀式の踊りを披露してくれたり、植物の染料を使ったボディーペインティングを体験しました。日本にいたときにブラジルの社会などについて学んだことがあったため、観光用に先住民訪問がツアーに組み込まれ、決して多くはない金額でもチップを貰うことで貨幣経済の一部となっているその様子を見て、考えさせられる部分もありましたが、儀式の踊りなどは実際に見れることは貴重なことだし、文化を失わずに後世に伝承していくという効果が少しでもあるのなら、仕方のないことなのかなとも感じました。別の日に市内の先住民博物館も訪れたのですが、あまり大きい博物館ではなかったのですが、先住民の道具や儀式の様子が展示されていて、自然とともに暮らしてきた先住民の多くが土地や慣習を失い、民族自体の数も減ってしまった現状がとても悲しいと感じました。何かできることがあるのかはわからないのですが、ブラジルは本当に多様な面を持っていて複雑な国だと感じたので、今後も冷静な姿勢で知識を深め、多くの人に現状を伝えていけたらいいなと思いました。
内訳 | 費用(現地通貨) | 日本円換算 |
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家賃 | 700 | 31,990円 |
水道光熱費 | 0 | 0円 |
学費・教材費 | 0 | 0円 |
交通費 | 50 | 2,285円 |
通信費 | 30 | 1,371円 |
食費・その他 | 700 | 31,990円 |
合計 | 1,480 | 67,636円 |