月次報告書 2017-11
プロフィール
学科
イベロアメリカ言語学科
学年
4年
専攻
ブラジル・ポルトガル語専攻
留学期間
2017-02-01 ~ 2018-01-31
留学種別
交換
生活編
マナウス旅行

11月後半の週末を利用して、マナウスにいる友人に会いに行きました。 外国語学習用アプリで知り合った友人で会うのは初めてだったのですが、女同士でガールズトークもできてすぐに仲良くなれました。 まず、マナウスの食について。ブラジルでもあまり知られていない、マナウス特産のtucumá(トゥクマー)という果物を使ったサンドイッチやアイスを食べたのですが、甘くなく食感はドライマンゴーのように硬く、少しクセのある味で不思議な味でした。川魚のタンバキは塩だけのシンプルな味付けで、とても大きく、3人がかりで食べました。ブラジルに来てから、レストランではほとんどお肉だったので、魚介が食べられるのもマナウスならではですし、ブラジル流の食べ方を知ることができて良かったです。ブラジルのどこでもおなじみなガラナという炭酸ジュースも、マナウスにはbaréという地元の銘柄があり、甘めの味が特徴的でした。 友人はアマゾナス連邦大学で日本語を学んでいたので、日本人の先生に会いに行ったり、マナウスの日系団体の建物を利用した小さな日本祭りが開かれていたので、遊びに行きました。マナウスはブラジルの中でも辺境地というイメージがあったので、日本との関わりが深いと知り驚きましたし、太鼓の演奏が行われていたり、日本の文化が受け継がれているのを見てとても感慨深いと思いました。 マナウスといえば、大自然アマゾン。バイクで連れて行ってもらった自然研究所では、背の高い木が生い茂るジャングルにマナティなどが展示されていて、とても冒険的でした。 アマゾン川は2度目の訪問になり、ブラジル人にも驚かれましたが、また見たいと思っていた景色をこんなにも早く見に行くことができ、とても嬉しかったです。友人に教えてもらった安いボートツアーに参加し、念願だったピンクのイルカと戯れることができました!また、先住民たちが生活する島にも訪れ、儀式の踊りを披露してくれたり、植物の染料を使ったボディーペインティングを体験しました。日本にいたときにブラジルの社会などについて学んだことがあったため、観光用に先住民訪問がツアーに組み込まれ、決して多くはない金額でもチップを貰うことで貨幣経済の一部となっているその様子を見て、考えさせられる部分もありましたが、儀式の踊りなどは実際に見れることは貴重なことだし、文化を失わずに後世に伝承していくという効果が少しでもあるのなら、仕方のないことなのかなとも感じました。別の日に市内の先住民博物館も訪れたのですが、あまり大きい博物館ではなかったのですが、先住民の道具や儀式の様子が展示されていて、自然とともに暮らしてきた先住民の多くが土地や慣習を失い、民族自体の数も減ってしまった現状がとても悲しいと感じました。何かできることがあるのかはわからないのですが、ブラジルは本当に多様な面を持っていて複雑な国だと感じたので、今後も冷静な姿勢で知識を深め、多くの人に現状を伝えていけたらいいなと思いました。

住居形態
学生寮
無線LAN(Wi-Fi)
月額費用
ブラジル レアール
45.7円
内訳 費用(現地通貨) 日本円換算
家賃 700 31,990円
水道光熱費 0 0円
学費・教材費 0 0円
交通費 50 2,285円
通信費 30 1,371円
食費・その他 700 31,990円
合計 1,480 67,636円
授業編
Prática de tradução Por/Ing
翻訳の実践(ポ英)
語学(地域言語)
880分
引き続き、オンラインで使える翻訳に役立つツールについて学んだり、学期の集大成として、翻訳する文章のレベルがどんどん上がり、皮肉やユーモアの詰まった文章を扱いました。とても難しく、理解するのが大変だったので、先生が手伝ってくれました。原文の伝えたいメッセージを翻訳する際に失わずに翻訳することはとても難しく、そのためにはしっかり原文の言語も高いレベルで理解できることと、翻訳する言語でも様々な言い回しや表現を知っておくことが大切だとわかりました。
Prática de tradução ING/PORT
英語ポルトガル語翻訳実践
語学(地域言語)
880分
今月は文学作品を中心に、課題の文章を訳し、それについてディスカッションしたりしました。映画の主題歌を翻訳したり、テレビドラマに字幕をつけるなどを行いました。