月次報告書 2017-11
プロフィール
学科
アジア言語学科
学年
3年
専攻
中国語専攻
留学期間
2017-02-01 ~ 2018-01-31
留学種別
私費
生活編
天津生活後半戦3

11月から急に寒くなりました天津です。夜10時くらいから氷点下割るようになってきました。一番寒いのは1月だよって言われてたので現時点で戦々恐々としてます。って話をしたらタクシーのおっちゃんにマイナス15度くらいまで行くよって言われて先が思いやられる感じです。東京はまず氷点下割りませんからね。 さて写真ですが、1枚目は授業の一環として連れていかれた十九大という共産党の活動の報告会が南開で行われた時の写真です。沢山の外国人留学生が集められ、発表、質疑応答全部英語で行われました。個人的には中国語でやってくれたほうがまだ理解できるのですが全部英語でした。特に黒人系の留学生が多く参加していたという印象があったのですが、メディアや南開の広報と思われるカメラが沢山撮影していたので「南開は留学生相手にこんな活動をしています」って言う宣伝のためにこんだけ留学生ばっかり集められたんじゃないのかなって事をクラスメイトと話してました。一理あるなって思いました。2枚目はクラスメイトと遊びに行った大型のショッピングセンターです。大型のゲームセンターがあり、そこでボウリングなどで遊びました。今月はなぜかクラスのカメルーン人と仲良くなり、自国の料理を作りあったり一緒に映画やカラオケに行ったりと新しい交友関係が築けた月でもありました。

住居形態
学生寮
無線LAN(Wi-Fi)
月額費用
中国 人民元
17.2円
内訳 費用(現地通貨) 日本円換算
家賃 1,800 30,960円
水道光熱費 0 0円
学費・教材費 1,179 20,279円
交通費 20 344円
通信費 166 2,855円
食費・その他 1,300 22,360円
合計 4,465 76,798円
授業編
高级汉语读写
読んで書く授業上級
語学(地域言語)
1170分
11月に上級班では初めてとなる定期テストが行われました。読み書きのテストは中間までに学んだ1〜4課の単語(約200個)と文法(約20個)が中心で、そのほかに初めて読むまとまった文章が5つ程度読解として出題されます。書くテストとしては与えられたテーマに沿って400字程度の作文が最後に用意されていました。これがなかなか難解で、先生から与えられた文法や単語を必ず一定数以上盛り込まねばならないという制限に時間がかなり持っていかれました。自分はギリギリ400超えたかなというラインまで書けましたがクラスメイト殆どが最後まで書ききれないというなかなか難しいテストであったと思います。
高级汉语听说
聞いて話す授業上級
語学(地域言語)
1170分
こちらも初めてのテストがありました。リスニングは上記の読み書きテストが終わったあと少しの休憩を挟んで連続して実施され、また一時間ほどあるので最後まで集中力を持たせるのが大変でした。中級班にいた頃はまず単語の聞き取りからでしたが、上級班はいきなりHSKのような対話文から始まります。その後は聞く授業で過去に見た動画の中からランダムで何個か再生され、内容と問題文の関係を丸ばつで判断したりする問題もありました。特に最後の聞き取り問題は音源の話すスピードが異様に速くて書き取りすらままならず、全体的に難しかったなという印象です。 口語ではランダムで紙を一枚選びそこに書かれた文を音読する所から始まります。結構長いのでどれだけアドリブで読めるかが問われる感じです。その後、これが一番準備に時間がかかるのですが、先生から12個ほど事前に質問を渡されておりテスト当日ランダムで選んだ質問2個に答えるテストがあります。事前になんて答えるかちゃんと考えてないとまず答えられないような質問ばかりなので如何に答えを準備して覚えこむかが重要です。口語は準備さえちゃんとやれば憂えることはないかと思います。
实用汉语语法
実用中国語文法
語学(地域言語)
600分
文法の授業でも中間テストが行われました。試験範囲が教科書100ページ分とだだっ広いのでテスト勉強が地味に大変でした。クラス共有のメールボックスに先生が授業で使ったPPTを送ってくれたのでそれを見つつ教科書の練習問題を振り返り…といった感じです。テストの内容としては沢山ある量詞から適切なものを選ぶ穴埋め問題から始まり、与えられた文の誤りを正したり習った言い方に言い換えたりする問題が出題されました。範囲が広いのでどの単元の問題なのか見極めるのが難しかったです。
经贸文选
経済貿易中国語
講義(地域言語)
450分
知的財産権、中国の保険市場、農業産業の発展における問題など、幅広い割には一個一個が深くて難しいテーマを多く扱いました。こうなると専門用語というのも増えてくるので、まず日本語でも理解できないような言葉が多く出てきました。それに伴い日本ではどうなのかといった、自国の状況もよく掴めていないような問題も多く出てきました。日本の状況をあまり理解してない事を実感しました。例えば日本の保険市場とかです。日本では会社に入るとどんな保険に入るのか、そのお金はどこが負担するのかなど、まだ社会に出たことがないにしろ答えられない問題が多かったので色々考えさせられました。
中国成语故事
中国故事成語
語学(地域言語)
450分
相変わらず2人の先生が交互に授業を受け持ってくれています。選択授業は12月の頭に終わってしまうので11月中にテストの連絡がありました。あとはひたすら成語の紹介とその成語にまつわる伝説や言い伝えの解説です。最後にここ数週間で習ったあらゆる成語からすきなもの、使いやすい成語を一つ選んで自分で文を作って発表という課題に取り組んだりしました。
中国歌曲2
中国歌曲2
体育・実技
180分
10月から休講が続いていた歌の授業ですが今月は一回休講になっただけで済みました。月半小夜曲という曲をメインでやったのですが、初めて習うカントン語の曲だったためいつも習っている標準語との違いに驚かされました。雰囲気が個人的にとても好きな感じだったので自分で検索して歌詞の読み方を調べたり、カントン語というものに対して興味が出てきたりなんかしました。