最初の10日間しか滞在しないということもあり意識して学内風景の写真を多く撮ったりという事をしていました。写真一枚目は南開大学八里台のキャンパスの全体図です。ここ一年の学校兼自宅ですが、改めて見るとほんと大きいなと思います。また10日のなかで期末テストや終業式があったり家族が天津に遊びに来て北京に連れていったり友人と瀋陽に旅行に行ったりともう盛りだくさんな留学の最後となりました。瀋陽へは最初高速鉄道で行きましたが、帰りは天津まで寝台列車に乗ったりと人生初のことにチャレンジする良い機会となりました。また世界遺産の故宮や有名な博物館を巡れて良い思い出にもなりました。天津駅に戻ってきたときはすっかりここがホームだなと言う自覚があり、1年前は全く見知らぬ土地だったのにと何とも不思議な気分でした。 最後に留学を総括して…とかいう大きなことは言えませんが、たかが1年の留学と言えど20歳にとって1年は人生の5%を占めるわけですから、あながち無碍にもできない時間ではないのかなという考えが自分の中にあります。私は確かに中国で、天津で、南開大学で、生活しました。色んな考え方に触れて、日本を外から見ることも出来ました。これから自分の道を決める上で必要だろう思考回路が出国前と変化した自覚もあります。この経験が今後どう影響するかはわかりませんが、見聞き体験したものを忘れずこれからに生かしていこうと思います。 留学で出会った全ての物事に、ありがとうございました。
内訳 | 費用(現地通貨) | 日本円換算 |
---|---|---|
家賃 | 540 | 9,288円 |
水道光熱費 | 0 | 0円 |
学費・教材費 | 1,179 | 20,279円 |
交通費 | 660 | 11,352円 |
通信費 | 166 | 2,855円 |
食費・その他 | 700 | 12,040円 |
合計 | 3,245 | 55,814円 |