写真1、2 世界遺産ハロン湾にて(Vịnh Hạ Long) 20歳の誕生日はハロン湾で迎えました。 聞き取れない、、 毎日部屋を一歩出ればベトナム語。特に聞き取れないのはクラスの友達同士の会話です。耳をそばだてて聞いていても何の話をしているのかすらわからないときがあって、いつになったら会話に入っていけるんだろうと思っては悲しくなります。日本にいるベトナム人留学生と話すとき私が聞き取れていたのはみんなが私のことを気遣って簡単な言葉で話してくれていたからだったんだなと感じました。私は日本語学部のベトナム人のクラスに入って一緒に授業を受けていて外国人は私しかいないから先生も少しの配慮もしてくれない先生も中にはいたし、多少配慮してくれているにしても先生は話すのが早いし結構声が小さいので何を言ってるのかわからないことが多かったです。どこかでご飯をたべるときも店員さんの言っていることを聞き取るのが大変で落ち込んでいると大家さんに話すと前ベトナム語留学をしていた先輩のことを話してくれました。家に帰っては部屋には上がらず大家さんと話すことが多くなりました。話していて私がわからないときには紙にその単語や文を書き出してくれたりして私のベトナム語学習をサポートしてくれています。 そして毎日ベトナム人の優しさや温かさに感謝しながら生きています。携帯はWi-Fiでしか使えなかったが友達が前に使っていた携帯をくれ、携帯番号を作りにつれて行ってくれたり、コピー屋さんにいって教科書のコピーを頼む方法を教えてくれたり。異国の地である分ベトナム人にとっては当たり前のことでも私は知らないことが多いがいつも困ったときには連絡を一本入れておけばなんでも手伝ってくれます。友達の田舎に遊びに行くのにバスが分からないというとわざわざ1時間もかけて迎えに来てくれました。登校するのに毎日歩いて行っていることを言うと自転車をくれたり。また私をよくご飯に誘ったり遊びに行こうと誘ってくれます。私がベトナム語が少ししか話せなくてコミュニケーションに困るからとはあまり考えてないように見受けられます。たぶん多くの日本人は外国人とコミュニケーションがうまくいかないことを考え遊びに誘わなかったりすることが多いのではないかと思います。私はここでベトナム人のみんなによくされているように、日本で留学生たちにそう接せていただろうかと思うと、後悔が残るほどです。日本では日本語が話せる外国人は珍しくないので人はその大変さをあまり知らず、またそれに慣れてしまっていますが、ベトナムでは外国人がベトナム語を話すのはとても珍しいので、いつもほめてもらえます。また私を笑顔で歓迎してくれる人の多さに嬉しくなります。またベトナムにいて人間関係や生活に疲れを感じません。日本人から見ると、マナーがない、そんなことしていいの?といった普通じゃないとも受け取れる行動は全部、日本より人に自由が与えられているゆえのことのようにも思えてきました。すみませんと謝ることも少ないしありがとうということも少ない。時間をはじめいろいろ適当なことが多い。そしてそれを気にしない。日本にはないベトナムのこんなところが今の私にはとても居心地がいいのです。
内訳 | 費用(現地通貨) | 日本円換算 |
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家賃 | 5,000,000 | 25,000円 |
水道光熱費 | 500,000 | 2,500円 |
学費・教材費 | 0 | 0円 |
交通費 | 400,000 | 2,000円 |
通信費 | 70,000 | 350円 |
食費・その他 | 150,000 | 750円 |
合計 | 6,120,000 | 30,600円 |