harukaの報告書一覧
プロフィール
学科
アジア言語学科
学年
3年
専攻
ベトナム語専攻
留学期間
2017-02-01 ~ 2018-01-31
留学種別
交換
1~10件目 / 11件中
2017-12
月次報告書12月分
留学終了
写真1 ベトナム戦争は歴史の中でも記憶に新しいので、沢山の資料があり見応えがあります。頑張ってベトナム語の解説を読むのが好きで、ハノイの博物館は全て行っていました。 写真2 クリスマスツリーがあるハノイ大教会に妹と行きました。観光客も多くて賑わっていました。 今月はたくさんの行事がありました。本当は2月までいようかなと考えていましたが事情があってわずか9か月の留学となってしまいました。最後なので色んな友達に会ったり大好きなベトナム料理をたくさん食べました。クリスマスパーティー等もありました。 中でも留学最後は年末の休みを利用して妹がわざわざ遊びに来てくれて同じ日に帰国できていい締めくくりになりました。そこで今までは観光客っぽいこともそんなにしていなかったので、三日間ザ観光客みたいなことをしました。アオザイを借りて着て写真を撮りに行ったり、有名なフランス料理店に行ったり、ハロン湾ツアーに行ったり、おすすめのベトナム料理を食べに行ったり、ナイトマーケットでお土産を買ったり。観光地を回りました。妹が来ることでタクシーやお店やツアーの予約の電話をしたりしなくてはならなかったけどそんなことも難なくできるようになりました。来たときは電話での会話が苦手でタクシー運転手がかけてくる電話も本当に嫌でタクシーに乗りたくないほどでなんて言うか紙に書いて電話したりしていたこともあったけど、経験を重ねてそんなことはなくなったしとにかく言葉には一切困らなくなりました。ベトナム語を話す感覚は外国語を話している感覚というかんじではなくなりました。人と比べてしまって自分のベトナム語力や行動力に落ち込んだり悩んだりももちろんありました。でもちゃんと成長できたなと思えるくらいできることも増えました。留学を通していろんな経験が本当にできたし色んな出来事があったし日本にいては感じれなかったこと、思いが多かったと思います。自分を見つめなおすこともできたし留学生活を忘れずに私の歴史の一ページとして胸に深く刻みたいと思います。今となっては大変だったこと、理不尽だと感じたこと、嫌だったこと、悔しかったことも美しい思い出に変わってしまいました。そのくらいこの留学生活に価値があり、留学をしてよかったと思えるのです。 ベトナム人は日本人よりはるかにふるさとを大事にし愛していると感じます。ふるさとを思い出すとき、ふるさとの思い出を思い出します。ふるさとは思い出だと、思い出がたくさん詰まった場所だと私は思います。ハノイはいつでも帰ってこれる私のふるさととなりました。
2017-11
月次報告書11月分
8か月目
写真1 アオザイ(Áo dài) 民族衣装アオザイはこんな感じです。アオザイを着て花かんむりをかぶったり花を持って写真を撮りに行くっていうのを若い子達がよくしてて、留学記念に神田の先輩たちと行きました。先輩のベトナム人の友達にカメラが趣味の人がいてその人に撮ってもらいました。アオザイは自分のも持っていますがこれはアオザイ屋さんで1,000円でレンタルしました。大きさを緩くもきつくも調整してくれるのでサイズはピッタリです!可愛いのでベトナムに来たら来てみてください:)) 写真2 ゴンチャのタピオカミルクティー ベトナムには台湾ティーのチェーン店が本当に多くて、日本にもあるゴンチャもベトナムにあります。同じメニューなのに日本より全然安いです、多分半分くらいの値段です。Gong cha, Dingtea, Tocotocoなどお気に入りの台湾ティー屋さんがいくつもあります! 先月末にベトナム語学習において一番尊敬している先輩がハノイに帰ってきて同じアパートに住み始めていて、仲良くしてもらっているので一緒に買い物に行ったりカフェに行って勉強したりごはんに行ったりしています。ベトナムの生活の相談やベトナム語の勉強についても色々話しています。先輩は誰とでも積極的にベトナム語を話していて自信があるように見えました。家の大家さんとも私よりも倍以上の時間を話しているし私が聞き取れていないことも聞き取れています。単語量も違います。これが先輩がベトナム語が上手な理由だなと実感しました。最近の私は帰国ももうすぐなのにベトナムの生活に疲れてしまっています。日本を思い出しては日本人や日本の便利なもの、日本の綺麗さや豊かさがいいなと思ってしまうことばかりです。ベトナム人は知らない人にも話しかけます。用がなくても話しかけます。知らない人をじろじろ見たりして笑ってきたりします。それは悪い意味ではなくて、見た目があんまりベトナム人ぽくないので見られたりしているだけなのですが、道を歩いているとそれがストレスでした。知らない人は基本的にひたすら無視していましたが、先輩は普通に話したりしていて、私はみすみすベトナム語を話す機会を捨てていたんだなと感じてしまい後悔しました。先輩にはベトナム人の親友がいてすごく楽しそうなのに私には親友とよべる人はいるかなと思いここにきて私はベトナム人とはそりが合わないんじゃないかと思いました。心の中で日本が一番、日本人が一番って思っている自分がいて複雑でした。先輩を超えるくらいベトナム語が上手になりたいと思っていたけど行動力の差に、もういいやと思い始めてしまいました。努力が足りなかったともっと早く気づきたかったと思いました。そして自分の考え方や性格のせいで語学力の伸びに差が出てしまうことがつらかったです。このことを私と先輩の性格をよく知るお母さんのような存在の大家さんは、そんな落ち込む必要ないとそして私はそのままでいいと言ってくれました。それからいろいろ話をしてその悩みは軽くなり自分のやり方で自分らしくまた生活できています。あと一か月ハノイを楽しみたいと思います。
2017-10
月次報告書10月分
7か月目
写真1 早朝5時から8時前までの間、おばちゃんがxôiというおこわのようなご飯を道端で売っています。煮卵やお肉と一緒に食べます。私はxôiが大好きでよく食べています。1限が早くて6時45分からなのでこれを買って学校へよく持って行って朝ごはんとして食べています。何ドン分食べる?と聞かれます。5,000đから買うことができます。約25円です。お肉とか入った15,000đ(約75円)のをよく食べています。 写真2 こちらも食べ物です。ベトナム料理の中でも有名なブンチャーです。このお店はオバマ前大統領が来店したことで有名なお店です。海産揚げ春巻きが一個30,000đ(約150円)で少しお高めですが美味しくて来たらいつも食べています。お肉も美味しいです!ブンチャー自体は55,000đで、でも他のお店は30,000đとかで食べれるから少し高めだけど味が美味しいので文句無しです。日本人の友達はブンチャーがフォーを抜いて1番好まれているかなと思います。 夏にハノイに戻って来てから顔にニキビが大量発生して治らない状態になって悩んでいたのですがここのところ症状が悪化していて、学校で久しぶりに会った先生に、肌どうしちゃったの?と言われ、これ普通のニキビじゃないよと病院に行くことを勧められました。先生が評判のいい皮膚科を教えてくれて、日本語できる友達について行ってもらいなと言われたので、先月のレポートにも書いた友達についてきてもらいました。ベトナムのローカル病院は初めてでシステムもよくわからなかったのでついてきてもらって本当に良かったです。お医者さんにマラセチア菌毛ほう炎と診断され治療を始めています。完治には半年はかかると言われました。肌が汚くなってしまって悲しいのとニキビいっぱいとか言われたりするのが嫌で外に出たくないという気持ちがありましたがとにかく治療ができるとのことで安心しています。授業も忙しいのに通院も大変で道が混むせいで片道1時間以上かかるときもあって疲れてしまったり、薬の副作用で日光を浴びると顔がかゆかったり甘いものを控えなければいけなかったりでストレスもありましたが、薬の効果がすぐにでて以前から心配してくれていた友達や大家さん治ってきてると言ってくれたり、病院の先生やスタッフの方々が本当に優しくて私が外国人だという配慮もしてくれているのと、先月からベトナム語専攻の仲のいい人がハノイに留学に来ていて学校は違うけどよく遊べているのが最近の元気の源です。 授業では日系企業訪問を通して企業戦略についてを考え発表したり、観光客の日本人にハノイについて様々なアンケートを取りにいってその結果をもとにハノイ観光活性化に何が必要かを発表することがあったのですが、どれもグループワークで苦労しています。神田でもグループワークは多かったですか、その話し合いがベトナム語であったり考え方ややり方が違くて大変でした。でもやり終えたときには達成感があります。最近では授業中指されることも多いし先生もベトナム語をよく使って話してくれるし半年前に比べると先生のベトナム語はすんなり入ってくると感じています。自分だけでは語学力の進歩は実感が少ないけど、人からほめてもらったり自分に対しての人の変化で気づけて嬉しいです。最近は忙しくて遊びに行けていないので満足せずに貪欲に勉強に励みたいと思っています。
2017-09
月次報告書9月分
6か月目
写真1 家の近くです。ハノイはまだまだ夏の気候です。 写真2 ベトナム料理 Bún đậu mẹt 私の周りのベトナムに来ている日本人の女の子からは支持率高めのハノイ名物です。ブンは米粉からできている麺で、揚げ春巻きやお肉、パクチーをマムトムかヌァックマムにつけてたべます。マムトムは独特の臭みがあってベトナム人でも好き嫌いが分かれます。私は食べれるけどヌァックマムが本当に大好きなのでマムトムでは食べません。具は好きなものを入れてもらえます。私は全部乗せみたいなやつをたのみました。50,000đ約250円です。1番高いです。 先月から秋学期で四年生の授業がスタートしました。また二年生の授業にも参加していています。四年生のみんなは結構日本語が話せて、留学経験がある人や中学生のころから第二言語として日本語を勉強している人は本当に日本語が上手です。クラスの何人かはスタディーツアーの時に知り合って友達になった人たちで、そのときは日本語をたくさん使ってくれていたのですが、人によって日本語ベトナム語半々くらいの人もいるけど最近はベトナム語だけで普段話す人が増えてきました。授業中はあんなに日本語も使うのに話すときは全然使ってくれなくなったのがなんだか寂しくて最近みんな日本語使ってくれないーというと、みんなHoa(私のベトナム語の名前です)とベトナム語で話すのに慣れきっちゃったんだよ、と言われ、やっとクラスにもなじめているんだなと感じました。最初はアウェー感がすごくてその上みんなのおしゃべりについていけなかったけど、色んな人たちと仲良くなれてよかったです。二年生の授業は先生のベトナム語を聞いたり、二年生はまだ日本語がそんなに話せないので日本語を話す練習相手になったりイントネーションを教えたりベトナム語でおしゃべりをする目的でとっていて、とても勉強になっています。 最近は四年生のクラスに夏まで日本に留学していた人が帰って来てそのうちの一人の子とすごく仲良くなっておうちに遊びに行ったり映画を見に行ったりカフェに行ったりしています。でも日本語が本当に上手で日本人と話しているみたいだしその友人も日本語を使いたいという気持ちが強い子だったのでなかなかベトナム語を使えなくて悩んでいました。私がベトナム語で何か言っても日本語で返されてしまうということもあって複雑な気持ちでした。ハノイに来てから日本語を使わない環境づくりを意識していて正直この状態に抵抗を感じていたけど、私はベトナム語でこういう時なんていうの?とよく友達に聞くのですが、その質問に彼女は丁寧に答えてくれて日本語のニュアンスをよく理解している彼女に聞くと勉強になるなと気づきそういう質問はよく彼女にするようにしました。その友人から教えてもらったフレーズを覚えて自然なベトナム語が使えるようになったり、チャットはベトナム語なのですがよく私の間違いを訂正してくれて、彼女から学んだことは多かったし私のベトナム語に活きてきています。
2017-08
月次報告書8月分
5か月目
写真1 文廟(Văn Miếu) 留学生のアクティビティーで文廟へ行きました。大学の跡地です。韓国人の友達と写真を撮りました。 写真2 ビアストリートに留学生と行きました。 2か月ぶりのハノイ、ベトナム語の感覚鈍ってないかなと心配でしたが、こっちに来て覚えた単語をいくつか忘れていたりというのはあったけど耳の感覚は前のままで安心しました。ハノイに着くとまた新たな気持ちで頑張ろうと思えたし、2月に空港に来た時の気持ちとは違って余裕があって、ああ帰ってきたなと感じました。今月から専攻は違うけど今私が留学しているハノイ貿易大学に神田から留学に来る人たちがいてその人たちの手伝いをしたり、タクシーの手配や買い物の手伝いなど、最初ベトナム人の友達たちが私にしてくれていたことを彼らにしました。ベトナムの生活ではベトナム語が欠かせません。私自身も手伝いを買ってでてしまったものの、ベトナム人の友人たちは私がぼったくりにあってしまうことをよく心配して率先して買い物の手伝いをしてくれていたので一人で何から何まで彼らの通訳がちゃんとできるかとか自信がなかったけどいざやってみるといつもより自信をもってベトナム語が話せて私の言っていることがちゃんと通じて、聞き返されたりすることも以前より減ってきたなと気づくことができました。また年齢や性別によって話し方が違って、特におじさんは聞き取りづらいという意識があったけど最近では誰と話しても聞き取ることができるようになってきたなと感じることが多くなってきました。 秋学期が始まる前に友人が地元に帰省するから一緒に来ないかと誘ってくれて2泊4日で一緒に中部のNghe An省、機関車?(xe tau)で6時間くらいで深夜に出発して早朝に着く感じで行きました。ハノイよりも田舎で海がある街で人も少なくて時間がゆっくり流れている感じがして心地よかったです。海なし県民の私は海が好きなので毎日海に連れて行ってもらいました。友人のお父さんは海にあるごはんやさんが行きつけのようで、そこへ連れて行ってくれて一緒に晩御飯を食べました。エビの料理が特に美味しかったです。ほかにも、かわいいと若い子たちに有名なカフェに行ったり、結婚式に参加したり、中部の名物料理を食べたりして過ごしました。 ベトナム語で留学している人は私しかいなくてほかの留学生は英語で授業を受けるコースなので春学期は他の留学生と関りがなかったのですが、今期の留学生とは、私も留学生向けのアクティビティーに参加することがあって授業が終わった後ご飯を食べに行ったり旧市街のほうへ遊びに行ったりしていて英語を話す機会が増えたのですがベトナム語がでてきそうになってしまって思うように英語が話せず苦労しています。英語の大切さを改めて実感しましたが、それをわかっていながらも英語の勉強に前向きに向かえていないのが今の現状です。
2017-07
月次報告書7月分
リアルベトナム!②
先月分の続きです。 あとはベトナム人と日本人がずいぶん違います。人と人との距離が近いなと感じます。知らない人にも普通に声を掛けます。びっくりしたのは道がわからないときその辺の人に聞くことです。日本人だったら、特に若い人なんてスマホのマップで調べると思います。それくらい知らない人に話しかけることに抵抗がある人が多いと思います。それでタクシーの運転手さんとか近所のおじさんおばさんとか、今知り合ったみたいな人に普通に今恋人はいるかとか何歳とかどこの大学に通ってるのとかプライベートなことを普通に聞いてきて最初はとても抵抗がありましたがそれが普通なので慣れました。そして人と人との距離が近くていいなと思うこともたくさんありました。特に近所の人は家族みたいな感じなのでみんな私によくしてくれて世間話をしたり色んなことを教えてもらっていました。人同士の距離が近いがゆえ他人の干渉等に疲れてしまったことは実際ありましたが、それでも普通に生活しているだけで色んな人と他愛もない話ができて、また日本より友達が少ない中だったのでそういう時間が楽しいと感じたこと多くて、またそういう人たちが私のベトナム語力を伸ばしてくれたのだとも思います。あとはベトナム人は結構適当です。これには本当に困ったことがあってベトナム人の人と喧嘩してしまったこともありました。学校側の人に重要な仕事として頼まれていることでも忘れられてしまったりでトラブルになったりもしてしまってそういうときも自分でどうにかしなくてはならないのがつらかったなと思います。約束もすっぽかす人も多いかなと感じます。友人関係に関しても困ったことはこれに似ていて、時間を守らないとかはしょっちゅうだったし、ベトナム人の友人たちはいつも誘うのがその日のうちとか今とかとっても急なのでそれにあまり対応できなくて、日本人の友達みたいな感じにはなれない感じが内心していたりしました。でももちろんそういう人ばかりではないです。そんなことを感じる時もあったけどこれはきっと外国人だからどの国にいってもそうなのだと思います。 物価は本当に安いです。特にごはんやタクシー代は安いと思います。ほかのページで紹介しているので食べ物の詳細な値段は割愛しますが結構自由に飲み食いして、特に留学生とごはんに行ったときは割と高めなお店で食べたりしていたこともありましたが1万円は全然かかりません。ベトナムには本当にいろんなカフェがあってベトナム人は老若男女カフェが好きなのですがカフェも安いです。100円台から飲めます。タクシーに関してはGrabとUberのタクシーの値段はラッシュの時間だと高くなってしまいますが感覚としては300円で高いって思います。3㎞から6㎞くらいは150円から400円くらいが相場かなと思います。ちなみにバスはどこまで乗っても36円?くらいなので本当安いです。話はそれますが、バスの中でお年寄りがいたらみんな率先して譲ります。これは日本よりすごいかもって思いました。他にはベトナムの道は横断するのが結構危険なのですが、知らない人がお年寄りの道を渡る手伝いをしているところをよく見ます。 ベトナムはまだまだ貧しい国であるということも事実で、物乞いは見たことがありませんが小さい子供やお年寄りや体の不自由な人が、ガムや楊枝、ティッシュ等を売り歩いている姿もよく見かけます。普通に買うより高いのですがベトナム人は買ってあげていることもあって、逆に外国人はぼったくりを恐れて買っていないなというように思います。でも貧しいふりをしていて人の良心を悪用していると言っている人もいるので買わないのが無難だと思います。大学生はアルバイトをしている人が多いですが、人件費はとても低いです。カフェのアルバイトは1時間50円くらいだそうです。私の周りの友人は日本語教師とか翻訳業務、通訳をしていましたがアルバイト代は1時間700円くらいから1000円とかで高めです。それゆえ大学の友達とも金銭感覚が結構違ったのでご飯に誘いづらかったりしました。ぼったくりも観光地だと多いです。市場は基本値段交渉なのでいちいち値段を聞かなければなりません。家の近くの市場では外国人だとばればれでもぼったくられることはありません。ただ観光地でお土産とかを買おうとしたり売り子から食べ物とかを買おうとすると高く言われてしまうので、ベトナム語で私は交渉していました。でも最近ではナイトマーケットとかでも価格が表示されていたりもします。 想像していたこと、噂に聞いていたことと実際のハノイが違っていたなと感じることが多かったのでたくさん書きだしました。これを読んでくれているこれから留学を考えている人たちがもっと本当のベトナム、ハノイのことを知って参考にしてくれればいいなと思います。
2017-06
月次報告書6月分
リアルベトナム!①
ベトナムに住んでみて ベトナム人はかなり朝方の生活をしています。毎朝4時頃にはバイクのクラクションが聞こえ始めます。街の人もみんな早起きで6時には朝ごはん売り始めています。だから学校も早くて1限の日は6時45分始業でした。お昼休みも30分くらいしかなくて大変でした。でも17時ごろには全部の授業が終わっていました。学校には歩いて行っていました。道の塗装がデコボコで歩きにくいです。でもタクシーで行ったら時間帯によるけど渋滞で歩いて行くより遅くなってしまうので歩きが一番早いんです。(笑)ベトナムの渋滞問題は本当に酷くて、そんな問題がない日本は素晴らしいと気づかされたし、というか毎日のように日本すごいなって、私日本に生まれてよかったって思っていました。そのくらいベトナムはまだまだ発展途上です。その渋滞の原因は信号がなくてみんなが一斉に行こうとして交差点に車とタクシーが集まりすぎるか路上駐車で道が狭くなっていて一方通行に近い状態になっているかで、毎日こうなるんだから信号つけたらいいのにとか思っていました。通勤時間帯とお昼の時間帯には毎日こんな状態で、排気ガスはすごいしタクシーは呼べなくなるしで結構大変でした。あとはごみ処理場や川の臭いの対策がなくてまだそういった問題の解決がされていないということが問題だなと思いました。日本の約20年前と言われているので街を見ていると問題が山積みのように感じます。 マナーとかに関しては、たしかに接客とかはあまり丁寧でないようにも思いますが、普通なお店もよいお店もあります。ネット上とかで言われているほど悪くないかなと思います。整列時に抜かされるということもほぼないですが、欧州同様にスーパーなどのもし自分が買うものが多くて後ろの人が買うものが少ない場合は譲ったほうがいいという文化です。衝撃だったのは携帯をマナーモードにしているときは基本なくて、用があるときは基本電話を一本入れるという連絡スタイルなのでクラスメイトも授業中電話に出てばっかりでしたし先生も同様です。この文化は最初慣れませんでした。こういうことが普通なのはベトナム人が自由だからで、人が何をしてもいい自由がこの国にあるからだと思います。日本は他人に迷惑をかけないように気を付けるというスタイルがあると思いますが、ベトナム人は人に迷惑をかけるとかあまり考えません。だから近所迷惑も考えずもし迷惑をかけていたとしてもお互い様でご近所トラブルはないと聞きました。だから小さいことを本当に気にしません。またバイクの上でお昼寝している人、やたら暇そうにしている人が多いです。忙しく働かなくてもいいという思考があるそうです。私の大家さんは、自分が生きていける最低限のお金で幸せならそれでいい、たくさん働いて疲れて楽しくないよりは必要なお金を稼いで楽しいほうがいい、日本のように豊かにはなれなくて貧しいけどね、と笑いながら言っていました。ベトナム人が滅多に自殺を考えない、何か悪いことがあってもいつかよくなるという考えを持っていて一度も電車に乗っている疲れた顔をしたサラリーマンのような人たちをハノイで一度も見なかったのは先進国ゆえかもしれないけど、貧富、自由、労働という考えさせられる国の違いでした。私はベトナムのこういったところが日本にはないなと魅力に感じて大好きなところです。 次月に続きます。
2017-05
月次報告書5月分
4か月目
写真1 旅行 船に乗っているところです。本当に天気が良くて最高でした! 写真2 鶏肉のフォー(Phở gà) フォー屋さんは沢山ありますが私がお気に入りのフォー屋さんです。揚げパンみたいのも一緒に食べるのが現地流です。お肉は牛か鳥か選べます。日本のフォーはフォーじゃないってくらい現地のフォーは格段に美味しいです!フォー25,000đ(125円)、揚げパン5,000đ(25円)、お茶5000đ(25円)で全部で35,000đ、約175円です。 今月の始め、友人の家族とその友達ご一向様の旅行に誘われ、連れて行ってもらいました。ベトナムで親戚はとの結びつきが強く、またご近所の友好関係もよくて家族みたいです。だから日本ではありえないかもしれないけど、家族の旅行にお父さんの友達の家族が一緒に来たり、私のような人が紛れても何ら問題はないのです。すごくカオスですが、今までにこんなことは何回か経験したので慣れてきました。こんな感じなので、日本から留学にきていると自己紹介するとすごく喜んでくれて歓迎されました。ただ中部の方々でハノイが標準語の北部弁なのですが、中部の方言はハノイの人も聞き取れないと私のハノイの友人たちが口をそろえて言うほど方言が強くて、簡単なことを聞かれているのに理解できないということが多くて大変でした。私の友達はハノイの言葉を話せるのでたまに通訳してもらったりして話していました。何時間か経つと耳が慣れてきて私の友達の妹たちともおしゃべりできるようになりました。まだ小学生で元気で、おねえちゃん一緒に遊ぼうと言ってくるのがかわいかったです。ハノイからバスで行き船で川を下りその上でお昼ご飯を食べたり、神社にお参りしたり、船に乗って風をきるのが涼しくて暑いけど空が青くて晴れていて最高でした。 来た日から半袖を着ていられるほど暑いハノイは今の季節が最も暑くて気温が40度ある日も多く、私は体調を崩す日が多かったのですが、ある日寒気で起きて病院に行くとインフルエンザでした。ベトナムでは一年中インフルエンザにかかるそうです。病院は家からタクシーで10分くらいのところに日本人の看護師さんがいる病院があるのでそこでお世話になりました。ちゃんと座っていられないほどだったのですが、点滴をして次の日に家に帰ることができました。しかしそのインフルエンザが引き金となり肺炎になってしまい学校も2週間ほどでれず、もともと呼吸器疾患をもっているため夏休みは一時帰国することになりました。
2017-04
月次報告書4月分
3か月目
写真1 ハノイ大教会(Nhờ Thờ Lớn Hà Nội) 観光スポットで、礼拝の時間には中に入ることができます。 写真2 旧市街の風景 ディンティエンホアン通り(Phố Đinh Tiên Hoàng) 旧市街も外国人観光客で1年中賑わっています。金土日は歩行者天国です。 今月でハノイに住んで2か月。前よりいろんな人の話し方に耳が慣れてきました。友達も本当にたくさんできてハノイ市内の観光スポットやナイトマーケットに遊びに行ったりしています。私は一つ上の学年の人と混じって授業を受けているのですが、ベトナムでは上下関係が日本より厳しく目上の人に敬意を払うため、みんな優しいし授業中もたくさん助けられてもらっているしごはんに行ったり映画を見に行ったりもしてますが、若干の距離を感じてしまうときがあって、それを大家さんに話すと姪がちょうど日本語を勉強し始めて同い年だから紹介してあげると言われ、その子と仲良くなってからはよく会ってご飯を食べに行ったり、基本はベトナム語で会話するし考え方や好みが似ていて前より色んな分野のおしゃべりができるようになってきました。先月から日本語を教えるボランティアも始めていて、今年中に日本で働き始めることになっている人たちに日本語を教えています。そこでもベトナム語の勉強がたくさんできてとてもいい経験になっています。先月の誕生日の日は生徒の皆さんに、世界遺産のハロン湾ツアーに連れて行ってもらいました。みんなに祝福されてとても思い出に残っています。 授業は前よりも余裕が出てきてとても充実しています。特に日越の翻訳はkuisには日本語が流暢なベトナム人の先生がいなかったので勉強していなかったのですが、こっちで色んな分野の翻訳を勉強できたので難しかったし宿題も多くて大変だったけど毎回みっちり添削が入っている自分の訳が返ってくるのが楽しみで、先生もすごくよくしてくださっていることが励みになっています。
2017-03
月次報告書3月分
2か月目
写真1、2 世界遺産ハロン湾にて(Vịnh Hạ Long) 20歳の誕生日はハロン湾で迎えました。 聞き取れない、、 毎日部屋を一歩出ればベトナム語。特に聞き取れないのはクラスの友達同士の会話です。耳をそばだてて聞いていても何の話をしているのかすらわからないときがあって、いつになったら会話に入っていけるんだろうと思っては悲しくなります。日本にいるベトナム人留学生と話すとき私が聞き取れていたのはみんなが私のことを気遣って簡単な言葉で話してくれていたからだったんだなと感じました。私は日本語学部のベトナム人のクラスに入って一緒に授業を受けていて外国人は私しかいないから先生も少しの配慮もしてくれない先生も中にはいたし、多少配慮してくれているにしても先生は話すのが早いし結構声が小さいので何を言ってるのかわからないことが多かったです。どこかでご飯をたべるときも店員さんの言っていることを聞き取るのが大変で落ち込んでいると大家さんに話すと前ベトナム語留学をしていた先輩のことを話してくれました。家に帰っては部屋には上がらず大家さんと話すことが多くなりました。話していて私がわからないときには紙にその単語や文を書き出してくれたりして私のベトナム語学習をサポートしてくれています。 そして毎日ベトナム人の優しさや温かさに感謝しながら生きています。携帯はWi-Fiでしか使えなかったが友達が前に使っていた携帯をくれ、携帯番号を作りにつれて行ってくれたり、コピー屋さんにいって教科書のコピーを頼む方法を教えてくれたり。異国の地である分ベトナム人にとっては当たり前のことでも私は知らないことが多いがいつも困ったときには連絡を一本入れておけばなんでも手伝ってくれます。友達の田舎に遊びに行くのにバスが分からないというとわざわざ1時間もかけて迎えに来てくれました。登校するのに毎日歩いて行っていることを言うと自転車をくれたり。また私をよくご飯に誘ったり遊びに行こうと誘ってくれます。私がベトナム語が少ししか話せなくてコミュニケーションに困るからとはあまり考えてないように見受けられます。たぶん多くの日本人は外国人とコミュニケーションがうまくいかないことを考え遊びに誘わなかったりすることが多いのではないかと思います。私はここでベトナム人のみんなによくされているように、日本で留学生たちにそう接せていただろうかと思うと、後悔が残るほどです。日本では日本語が話せる外国人は珍しくないので人はその大変さをあまり知らず、またそれに慣れてしまっていますが、ベトナムでは外国人がベトナム語を話すのはとても珍しいので、いつもほめてもらえます。また私を笑顔で歓迎してくれる人の多さに嬉しくなります。またベトナムにいて人間関係や生活に疲れを感じません。日本人から見ると、マナーがない、そんなことしていいの?といった普通じゃないとも受け取れる行動は全部、日本より人に自由が与えられているゆえのことのようにも思えてきました。すみませんと謝ることも少ないしありがとうということも少ない。時間をはじめいろいろ適当なことが多い。そしてそれを気にしない。日本にはないベトナムのこんなところが今の私にはとても居心地がいいのです。
1~10件目 / 11件中