月次報告書 2017-05
プロフィール
学科
アジア言語学科
学年
3年
留学期間
2017-02-01 ~ 2018-01-31
留学種別
交換
生活編
困難に立ち向かった5月

今月はすごく嫌なことが多い月だった。勉強も思うようにできず、日本語学校に行くと考えただけで憂鬱になり、人生初の洪水を経験したり…… 授業が思うように受けられない。テーマが難しくなればなるほど追いつかないということはもちろん、妨害されることもあった。自分は要領が悪いので授業を真剣に聞いていないとすぐに追いつけなくなる。授業中に関係ない話をされるのが一番嫌いだ。このイライラを相手に上手く伝えられないから語学は難しい。 先月にたまたま会った日本人のポンさんに紹介してもらって、今月の16日から日本語学校で日本語を教え始めた。毎日ただ朝から授業を受けて帰って来て、という生活はつまらないので良い気分転換にもなると思い、紹介してもらうことを決めた。最初は生徒の皆と会話をしながら正しい発音に直すという授業で楽しかった。何回目かのときにテーマを決めて何か日本のことについて話してほしいと言われた。ベトナムの人が日本の何に興味があるのか全くわからないので何が知りたいと聞くと、お祭りや花見と言われたので、それについて自分なりに説明した。しかし全く興味を持ってもらえない。説明しようとしても喋っていて聞いていなかったり、質問があるか聞いても何も言わない。初めて学校の先生の気持ちがわかった気がした。 今月最も衝撃的だったことは、人生初の洪水を経験したこと。大雨が降っているときにタクシーでMiuと出かけていた。運転手さんに「ひどい渋滞だから、もう近いしここから歩いて行ける?」と言われ歩いて行くことに。しかし歩いて行った先には水が溢れていてまともに歩ける状況ではなかった。仕方なく靴を脱いでズボンを上げて歩いていたが、車道と歩道の境目もわからないくらい足元が悪く、滑って転んでしまった。転んで悲しい気持ちだったが、通りすがりのおじさんに「水浴びみたいだね!」と言われ後半は少し楽しく感じた。1枚目の写真がそのときの写真で、泥水の中を裸足で歩いている。しかしその日は良いこともあった。いつも教えているクラスの生徒さんにパーティーに誘われていた。何が好きかと聞かれて海産が好きと言ったら、出てくる料理が全て海産で嬉しかった。2枚目の写真がその写真で、貝がメインで後から海鮮鍋も振る舞ってくれた。とても美味しかった。 慣れない環境で生活するということは、たくさんの困難と立ち向かわなければならないということである。

住居形態
アパート
無線LAN(Wi-Fi)
月額費用
ベトナム ドン
0.005円
内訳 費用(現地通貨) 日本円換算
家賃 5,010,000 25,050円
水道光熱費 238,000 1,190円
学費・教材費 0 0円
交通費 394,000 1,970円
通信費 0 0円
食費・その他 4,193,050 20,965円
合計 9,835,050 49,175円
授業編
Vietnamese course 264A
ベトナム語中級
講義(地域言語)
2760分
ベトナム人の先生が教科書にそって進めていく授業。 先生の数は3人で、月水金は男性の先生と女性の先生が115分間ずつ、火木は女性の先生が1人で230分間教えてくれる。 生徒の数は約10人のグループ授業。 なんとか授業には追いついているものの、辞書を引くのに必死で聞き逃してしまうこともある。 自分の言いたいことがクラスの皆や先生に伝わらない、声が大きくならない。 今回もペーパーテストの形で、内容は変わらず作文・語彙・読解・聴解・会話の5つ。 月曜日から金曜日の週5日間授業(8:00-11:50) 1日230分×5日間=1150分
Vietnamese course 268A
ベトナム語中級
講義(地域言語)
1840分
ベトナム人の先生が教科書にそって進めていく授業。 先生の数は3人で、月水金は女性の先生2人が115分間ずつ、火木は女性の先生が1人で230分間教えてくれる。 生徒の数は約9人のグループ授業。 ホーチミンに来たばかりのときに教えてくれていた先生がまた担当になり、前よりベトナム語上手くなってるよと褒めてくれた、嬉しかった。正直まだ周りと比べると上手く話すことはできないが、来たばかりのときより聞き取ったり、返答したりするのがスムーズになったと思う。 ゲームを入れて楽しみながら授業を進める先生、文法や新出単語を丁寧に説明してくれる先生、他の先生と比べナチュラルスピードに近いスピードで話すので耳を慣らすことのできる先生、先生のタイプが全く違うので上手くバランスが取れているのかもしれない。 月曜日から金曜日の週5日間授業(8:00-11:50) 1日230分×5日間=1150分