月次報告書 2017-07
プロフィール
学科
アジア言語学科
学年
3年
留学期間
2017-02-01 ~ 2018-01-31
留学種別
交換
生活編
折り返し地点を迎えた7月

先月の30日から今月の11日まで約2週間の夏休みがあった。2月の頭からほとんど休みなく学校に通っていたので、一般的な夏休みと比べると短いとはいえ嬉しかった。なのでせっかくのこの休みを使ってMiuとタイのバンコクを旅した。なぜベトナムにいるのにタイに旅行?と思う人もいるかもしれないが、個人的にはとてもいい経験になったので大満足。 まず1つ目は、バンコクの印象が大きく変わったこと。正直行く前は、ホーチミンとバンコクなんてそんなに変わらないだろうと思っていたが大違い、バンコクはホーチミンよりかなり発展していた。一番衝撃的だったのは電車で、正直日本や韓国と変わらないレベルだった。1枚目の写真が電車の切符。ホーチミンにも線路が通る予定はあるが、バンコクのような風景になるのは果たして何年先の話なのだろうか。 2つ目は、言葉が通じない、文字が読めない恐怖を知ったこと。もちろん今までも言葉の通じない国には行ったことがあるが、そこまで気にかけたことがなかった。ホーチミンでは、全ては理解できなかったとしても、何となく言っていることがわかったり、注文ができたり特に困ったことはないが、バンコクでは注文したくても何からどう話しかけていいのかもわからずただただ立ち尽くしてしまったこともあった。拙い英語でどうにか乗り切ったものの、すごく怖かった。 ホーチミンに戻って来ると、母国に帰ったときのような安心感があったので驚いた。 先月に引き続き今月も交流会に参加した。しかし、少し違うのは主催側にいたこと。関西弁講座のときはひたすらお好み焼きを作り、日本語学校の社長さんが提案した交流会では「日本の音楽」について発表したりした。結局発表当日は通訳の方についてもらったのだが、できるだけ考えた原稿を自力でベトナム語に直してみた。原稿を直してくれた方がちゃんと訳せていたと褒めてくれたので、お世辞だったとしても嬉しかった。ずばり、自分の課題は会話である。元々日本語でも人と話すことが苦手なので、難題である。少し先の話ではあるが、9月からは、週に最低1回でもいいので決まった子と勉強したいと思っている。人見知りな性格なので、初対面の大人数と話すより仲良くなった1人の子と話す方が数百倍気が楽だ。日本語を勉強している子がたくさん周りにいるので、お互いに勉強になったらいいなと思っている。正直今のままじゃ恥ずかしくて日本に帰れない。 東日クラブ(日本語クラブ)のピクニックで日帰りブンタウ旅行へ行った。クラブのメンバーがゲームの内容を考えてくれていて、海辺で皆でゲームをした。中にはすごく難しいお題もあって大変だったけど、チームで協力して楽しくクリアできた。海には足だけつかった、冷たかった。 話は変わって美味しい飲み物の話。家の近くにあるTrà Tiên Hưởngというお店で大好きなカルピスを見つけた。カルピスかカルピスじゃないかと言われたら微妙な味だが美味しかったので満足。フルーツゼリーを入れるともっと美味しい。もう1つは2枚目の写真のスイカシントー。今月の27日は日本ではスイカの日とされているのでその日に飲んだ。スイカジュースは店によっては薄くて美味しくない店があるのであまり飲まない。スイカシントーは最高に美味しかった。ホーチミンでは日本と違って一年中甘いスイカが食べられるので、スイカ好きにとっては天国のような場所。 今月は旅行にも行ったせいか出費が物凄いことになったので来月は節約生活をしよう、反省。 もうあっという間に留学折り返し地点、時の流れが早すぎる。

住居形態
アパート
無線LAN(Wi-Fi)
月額費用
ベトナム ドン
0.005円
内訳 費用(現地通貨) 日本円換算
家賃 5,009,400 25,047円
水道光熱費 472,500 2,363円
学費・教材費 0 0円
交通費 5,538,820 27,694円
通信費 0 0円
食費・その他 9,174,143 45,871円
合計 20,194,863 100,975円
授業編
A1(VSL5:lesson1~5)
ベトナム語上級
講義(地域言語)
2760分
ベトナム人の先生が教科書にそって進めていく授業。 3人のうちの2人の先生がこの教科書の担当で、月水金は1コマ分、火木は2コマ分勉強する。 生徒の数は約8人のグループ授業。 新出単語が多いので、教科書を期間内に終わらせるというよりはゆっくりじっくり進めて行く感じらしい。 後半のテーマは「愛と結婚」について。昔と今の結婚の違い、離婚の原因、自分が婚約者に求める条件などを勉強した。 今回も引き続き映画、ニュースや「Quà tặng cuộc sống」という短編アニメーションを授業に取り入れてくれた。前よりも耳が慣れたせいか内容がわかるようになってきた。まだ単語が聞こえて理解できるくらいなので、言っていることが細かく理解できるようになりたい。 テストは元々ない予定だったのだが、自分たちのために復習も含めてやってくれることになった。形式は変わらず作文・語彙・読解・聴解・会話の5つのペーパーテストだった。前と比べると問題数が減っていた。 月曜日から金曜日の週5日間授業(8:00-11:50) 1日115分×3日間=345分 1日230分×2日間=460分 【読解の教科書】 ベトナム人の先生が教科書にそって進めていく授業。 3人のうちの1人の先生がこの教科書の担当なので、勉強するのは月水金の後半のみ。 生徒の数はA1と同じく約8人のグループ授業。 似ている意味の新出単語が出てくるので、その単語を使った文を1人1つ考えてホワイトボードに書く。 先生が「自分でその単語を使った文を作って意味を覚えれば忘れない」と言っていた。本当にその通りで、自分で文を考えると記憶に残りやすい。会話も同じで一度口に出した言葉は記憶に残りやすい。 ただ内容が恐ろしいほど難しかった。 A1の授業の中でĐọc Hiểuの教科書を勉強しているので、テストは教科書5と同じものだった。Đọc Hiểuの授業を教えてくれている先生は会話のテストを担当してくれた。 月曜日から金曜日の週5日間授業(8:00-11:50) 1日115分×3日間=345分