月次報告書 2017-11
プロフィール
学科
アジア言語学科
学年
3年
留学期間
2017-02-01 ~ 2018-01-31
留学種別
交換
生活編
猛勉強をした11月

2歳の子に日本語を教えるのも順調に進んでいる。かなり慣れてきてくれたので、お母さんが一緒にいなくても遊んでくれるよになった。最近はYouTubeで動画を見せながら、それを説明すると言う感じだ。車・バス・犬・猫などといった簡単な単語はもう覚えてくれたし、自分が日本語で言ったことを復唱してくれるようになった。時々、終わった後に夕飯を振舞ってくれたりするので、そのときに今後の相談をしたり、ベトナムと日本の話をしたりする。2歳の子と関わる機会があまりなく不安なことも多いが、家族の方と考えながらできるのでとても楽しい。非常に親日家の方で話していてとても楽しい。 そこの家には犬を1匹飼っているのだが、その犬のミーに関する衝撃的な話を聞いた。ミーの元主人はミーを食用の犬として育てていたらしい。ベトナムで犬肉が食べられていることは知っていたが、現在でも食用として個人で飼っている人がいると思うと少し怖くなった。自分も小さい頃に犬を飼っていたので悲しい気持ちになった。日本では鯨肉を食べ、自分も好きだという話をした。きっと感覚的には変わらないのであろう。 今月はベトナム語能力試験(chứng chỉ tiếng Việt)を受けた。10月に受けることを決めたのだが、その時点ですでに1ヶ月をきっていて、勉強といっても何をしていいのかもわからず結局勉強を始めるのが11月になってしまった。1人で勉強する自信もなかったのでベトナム語能力試験用の授業をとった。とりあえず教科書3と4の復習をしていたのだが、授業が始まると普段のテストとは全く違うことを知った。A1・A2・B1・B2・C1・C2の6つのレベルがあり、自分はB2(教科書4終了レベル)を目指した。テスト内容は会話(先生と生徒2対1)・聴解(コンピューター)・読解(コンピューター)・作文(穴埋め問題を含む)の4つ。以前まではA・B・Cと違うテストだったらしいのだが、現在はどのレベルでも全く同じテストを受けて、4つの平均で何割とれているかでレベルが決まる。つまりものすごい簡単な問題からものすごい難しい問題まであるということだ。自分個人の意見だが、聴解は特に最後の方の問題になってくると話の内容もつかめないほど難しい単語も出てくる。自分は特に会話のテストに不安があって、模擬会話テストをやってもらったときは今のままでは最高でも2点と言われた。聴解と読解はコンピューターでやるので書き込みができないのがとても痛手だった。合格はできなくても全力は出そうと毎晩近くのカフェで猛勉強をした。1枚目の写真がそのカフェで毎回注文していたtrà đào kem sữa(ピーチティーミルクフォーム)。結果は無事にB2を取ることができた。もう少しでもう一つ上のレベルだったので少し悔しい。 今月の初め頃に学校の売店の肉まんの美味しさに気づいて毎朝のように食べていた。今までは朝はお腹が空かないので食べていなかったが、朝ご飯を食べることで授業にも集中できて、朝ご飯の大切さに気づいた。 不思議な話をひとつ。その日は朝起きると眼痛と頭痛と吐き気がひどく、授業も集中できなくて外で休んでいたら、先生が「治すの手伝ってあげるよ!」と言ってくれて、薬くれるのかな有難いなあと思っていたら、昔その先生が東洋医学やつぼを勉強していたみたいで、スースーする薬つけてつぼを押してくれた。そうすると不思議とスっと痛みが消えてその後の授業も集中することができた。感謝してもしきれない。 今月末に8月に帰国したMiuが約一週間遊びに来た。自分が最近よく一緒に勉強している子達と焼肉とチェータイを食べに行ったり、たまたま会ったアキさんと3人でお話ししたり、よく一緒に食べていた懐かしいベトナム料理を食べたり、色々した、楽しかった。2枚目の写真がベトナムのデザート、チェータイである。チェータイにはドリアンが入っていて、念願叶ってホーチミンでドリアンを食べることができた。小さい頃に近所のスーパーで試食したドリアンは恐ろしいほど不味かったのに、ホーチミンのドリアンはすごく美味しかった。基本的に好き嫌いはないので色々なベトナム料理に挑戦しているがどれもすごく美味しい。ドリアンもパクチーもマムトム(エビの発酵調味料)もチュンクッロン(うずらの卵の孵化寸前のやつ)もどれも美味しく食べられるようになった。何でも食べられるというとベトナム人に驚かれる。食べられない日本人も多いらしくすごくもったいないなと思う。唯一二度と食べたくないと思ったのはドクダミ。生まれてから20年間雑草としてしか見ていなかったので抵抗しかない。いつか食べられるようになりたい。

住居形態
アパート
無線LAN(Wi-Fi)
月額費用
ベトナム ドン
0.005円
内訳 費用(現地通貨) 日本円換算
家賃 5,007,200 25,036円
水道光熱費 245,000 1,225円
学費・教材費 1,900,000 9,500円
交通費 276,000 1,380円
通信費 100,000 500円
食費・その他 4,097,400 20,487円
合計 11,625,600 58,128円
授業編
Vietnamese course 264A
ベトナム語中級
講義(地域言語)
2300分
ベトナム人の先生が教科書にそって進めていく授業。 先生の数は3人で、月水金は男性の先生と女性の先生が115分間ずつ、火木は女性の先生が2人が115分ずつ教えてくれる。 生徒の数は約8人のグループ授業。韓国人が5人、日本人が2人、メキシコ人が1人。 復習も含め教科書4を取り直すことにした。以前やった内容なこともあり先生の言っていることの95%くらいは理解できるようになっていた。 韓国人3人のレベルが高かったので、内容がそれると難しい内容の話になったりした。前と比べるとディスカッションが出来るようになっていた。 月曜日から金曜日の週5日間授業(8:00-11:40) 1日230分×5日間=1150分
Lớp học chứng chỉ tiếng Việt
ベトナム語能力試験対策授業
講義(地域言語)
1150分
ベトナム語能力試験用の短期間授業。 1人の先生が試験前の約2週間、毎日2時間ずつ教えてくれる。 試験対策なので聴解、会話、筆記(作文含む)、読解をやってくれる。私のときは会話と作文を中心に進めてくれた。先生はこの授業は取らなくてもいいと言っていたけど、面接の模擬練習やコンピューターを使った読解の模擬試験も行ってくれるので、自分で勉強できない人はやる価値はあると思う。先生によってはただただ文法の復習をする授業になると友人から聞いたので先生が誰になるかは運次第。 月曜日から金曜日の週5日間授業(13:10-15:00) 1日115分×5日間=575分
Vietnamese course 260
ベトナム語 中級 レベル2
講義(地域言語)
1610分
ベトナム人の先生が教科書にそって進めていく授業。 先生の数は3人で、毎日女性の先生が115分間ずつ教えてくれる。 生徒の数は韓国人2人、タイ人1人、日本人1人合計4人のグループ授業。 29歳の韓国人男性が先生の教え方に文句を言って説教をしたり、真面目に受けなかったり、関係のない話をひたすらし続けたりなど授業妨害をされて自分も毎日イライラしながら授業を受けていた。先生の問題について同意を求めてきたので全力で否定した。先生は変えられても、生徒は変えられないので1ヶ月間我慢してその授業を受けた。 月曜日から金曜日の週5日間授業(8:00-11:40) 1日230分×5日間=1150分