月次報告書 2017-05
プロフィール
学科
イベロアメリカ言語学科
学年
3年
専攻
スペイン語専攻
留学期間
2017-02-01 ~ 2017-12-31
留学種別
交換
生活編
5月 ビザ取得

5月は思い返してみると長いような短いような感じでした。1週目にはLa Plataから少し離れた町で日本のお祭りがあり、Yakimeshi(炒飯)のお店を寮で出しました。午後に土砂降りの雨が降り、道路は川のよう、、、雨女で申し訳ないと心の底から思いました。雨は降っていたけれど、とても楽しい一日でした。 今月はたくさん料理をしました。友達の家でLomo a la pimientaという牛肉の料理を作ったり、料理のおばさんのお手伝いでエンパナーダを包むのに挑戦したり、寮の女の子たちと一緒に料理をするWhatsAppのグループを作り、週末などは一緒に食べています。野菜炒め、かつ丼、パスタ、てんぷら、タコス…たくさん料理をしました。人数が多いと分担して料理をして、おいしいものをたくさん食べれて、お金もそこまで高くない、いいこと尽くしです。3か月経ち、前よりも友達と会話が増えてますます居心地がよくなってしまいました。 また、学部の一緒に授業を受けているアルゼンチン人の友達の誕生日だったので、その子の家におじゃまして一緒にご飯を食べました。今まで日系人の人とばかりいっしょにいたので、初めて"アルゼンチン人"の人たちと一緒に過ごしました。私の友達は地理が苦手なようで、日本ってどこの国と国境接してるっけ??と聞いて、家族にバカにされていました。笑笑 少し最初は緊張していたけれど、友達やその家族が「日本のこと、全然知らないから教えて!」とたくさん話しかけてくれたおかげてとても楽しい幸せな一日でした。 そして、4月から苦戦していたビザの手続きがやっとうまくいきました。他の日本人の学生たちは4月に問題なく、大学から指示されている手続きをクリアしていたのですが、私(ともう一人)は「パスポートの公式スペイン語翻訳が必要だ!」と言われて移民局で仮ビザを発行してもらえませんでした。毎年そういう問題があるそうですが、私はその仮ビザを取るために合計4回も移民局へ行きました。なので先生に相談して、しぶしぶ公式の翻訳を頼み、無事仮ビザを発行してもらえました。「パスポート、英語も書いてあるんだからちょっと頑張って読めよ!」と文句を言いたいところですが、アルゼンチンの制度なので我慢します。笑 とりあえず仮ビザが取れただけなのに、スキップして歩きたくなるくらい嬉しかったです。

住居形態
学生寮
月額費用
アルゼンチン ペソ
7円
内訳 費用(現地通貨) 日本円換算
家賃 4,500 31,500円
水道光熱費 0円
学費・教材費 1,225 8,575円
交通費 235 1,645円
通信費 0円
食費・その他 2,609 18,263円
合計 8,569 59,983円
授業編
Español2 (nivel B1)
スペイン語2(中級レベル)
語学(地域言語)
900分
週に2回あるこのスペイン語の授業、4月は先生が怖くて授業の前は憂鬱でしたが、最近は慣れてきたのか、優しくなったのか、少し楽しくなってきました。今月は命令形についてが大部分でした。すこし命令形の活用がなあなあになっていたのと、vosの活用はtúの活用と少し違うのですごくためになったと思います。
Lectura y comprensión de textos
文章読解レポート
語学(地域言語)
450分
文章を読んでラインを引いたり、要約したり、最近は少しずつ慣れてきたと思います。また今月は大学の図書館へ行きました。本がずらーーーーっと並んでいて、みんなマテを飲みながら勉強していました。
Expresión Oral
スペイン語口頭表現
語学(地域言語)
270分
この授業では映画を少しずつスクリプトを見ています。アルゼンチン人、やっぱりしゃべるの早い!と感じます。スクリプトを見るとこんなこと言ってたのか!と発見がいっぱいあります。
Historia
歴史学
講義(地域言語)
180分
先生が4月と変わり、独立後すぐの部分を中心に見ていきました。すこし難しいです。アルゼンチンの歴史は日本の歴史よりも浅く、大体1800年代くらいからですが、その分内容が濃くて面白いなあと思います。
música
音楽
講義(地域言語)
450分
いまだにアルゼンチンのfolkloreについてやっています、そろそろアルゼンチンタンゴに移るそうですが、、、。私の感想は先生が一番楽しそう。。。笑 小さい頃から音楽に疎くてリズム感がないので、何拍子か数えてみて!、とか2つの曲の違いは?と聞かれても、ゴメンナサイわかりません。chacareraというfolkloreを教えてもらいました、わかりませんでした。
arte
芸術
講義(地域言語)
450分
これもまた、先生が一番楽しそう、、、笑 ガウチョが描いてある絵や歴史で有名な人物の絵を見ました。 本当に芸術に疎いので、目をぱっちり開いて聞いてもいまいちわかりません。
economía
経済学
講義(地域言語)
450分
本当に毎回大量の新聞記事を読む宿題に追われています。経済について日本語で勉強しても難しいのに、スペイン語でアルゼンチン経済についてとなるとわからないことばかりですが、すごく内容は興味深くて面白いと思います。日本ではなかなかアルゼンチンや中南米の経済について言及されないので、新しい情報がいっぱい入ってきます。
cultura
アルゼンチンの文化
講義(地域言語)
270分
pulpería という昔ガウチョが集まるための居酒屋のようなお店(再現されている)に行きました。骨董品だらけで、タイムスリップしたような感じです。物知りなおじいちゃんたち二人の話を聞きながら、マテとお菓子を振る舞ってもらいました。アルゼンチン人はどこから来たかというと、del barco!!(船)と口をそろえて答えたおじいちゃんたちの答えが印象に残っています。たしかに移民で構成されている国だから、船からだ…と思いました。親戚の家に行ったような落ち着くひと時でした。
Latinoamerica
ラテンアメリカ
講義(地域言語)
270分
1人づずラテンアメリカの国1つのプレゼンが回ってきます、今週は、ペルー、ウルグアイ、チリでした。(来週は私の番です、、、)すごく面白くて印象に残っているのは、チリの方言です。たしかにチリ人のスペイン語は何を言ってるかよくわからないので有名ですが、アンデス山脈超えただけでこんな違うの?と思いました。cachai?=entendés?ということらしいです。
Agroindustria
農産業
講義(地域言語)
270分
アルゼンチンの大きい地図に線を引きながらどこで何が収穫できるのか、というのを見たりしています。アルゼンチンは日本と比べ物にならないくらい大きな土地を持っていることを改めて感じます。ブエノスアイレス州だけで大量の大豆や米、小麦が育てられています。この授業を受け始めてから農産業についてかなり関心を持ち始めました。
Introduccion al Turismo
観光学
講義(地域言語)
900分
今月は旅行会社や、サービスについてみていきました。ひとくくりにサービスと言っても細かく種類を分ければたくさんあります。この授業は観光学科の人がとる授業なので、みんな知識が豊富で、先生も3時間ずっとしゃべり続け、もっと私も観光について勉強したいなといつも思っています。
técnicas de expresión en castellano teórico
スペイン語の表現方法
講義(地域言語)
0分
この授業は聴講で受けています。スペイン語の文法の説明があり、時々練習問題もあるので、スペイン語の勉強にとても役立っています。接続法についての授業があり、スペイン語のネイティブの人たちが、接続法を導く節をを見つけるのが難しいと言っているのに驚きました。自分の母語の文法を学ぶことは外国語の文法を学ぶより難しいのではないかと感じました。