月次報告書 2018-10
プロフィール
学科
イベロアメリカ言語学科
学年
4年
専攻
スペイン語専攻
留学期間
2018-08-01 ~ 2019-01-31
留学種別
私費
生活編
テストと休暇

今月の頭にはセペに入学してから初のテストがありました。奨学金がかかっているのでとても心配していましたが、想像よりは簡単なテストで、成績もそこそこ良く、無事に奨学金の継続をできたので一安心しました。この1ヶ月半また改めて文法を勉強することで自分の中での接続法の疑問点などを減らすことができたと思います。 テスト後の休暇は卒業論文に取り組むと休暇のだいぶ前から決めていたのですが、いざ休暇が始まると全くそんな気持ちは起きず、11時近くに起きては家でホームステイ先の家族とおしゃべりしたり、誘われた食事会に参加したりと生産性のない休暇を過ごしました。また、13日に急遽グアナファトへ旅行へ行くことを決め、15日からはグアナファトを観光しました。ちょうどセルバンティーノ祭の時期で、街は人で溢れ朝から晩まで活気にあふれたグアナファトを体験することができました。メキシコシティとの差は歴然で、グアナファトはシティと比べれば空気が美味しく、こじんまりとした可愛らしい街でした。現在グアナファトへ留学中の子や前年にグアナファトへ留学していた子たちからアドバイスをいただき、料理や景色など最大限に楽しむことができ、彼女たちへの感謝でいっぱいです。 今月興味深いと思ったことは「礼儀正しさ」についてです。あるクラスでアメリカ人の生徒がメキシコ人は礼儀正しいと発言し、他の国の留学生も大半が納得しているたのが個人的にあまり納得のいくものではなく、なぜこの認識の差が起きたのかをしばらく考えていました。 ホストファミリーと話し合った結果の私の個人的解釈ですが、メキシコ人にとっての「礼儀正しさ」とは相手との距離を縮めることに重点を置き、自分の好意を隠すことなく前面にアピールしながらおもてなしをすることにあり、日本人にとっての「礼儀正しさ」とはある程度の距離を保つ、もしくは相手を自分から少し遠ざけることによって敬意やおもてなしを示し、自分の好意や「自分がやってあげた」という行為のアピールを控えるという違いがあるのではないかと考えました。端的にcortesíaといってもなにを示すのかは国や習慣によって認識が異なるのということが分かりました。 もしくは私が「礼儀正しいおもてなしの国日本」というステレオタイプの考えを強く持っていたためにメキシコが礼儀正しいと言われるのが納得いかなかったのかもしれません。留学はこのような自国・他国に関するステレオタイプの考えに改めて向き合う良い機会だということを身をもって経験できてよかったと思います。

住居形態
ホームステイ
無線LAN(Wi-Fi)
月額費用
メキシコ ペソ
6円
内訳 費用(現地通貨) 日本円換算
家賃 5,000 30,000円
水道光熱費 0 0円
学費・教材費 1,850 11,100円
交通費 1,762 10,572円
通信費 200 1,200円
食費・その他 3,704 22,224円
合計 12,516 75,096円
授業編
Español 6
スペイン語6
語学(地域言語)
1260分
感情を表す動詞の使い方や、複数あるseの使い方について学んでいます。 前回と同じ先生で、流れがわかっていて良いなと思っていたら2週目から生徒数が倍増し、今は授業がストレスです。 ただ、人数が増えても相変わらず質問にはしっかりと答えてくださるので、疑問点は減ってきました。
Taller de narración
作文セミナー
語学(地域言語)
360分
文章の書き方について学びました。毎回、オクタビオパスのメキシコ感についてや最近始まった"Día de las muertas"などの文化的なテーマを取り扱い、それについて自分の意見を書きます。 アカデミックライティングのような部分があり、今までとはまた違う難しさを感じます。