月次報告書 2018-04
プロフィール
学科
イベロアメリカ言語学科
学年
4年
専攻
ブラジル・ポルトガル語専攻
留学期間
2018-03-01 ~ 2019-02-28
留学種別
交換
生活編
食について

ブラジルの食文化 ブラジルと日本の食文化では、食材や調理法が異なるという点はいうまでも無い。しかし、実際にブラジルで暮らしてみて、料理そのものでは無く食べ方について興味深い事を2つ発見した。 1つ目は、ナイフとフォークを持つ手についてだ。日本では、多くの人が利き手にナイフ、もう片方にフォークとう使い方をするが、ブラジルでそれは反対だという事だ。実は、この事はブラジルを訪れる前から聞いた事があった。しかし、実際ブラジルで食事をする中で、人々が日本とは逆の持ち方をする理由が1つの仮説として導き出された。それは、ブラジルの主食が日本と同じコメであり、利き手と逆の手でフォークを使いコメを食べるのは難しいという事だ、特にブラジルのコメは日本のそれとは異なり、粘り気が無くパラパラしている。ブラジルでは、肉、野菜、コメが1つの同じ皿に乗っている場合が多く、自分自身、ナイフとフォークを持ち替えずに食事するにはこの方法が1番だと感じた。もちろん、利き手にナイフを持つ人や、その都度持ち替える人もいる。 もう1つの発見は、ピザの食べ放題ではピザのミミを残す人が多いという事だ。ブラジルに到着してから、2回ピザの食べ放題に行ったが、一緒に行ったブラジル人は全員ミミを残していた。テーブルにも、ミミを残す用の皿が用意されているため、多くのテーブルで積み上げられたミミを見る事が出来る。ミミを残す理由としては、ミミ食べるとすぐにお腹が一杯になってしまうからだ。私自身、食べ物を残すのは嫌いだったが、ついつい真似をしてしまった。 20代男性、一人暮らし、ロンドリーナでの食生活 留学生活の中での食生活について紹介をする。まずは朝食だが、実際のところ朝食はチョコレートやクッキーといったお菓子のみですませることが多く、参考にはならないだろう。昼食については、授業がある日は大学の学食で食事をする。因みに、ポルトガル語で学食は"Restaurante Universitário" だが、その頭文字をとり"R,U"と呼ばれる。学食のメニューは日替わりの1つのみで、ブラジルで一般的に食べれている様々な料理を食すことができる。価格は160円くらいであり、コメ、豆の煮こみ(Feijão)とサラダが食べ放題、その他にメインが一品とデザートまでつく。メインは肉が多いが、2週間に一回ほど、魚のフライ(メルルーサ)やラザニアが提供される。日替わりということで、様々な野菜や料理を食べることができるので気に入っている。 夕食は自炊が基本であり、肉と野菜を中心とした食生活である。ここブラジルでは肉がとても安く手に入る。私が基本的に毎晩食べるササミは、1kg300円以下であり、とりもも肉はもっと安い。豚肉も安いものでは、1kg300円ほどで手に入る。野菜は、ケールやクレソン、ルッコラといったブラジルで一般的な野菜を食べることが多い。その他に、タピオカを主食とすることも多い。写真にある、白いトルティーヤのようなものがタピオカであり、ブラジルの食生活ではとても一般的である。味付けに関しては、醤油と砂糖といった和風の味が多い。また、日本と比べてとても安いのがビール、マンゴー、柑橘類でありこれらを楽しむことも多い。スーパーにてビールは350ml缶で70円ほど、マンゴーは手の平サイズで170円ほど、柑橘類は旬の今、大体1kg100円ほどだが、驚くことに近所のスーパーでポンカンが1kg32円ほどで売られていた。

住居形態
アパート
無線LAN(Wi-Fi)
月額費用
ブラジル レアール
33円
内訳 費用(現地通貨) 日本円換算
家賃 580 19,140円
水道光熱費 0円
学費・教材費 0円
交通費 126 4,158円
通信費 0円
食費・その他 768 25,344円
合計 1,474 48,642円
授業編
Português para japonês
ポルトガル語
語学(地域言語)
720分
文法、Celpe-Brasの練習、フォーマルなポルトガル語 先月に引き続き、フォーマルとインフォーマルの両方を学んだ。
Cultura Brasileira
ブラジルの文化
講義(地域言語)
720分
今月は、主にブラジルの歴史について 主に奴隷制や砂糖産業を中心とした社会構造について学んだ。