月次報告書 2018-11
プロフィール
学科
英米語学科
学年
4年
留学期間
2018-08-01 ~ 2019-05-31
留学種別
私費
生活編
勉強の秋、行楽の秋、ヘルシンキの秋

11月に入りました。ここで驚いたことは雪がまだ降っていないということ。個人的には北海道のように降り始めるかと思いましたがそうでもなかったです。ですが曇りが続き最初の2週間は気がついたら気持ちが落ち込んでいて乗り越えるのに苦労をしました。これからますます日照時間が減り日本とはまた違った天候に順応していかないといけませんね。そんなことはさておき、今月はいっぱい勉強していっぱい遊んだと思います。平日はレポート作成に励んだり論文を読んで次の授業に備えたり、セミナーを聴講して、休日は友達とStockholm, Porvoo, Talinに行きました。どの場所もステイな観光スポットがあってリフレッシュすることができました。流石にこれは忙しいなと思いましたがよく考えてみると残り一ヶ月でみんなは帰ってしまうではないですか。最後まで出来るだけ長く友達と一緒にいて思い出を作りたいと思います。来月はみんなと一緒に入れる最後の月。より濃い日々を送りたいです。

住居形態
アパート
その他 スマートフォンからデザリング。
月額費用
EU ユーロ
129円
内訳 費用(現地通貨) 日本円換算
家賃 257 33,153円
水道光熱費 0 0円
学費・教材費 0 0円
交通費 43 5,547円
通信費 19.9 2,567円
食費・その他 250 32,250円
合計 569.9 73,517円
授業編
Finnish Education System
フィンランドの教育制度
講義(英語)
270分
先生が学校訪問の機会を設けてくださり、2つの学校に訪問することができました。フィンランドに移民してきた人たちやもう一度学び直したいという人たちが通う学校と、stiner school というドイツ発祥の通常の学校とはちがったスタイルの教育をする学校に訪問しました。どちらとも違った教育理念を持っていてそれぞれの学校が果たす役割を新たに学ぶことができました。この授業はもう終わりますが、来学期も先生が新たに学校訪問の機会を与えてくれるそうなので是非参加したいです。
Studia Paedagogica
教育学を学ぶ
講義(英語)
570分
今月は多くの講義を聴講しました。まずはHelsinki education weekというヘルシンキの各地で様々な教育系の講義やイベントが一週間かけて行われていたのでその中から3つ参加しました。一つ目はドラマ教育が言語教育にどう影響するのかを実際にフィンランド語を学びながら体を動かしたりやショートドラマを作成していかに効果があるかを実感しました。そして自分が住んでるアパートの近くにある学校にも訪問させてもらったり、そのあとには教育に携わっている方たちのパネルディスカッションを視聴することができました。また、ヘルシンキ大学でも教育関連のイベントがいくつか行われ、自分はplay to learnという未来の教育はどうあるべきかを考えるセミナーに参加しました。これから教師を志望する自分にとって為になるアイデアが詰まったイベントでした。そして最後にいじめについてのセミナーにも参加し、プレゼンターの経験を聞きながらいじめはあってはならないということを再認識することができました。ヘルシンキ全体でこんなにも教育に関するイベントや関心が向けられているのはとても素晴らしいことだと関心するとともに今月も多くのことを学びました。
Finnish School and Subject Education
フィンランドの学校と教科教育
講義(英語)
90分
授業で指定された一冊の本からトピックを自由に選びレポートを作成し1ヶ月後に提出します。他の授業とは違ってレポートを作成しながらそのトピックについて学んでいくことができます。自分は「フィンランドと日本の英語教育の比較」というテーマを設定し、日本の英語教育はフィンランドから何を学べるかについて考察しました。フィンランドで一番知りたかった内容なので時間を使って調べるにはもってこいの授業だったと思います。ですが1ヶ月で6枚のレポートを書いた経験など無かったので大変でした。神田外語大の規定により90分の受講時間にしか換算されませんが、それ以上に価値のある知識と経験を得ることができました。
Social Justice and Diversities in Education
教育における社会正義と多様性
講義(英語)
360分
国際的に取り上げられている社会問題を教育のスケールに落とし込んで考えていく授業です。今月の主なトピックは人種、ジェンダー、特別教育でした。グループに分かれディスカッションをしながらそれらの問題に対して解決策や意見を交わしました。そしてグループごとにリフレクションをブログ形式で担当の週にムードルに投稿しました。どのトピックも複雑な問題が潜んでいて自分なりの答えを編み出すのに苦労しましたがとても学ぶことが多かったです。