月次報告書 2018-05
プロフィール
学科
英米語学科
学年
3年
留学期間
2018-03-01 ~ 2018-12-31
留学種別
推薦
生活編
アメリ化

この月はもう調整、ではなく、アメリカの留学生としてただ生活し始めることを自覚したものでした。学校生活にも慣れ、授業と交流をうまくこなせたのかなぁと思います。ただ、出国前に描いていた環境とは少し違う(いい意味でも悪い意味でも)なぁという考えは変わりません。 今月はやることに富んでいました。思い出深いのはConversation Palです。 Conversation Palとはなんぞや、と思われると思うのでまずは説明から始めます。Conversation Pal(以後パルと略します)は申し込みした学生を国籍バラバラにしてランダムにグループを決められてそのグループで最低5回会わなければいけない、というものです。パルとしての目標はただ友達を増やすことです。僕たちのグループは日本人2人、フィリピン人1人、インドネシア人、正確にはパプア出身(パプアニューギニアとは別)で構成されたグループでした。 僕たちのグループはスターバックス、シアトルプレミアムアウトレット、シアトルダウンタウン、映画、ボーリングに行きました。 少し前に話題になったAmazon Goにも行きました。万引きしている感覚で何か背徳感に近いものを感じました。 楽しかったのですが、このPalのせいで出費がかさんだので後悔が残っています。 しかし、この次の半分以上は課題、課題、課題でした。 本当に大変でした、朝から晩までパソコンに向かって作業を1週間ぶっ続けなんてこともありました。 錯覚だとは思うのですが、頭が良くなったのかなと思っています。 僕は平気で出ちゃうんですけど、夏が近づいてもなお、半袖オンリーで外にでる日本人はあまりいません。 下旬に近くにつれ暖かくなり、半袖解禁する学生も増えてきました。 平均気温は14~18℃だと思います。 日照時間も長く、5月の下旬は夜8時ごろでも日本の昼間と変わらないくらい明るいです。 課題を夜にやる夜行性の僕からしたら、課題に集中できないので厳しい環境です(笑) 交流関係で言うと、留学生は現地のアメリカ人とは仲良くなりにくい、と言うことがわかりました。 理由としては、ただ単に彼らが忙しいからです。コミュニティカレッジには高校から上がってきた若い人からお年寄りまで幅広い層の人がいます。みんな仕事があるので、学校→すぐ仕事というケースが多いです。 基本的には留学生同士で仲良くなることが多く、たまにお互いの国の料理を振舞ったりしています。

住居形態
学生寮
無線LAN(Wi-Fi)
月額費用
アメリカ ドル
102.07円
内訳 費用(現地通貨) 日本円換算
家賃 762.5 77,828円
水道光熱費 0 0円
学費・教材費 1,298.45 132,533円
交通費 0 0円
通信費 55.85 5,701円
食費・その他 1,286.89
合計 3,403.69 216,062円
授業編
English101 English Composition Ⅰ
イングリッシュ101
語学(英語)
1200分
授業の目的である、メディアの中に隠れているセカンドメッセージについての取り組みが主な授業内容でした。アメリカの生活、授業に慣れてすぐの課題ラッシュ、大変でした。この授業はライティングの授業なので、エッセイを書くためのフォーマット、ルール、ソースの探し方、よく学生が間違える似ている言葉にどうやって気をつけるか(allusionとIllusionなど)などを学びました。また、そのテーマに沿ってグループプレゼンテーションを行いましたが、プレゼン内容よりもメンバーとのコミュニケーションの方に問題がありました。僕以外はアメリカ人なので会話中相手がイライラしている様子が伺えました。しかし、なんとかそのプレゼンはAを取ることができたので安心です。授業のレベルとしてはさほど難しいものではないのですが、インストラクターの採点が厳しいと有名な人なのでアメリカ人の学生でもAを取るのは至難と言われていました。
Interpersonal Communication
インターパーソナルコミュニケーション
講義(英語)
1200分
主に教科書の内容をインストラクターが身近にある例などを使って深堀してくれる、というのが授業内容です。各チャプター終了ごとにテストとその中にある用語にまつわる体験を書いて提出、というのが12回行われました。先月と違う点はプレゼンテーションです。このプレゼン内容は、グループごとに各チャプターを担当してその中一つの内容について10分間のプレゼンをする、というものです。そのプレゼンで何をしても自由だが、面白くてはいけない、というルールです。面白いとは可笑しい、ではなく、相手が聞き続けたくなる、ということです。僕たちのグループはstages of reationshipsというコンセプトについてプレゼンを行うので、概念説明の後に寸劇を行いそれがどの段階に属するのか、というクイズを行いました。手応えはかなり良く、評価も満点でした。メンバーも偶然全員留学生だったのでお互いを尊重しあうことができました。
BUS& 101 Introduction to Business
ビジネス101
講義(英語)
600分
他の2つの授業と同じく授業内容は教科書に沿って行われます。主にビジネス分野の初級編ということでマーケティング、アカウンティングなど何か特定の分野について学ぶのではなく、ビジネスに通ずる分野を全て概念理解から始めます。そういった意味では次の段階(マーケティングの授業など)より広い範囲を学ぶことになり覚えることが多いので整理する、という部分ではこの授業はより難しいものだと思います。ただ、一般的に知られている知識を深めるといった授業ですので、聞いたことがある言葉など多い印象でした。それと同時にウェブで受けるテスト(授業内容に沿って作られた)をハイペースで受けなければいけないので大変でした。この授業も同じくグループプレゼンがあり、僕たちのグループはNikeについて歴史から経営戦略まで掘り下げてプレゼンをしました。この授業もアメリカ人ばかりでしたが、メンバーが優しい人で困ったことがあったら助けてくれました。