月次報告書 2018-11
プロフィール
学科
英米語学科
学年
4年
留学期間
2018-08-01 ~ 2019-06-30
留学種別
交換
生活編
11月

この月の下旬に、スウェーデンの第2の都市と言われる、ヨーデボリで行われた囲碁大会に参加しました。 囲碁というのは、将棋、オセロのようにボードゲームの一種です。元は中国からですが、何千年前に日本に伝わり、今や日本の伝統文化の一つでもあります。最近は、AIで有名なのかな? 開催地のヨーデボリは今自分が住んでいる街から電車で片道6時間もかかる場所でしたが、大学があったり、博物館があったり、たしかに栄えている街でした。 留学で囲碁大会に出る事は、私にとっての一つの目標でもありました。 これまでにも、韓国、中国、イギリスへ囲碁の関係で行ったことがあります。 そこで、日本の伝統文化である囲碁は実は遠い国の中でも沢山の人が打つことを知りました。この情報も囲碁を通じて知り合ったヨーロッパの友達に教えてもらいました。このせっかくの機会に行かないのはもったいないと思い、思い切って参加することにしました。 参加者は約50名ほど。日本人はもちろん私1人でした。 しかし、いざ対局したり、その参加者の人達と話してみると、なんと日本語を話せる人がいたり、日本の事が大好きだったり、予想以上に日本との繋がりを持っていて、驚きました。 日本の囲碁でのマナーとして、対局前には必ず「お願いします。」とお互いに相手にいいます。 英語ではなんて言うのだろうと思ったら、have a good gameと言う人もいましたが、日本語で言う方が多くて本当にこれまた驚きました。 結果的には2位になる事あ出来ましたが、まだまだ課題もありました。 初めてのスウェーデンでの囲碁大会で2位を取れたのは確かに嬉しかったのですが、それ以上に自分の留学している国で、自分の特技をその現地の人達とシェアを出来たことがもの凄く嬉しかったです。 ここで知り合った人達は本当に皆さんが皆さんで優しくて、私を暖かく迎えてくれました。 その皆さんと沢山お話したり、ご飯を食べたり、対局した碁をプロの先生と検討したりと、学ぶ事も多く、とても良い時間でした。 後日、日本で私の昔からの囲碁のプロ棋士の先生のお陰様で、囲碁の週刊新聞に、今回の大会の記事を書かせて頂きました。まさかここまで繋がろうとは、本当に感謝です。今までやってきて良かった、と心から思いました。 他にも、この月の始めに、友達とストックホルムで行われたハロウィンパレードに参加をしたり、友達のホームパーティに行ったり、お馬さんに乗ったり、携帯が壊れたりととても盛りだくさんでした。 今月は色々とありましたが、ご縁は大切にしようと改めて思った月でした。 またこの機会にヨーロッパで囲碁大会に参加しようと思います!

住居形態
アパート
無線LAN(Wi-Fi)
月額費用
スウェーデン クローナ
15.19円
内訳 費用(現地通貨) 日本円換算
家賃 3,500 53,165円
水道光熱費 0 0円
学費・教材費 0 0円
交通費 500 7,595円
通信費 0 0円
食費・その他 5,000 75,950円
合計 9,000 136,710円
授業編
Beginner Studies in Swedish for International students Ⅰ
スウェーデン語初級
語学(地域言語)
450分
いよいよ授業も終盤になってきて、テストあありました。 テストは書きのテストとスピーキングのテストでした。 書きはまだしも、スピーキングが手こずりました。 なぜなら、スウェーデン語には日本語にはない発音が英語に加えて3つあるからです。 スウェーデン人の友達にも教わってもらって、どうにかテストを終える事が出来ましたが、なんとしても発音が難しい! 何とか乗り切った月でした。
English for Specific purposes: Oral Communication and Culture
口頭伝達と文化
講義(英語)
500分
授業も終盤になる中で、最後には大きなプレゼンテーションがありました。 テストが無い代わりに大きく採点がプレゼンにかかってしまうので、とても緊張しました。 しかし、この授業では、先生が毎回毎回丁寧に、普段のコミュニケーションの授業と加えて、プレゼンの仕方を一つ一つを教えてくれました。この授業で習う事は毎回本当に、為になるしとても納得します。 プレゼンもこの一つ一つの授業のお陰でどうにか終えて、この授業を取って良かったなと心から思いました。
Introduction to Swedish Culture and Society
スウェーデン文化と社会
講義(英語)
280分
授業では、グループで決められた時間に来て、先生と話したり、講義があります。 たまに、違う先生が交代で講義を受けることあできる為、それぞれの意見や知識を知れてとても面白いです。 最後には大きなエッセイを書かなくてはいけないので、それについても先生と相談したり資料を集めたりすることができます。
The Swedish Education System
スウェーデンの教育制度
講義(英語)
960分
この授業では10回、実際に街の学校に訪問することになっていて、私も実際に街の高校に訪問して、授業も受けさせて頂きました。やはり、インターネットで調べるよりも自分で行って、見て、聞いたほうが何よりも説得力もあり、自分の国との違いを肌で感じられるなと改めて実際に見る事の大切さにも気づかされました。 高校は思ったよりも制度がやや自由でしたが、生徒さんは皆んな良い子ばかりでとても感心しました。 この授業も取って良かったと思います。最後にはエッセイを書くのが必須になっています。