この月の下旬に、スウェーデンの第2の都市と言われる、ヨーデボリで行われた囲碁大会に参加しました。 囲碁というのは、将棋、オセロのようにボードゲームの一種です。元は中国からですが、何千年前に日本に伝わり、今や日本の伝統文化の一つでもあります。最近は、AIで有名なのかな? 開催地のヨーデボリは今自分が住んでいる街から電車で片道6時間もかかる場所でしたが、大学があったり、博物館があったり、たしかに栄えている街でした。 留学で囲碁大会に出る事は、私にとっての一つの目標でもありました。 これまでにも、韓国、中国、イギリスへ囲碁の関係で行ったことがあります。 そこで、日本の伝統文化である囲碁は実は遠い国の中でも沢山の人が打つことを知りました。この情報も囲碁を通じて知り合ったヨーロッパの友達に教えてもらいました。このせっかくの機会に行かないのはもったいないと思い、思い切って参加することにしました。 参加者は約50名ほど。日本人はもちろん私1人でした。 しかし、いざ対局したり、その参加者の人達と話してみると、なんと日本語を話せる人がいたり、日本の事が大好きだったり、予想以上に日本との繋がりを持っていて、驚きました。 日本の囲碁でのマナーとして、対局前には必ず「お願いします。」とお互いに相手にいいます。 英語ではなんて言うのだろうと思ったら、have a good gameと言う人もいましたが、日本語で言う方が多くて本当にこれまた驚きました。 結果的には2位になる事あ出来ましたが、まだまだ課題もありました。 初めてのスウェーデンでの囲碁大会で2位を取れたのは確かに嬉しかったのですが、それ以上に自分の留学している国で、自分の特技をその現地の人達とシェアを出来たことがもの凄く嬉しかったです。 ここで知り合った人達は本当に皆さんが皆さんで優しくて、私を暖かく迎えてくれました。 その皆さんと沢山お話したり、ご飯を食べたり、対局した碁をプロの先生と検討したりと、学ぶ事も多く、とても良い時間でした。 後日、日本で私の昔からの囲碁のプロ棋士の先生のお陰様で、囲碁の週刊新聞に、今回の大会の記事を書かせて頂きました。まさかここまで繋がろうとは、本当に感謝です。今までやってきて良かった、と心から思いました。 他にも、この月の始めに、友達とストックホルムで行われたハロウィンパレードに参加をしたり、友達のホームパーティに行ったり、お馬さんに乗ったり、携帯が壊れたりととても盛りだくさんでした。 今月は色々とありましたが、ご縁は大切にしようと改めて思った月でした。 またこの機会にヨーロッパで囲碁大会に参加しようと思います!
内訳 | 費用(現地通貨) | 日本円換算 |
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家賃 | 3,500 | 53,165円 |
水道光熱費 | 0 | 0円 |
学費・教材費 | 0 | 0円 |
交通費 | 500 | 7,595円 |
通信費 | 0 | 0円 |
食費・その他 | 5,000 | 75,950円 |
合計 | 9,000 | 136,710円 |