やさかの報告書一覧
プロフィール
学科
英米語学科
学年
4年
留学期間
2018-08-01 ~ 2019-06-30
留学種別
交換
1~10件目 / 11件中
2019-06
月次報告書6月分
日本へ帰国。ありがとう。
ついに、日本に帰ってきました。 先月に怪我をしてしまった為、帰国が少し早まりましたが、とにかく帰国までの間本当に早かったです。 この留学を振り返ってみると、日本人一人という環境に飛び込み、違う環境の中で生活するということは、語学だけでなく人生においての大切さを沢山考える機会を得ることができました。 また、初めての海外長期生活、一人暮らしで、日本よりも一人の時間が必然的に多くなったことで、自分自身について、しっかり見つめなおす時間が沢山ありました。 そして、スウェーデンにきて、時間の使い方も学びました。 今まで、バイト、学校、試験、友達との約束で毎日スケジュール帳がパンパンにうまるぐらいだったので、毎日が忙しく、でも、自分より他人のことばっかりきにしていて、自分自身にもなかなか余裕が持てていなかったように感じます。 しかし、スウェーデンにきてから時間的に余裕を持つことの大切さ、自分の時間を確保することも大事なことだとも学びました。そうすることで、物事も前向きに考えられるようになり、今将来のこともかかっている大事な時期でもあったので、自分自身を知ることは、凄くこれからも役に立つと思います。 日本人一人という環境は、最初は望んでいたので嬉しかったのですが、実際生活してみると、自分がどこにいってもマイノリティーになってしまうので、難しい時も沢山ありました。 それでも、その中でも仲良くなった友達、先生、囲碁仲間には本当に心から感謝しています。 これらの一つ一つの出会いがあったからこそ、沢山自分の国について、自分自身についてより深く考えられるきっかけにもなり、そのお陰で一生忘れられない思い出や経験が出来ました。 また、スウェーデンという遠くてまだまだ認知度が日本では低そうな国ですが、このまだ大きく知らされていない、わからなかった国にいけて本当に良かったです。知らない国、土地でどんどんと知っていく道やお店、そして季節ごとの天気風景、伝統文化、そして学校訪問、聞きなれていったスウェーデン語。 日本に帰ってきて、これらの慣れてきたことが恋しくなります。 しかし、この約一年間で学んだことを活かして、これからもがんばっていきたいと思います。
2019-05
月次報告書5月分
囲碁を通しての感謝
今月でスウェーデン留学最後の月となりました。 本当にこの10カ月間はとても早かったです。 最後にこの留学でお世話になった人たちに会いに行きました。 何より囲碁で知り合った人達に感謝の気持ちもこめて、お土産を持って会いにいきました。 まず、ストックホルムでの平日にある囲碁の練習会に参加し、そのあとはよく宿として泊まらせてくれた家族のところにも遊びに行きました。 また、そのあとに、他の囲碁仲間のストックホルム郊外にあるお家にもあそびに行き、その人がストックホルム住んでいる人ならではの場所を沢山案内してもらいました。 そこはやはり観光地というより、とてもローカルなところだったのですが、私はこの場所が本当にとても気に入りました。 場所もストックホルムの中心から、電車で10分という近さで、しかもその風景が本当に綺麗で、今まで何回かストックホルムには行ったことはありましたが、観光地の場所よりもとてもよかったです。 そして、現地に長年住んでいる日本人のコミュニティーの方々とも会って、その中でお寿司を経営している人がいたので、そこでみんなで集まって、スウェーデンにきた経緯や当時の状況などを沢山聞くことができました。 今回で囲碁で出会った人達には、本当に感謝ばかりです。 コミュニティーでは、日本人一人の私でも、暖かく歓迎してくれて、宿も学生だからということで、泊まらせてくれたり、本当に有難いです。 この方々がいなければ、私の留学はこんなに充実はしていなかったでしょう。 人との出会いの大切さを実感する年でした。
2019-04
2019-03
月次報告書3月分
Japanska filmfestival i Leksand
今月の初めに、leksandという私の住んでいるところの隣町に、毎年行われるjapanska filmfestivalという日本映画祭のお手伝いに行ってきました。 奥さんは日本人でスウェーデン人のトビアスさんという人が約数年前にこのイベントを立ち上げました。 私はそのトビアスさんから、映画館の隣の建物で日本の文化を教えるイベントを同時開催するので囲碁を教えてほしいということでお手伝いに来させて頂きました。 当日はダーラナ地方の肩やストックホルム付近の方々、現地の日本人そしてスウェーデンの方々など、本当に沢山の方々が来てくれて、とても大繁盛でした。 私は囲碁以外に習字や折り紙も教えてたのですが、そこにも沢山の日本のことに興味を持ってくれる方々が来てくれました。特に小さい子供達はまだ英語を話せない子が多かったので、教えるときは、私の拙いスウェーデン語で頑張りました・・。そこには地元のテレビ局も来ていて、インタビューも受けたのですが、スウェーデン語が話せたらなと強く思いました。 それでも日本の文化に興味を持ってくれている方々が多くてとっても嬉しかったです。 また、このイベントでこっちに来て初めて同じ年代の日本人学生に会いました。 彼女は関西でなんとスウェーデン語専攻だそうで、そのインタビューの時もスウェーデン語で沢山流暢に話していて、とても刺激を受けました。そのあとに沢山スウェーデン語も教えてもらいました。 このイベントは遠いスウェーデンの地でも日本の事に興味を持ってくれている人が沢山いるということを実感するとともに、沢山の素敵な出会いのあるそんな素晴らしいイベントでした。
2019-02
月次報告書2月分
太陽
今月も今度はスウェーデンのヴァセロースというという都市でまた囲碁大会がありました。 今回でもう3回目で、参加している皆さんとはすっかり顔馴染みになり、ここでの大会の雰囲気も慣れていきました。 結果は2位を取る事ができました。 そしてスウェーデンでの囲碁界でも打つ人がだんだん減っているという話しを聞きました。 その囲碁のみなさんと話していると皆さんがスウェーデンで囲碁打つ人もどんどん減っていっていて困っているという事でした。日本でも、若い人はまず囲碁を知らない人が多く、日本に来た囲碁を打つ人もとてもそれにショックを受けていました。 もっとスウェーデンでも日本でもたくさんの人に囲碁を知って、楽しんでもらいたいです。 そして、友達と隣町のラトビックというところに行きました。 春が近づいているせいか、雪がどんどんと溶けていっていて、気温もー10以下が多かったのですが、気温も少しずつ上がって行きました。それでも、まだまだ寒い日が続きます。春になるのがとても待ち遠しいです。 その日は、とても晴れていて気持ちがよく、ラトビックでは有名な湖にかかっている長い橋があり、そこからの眺めはとても綺麗でした。まだ湖は凍っていて、一面が真っ白でした。また、ここの街は都会とは正反対といえるほどですが、とてものどかな街で、しかもそこには沢山の赤いお家が代表的な、ダーラナハウスが沢山建っていて、とても可愛らしい町でもありました。 そこに、あるハンドメイドのお店を見つけました。 店内には、木で出来た製品や、ダーラナ地方特有の編み物や、ポストカードが置いてあり、とてもアットホームの感じの素敵なお店でした。私も、ダーラナホースと呼ばれる、この地方のシンボルとされている赤い色のお馬さんのクッキーの型を買いました。 まだまだ太陽の日照時間が短いのですが、それでも、12月や1月と比べて、少しづつ日が伸びてきています。 雪の日も多いですが、晴れの日もだんだんと増えていって、本当に太陽のありがたみを実感しました。
2019-01
月次報告書1月分
Gott nutt år!
Gott nytt år! (Happy new year!) 明けましておめでとうございます。 新年は、ヘルシンキのカウントダウンにて始まりました。人生で初めて、家ではないところで友達と年明けをしました。 今回はフィンランドに留学している友達に、他の友達と一緒に年末から会いに行きました。 留学前は、みんなで8号館などでIELTSのテスト勉強をしたり、それぞれの留学先に受かる為にみんなで頑張って、そしてこうしてみんなで集まれたことは本当に嬉しかったです。 ヘルシンキのカウントダウンは最高でした。 なぜなら、街の真ん中で、沢山の花火とスウェーデンが誇るAviciiの曲が流れて思わず感動してしまいました。私が出発する前に亡くなってしまったので、本当に寂しいですが、ずっとこれからもスカンジナビアの人、世界中の人に愛されるなあと実感しました。 今回の旅は、私にとって留学の後半戦頑張るぞ!という大きなモチベーションになりました。 そして、 ストックホルムで囲碁大会があり、なんと優勝しました!!!! 2日間行われて、ありがたい事に5戦全勝できました。 本当に何度も、自分の交換留学先のスウェーデンで囲碁が出来るのは幸せだなと思いました。 面白いことに、日本でよく打たれている定石、戦法などは、こちらだと珍しがられたり、戦い方がそれぞれ違ったりなど、また違った観点で、面白く、とても勉強になりました。 スウェーデンは、雪が沢山積もり、気温がー15以下になる日も多く、外を歩いただけで、髪の毛や眉毛、まつ毛はすぐに凍ってしまいます。それでも、自分が想像していたよりは寒くないと感じました。 自分が住んでいるファールンは森に囲まれているせいか、風が少ない為、気温が低くてもちゃんと着込んでいればそこまで寒くありません。むしろ東京の方が、風も多く、スキーウェアみたいに着込むことが出来ない為か寒く感じます。 近くの湖まで凍って、その上を歩くことが出来ます。 中にはその上で、クロスカントリースキーをしたり、スケートをしたり、冬のスポーツを存分に楽しんでいる風景が見られます。 雪はさらさらで、特に晴れている日はキラキラとしていて、本当にとっても綺麗です。 もう留学が半分を切りました。 今しかできないこと、ここでしかできないこと。 思う存分に経験して、楽しんでいきたいと思います。
2018-12
月次報告書12月分
God Jul!
12月のこの月も本当に盛り沢山な月でした。 クリスマスに2018年最後の月だからでしょうか。 学校の日本人の先生や、教育の授業の時に実習先でお世話になった先生に、それぞれクリスマスパーティーに誘って頂きました。近くに住んでいる家族も集まって、みんなで食べ物を持ち寄って、スウェーデンのクリスマスの時に食べる物なども頂きました。とくに、サーモンを持ち寄った方がいて、それがとっても美味しかったです! 何より沢山お話が出来たり、子供達と遊んだりして、本当にそれぞれとっても良い時間を過ごすことができました。 スウェーデンのクリスマスもはアドベントといって、クリスマスの4週間前から祝います。 4つのキャンドルが並べて、1週間過ぎていくごとにひとつずつ蝋燭を付けます。 なので、この期間街中にいくと、お家やお店の窓にキャンドルがあってとても綺麗なのです。 スウェーデンのクリスマスもまったりと家族や大切な人達と過ごすので、とっても幸せな気持ちになります。 そして、授業が終わったので、12月の中旬頃からヨーロッパの旅行に出かけました。 航空券が日本から取るのとは桁違いなほど安く、これは行くしかない!と思い、出かけました。 最初はロンドン、アムステルダム、そしてドイツの順番に約1週間ほど行きました。 それぞれやはり国によっては雰囲気が違いますが、思ったのは、やはりこの3カ国には今でも沢山の伝統的な建物も残っているということです。日本とは違ってきっと地震がないために、きっと建物が長生きするのでしょうね。 アムステルダムでびっくりしたのが、オランダでは、ある麻薬が合法なため、普通のお土産屋さんでも沢山売っているのにとてもびっくりしました。。街中を歩いても、この匂いのせいか、タバコと混じって変な匂いがしてとっても臭かったです。。。 もちろん、私は一切買ってません(笑)タバコもこの変な匂いも本当に嫌いなので、もし自分の国が合法だとしても吸わない自信あります。 この三ヶ国やストックホルムでもそうですが、沢山の同世代の友達も煙草を吸う人が本当に多い。。。 とっても可愛い女の子の友達も普通に沢山吸っていて、その時は衝撃でした。きっと美容にも良くないのに。。 ヨーロッパに来てからは少しこれがカルチャーショックというか、日本よりも多くてびっくりしました。 そしてそして!なんと本場のドイツのクリスマスマーケットに行きました!! ベルリンの中でも何ヶ所かやっていたので、今回は4カ所回りました。 それが、想像通りとっても綺麗で最高でした!中には歴史ある最古のクリスマスマーケットもあり、クリスマスの音楽にキラキラしたデコレーション、立ち並ぶお店、ナッツのいい匂い、、、ホットチョコレートを飲みながら堪能しました。本当に最高でした! 今回の旅行は本当にとっても楽しかったですが、気づいたことも沢山あります。 治安の面、交通の便利さ、これは日本に勝るものありません。 物乞いの人や、せっかく堪能するために来ている旅行者を狙う引ったくりや盗む人、よく目を向けると沢山います。 私もこのことはあらかじめ調べたり友達から聞いて、万全でいったのでそういう事は運良くなかったですが、どこか他国へ行く際はちゃんと対策しないと駄目なんだな、と身を持って感じました。自分の身は自分で守る。大事。 それでも同時に日本の良さも分かったり、それぞれの国を少しでも知れた旅でもあり、とてもいい経験となりました。 それでは、God Jul! (Merry Christmas)、そして良いお年を!
2018-11
月次報告書11月分
11月
この月の下旬に、スウェーデンの第2の都市と言われる、ヨーデボリで行われた囲碁大会に参加しました。 囲碁というのは、将棋、オセロのようにボードゲームの一種です。元は中国からですが、何千年前に日本に伝わり、今や日本の伝統文化の一つでもあります。最近は、AIで有名なのかな? 開催地のヨーデボリは今自分が住んでいる街から電車で片道6時間もかかる場所でしたが、大学があったり、博物館があったり、たしかに栄えている街でした。 留学で囲碁大会に出る事は、私にとっての一つの目標でもありました。 これまでにも、韓国、中国、イギリスへ囲碁の関係で行ったことがあります。 そこで、日本の伝統文化である囲碁は実は遠い国の中でも沢山の人が打つことを知りました。この情報も囲碁を通じて知り合ったヨーロッパの友達に教えてもらいました。このせっかくの機会に行かないのはもったいないと思い、思い切って参加することにしました。 参加者は約50名ほど。日本人はもちろん私1人でした。 しかし、いざ対局したり、その参加者の人達と話してみると、なんと日本語を話せる人がいたり、日本の事が大好きだったり、予想以上に日本との繋がりを持っていて、驚きました。 日本の囲碁でのマナーとして、対局前には必ず「お願いします。」とお互いに相手にいいます。 英語ではなんて言うのだろうと思ったら、have a good gameと言う人もいましたが、日本語で言う方が多くて本当にこれまた驚きました。 結果的には2位になる事あ出来ましたが、まだまだ課題もありました。 初めてのスウェーデンでの囲碁大会で2位を取れたのは確かに嬉しかったのですが、それ以上に自分の留学している国で、自分の特技をその現地の人達とシェアを出来たことがもの凄く嬉しかったです。 ここで知り合った人達は本当に皆さんが皆さんで優しくて、私を暖かく迎えてくれました。 その皆さんと沢山お話したり、ご飯を食べたり、対局した碁をプロの先生と検討したりと、学ぶ事も多く、とても良い時間でした。 後日、日本で私の昔からの囲碁のプロ棋士の先生のお陰様で、囲碁の週刊新聞に、今回の大会の記事を書かせて頂きました。まさかここまで繋がろうとは、本当に感謝です。今までやってきて良かった、と心から思いました。 他にも、この月の始めに、友達とストックホルムで行われたハロウィンパレードに参加をしたり、友達のホームパーティに行ったり、お馬さんに乗ったり、携帯が壊れたりととても盛りだくさんでした。 今月は色々とありましたが、ご縁は大切にしようと改めて思った月でした。 またこの機会にヨーロッパで囲碁大会に参加しようと思います!
2018-10
月次報告書10月分
スウェーデンの自然
月も10月になり、日に日に日に段々と寒くなり葉っぱの色もオレンジ色に変わっていきました。 今月はクラスが4コースも重なり、テストやプレゼン、予習復習に日々追われる月でした。 ある週末に、ボルレンゲという自分が住んでいるところの隣町にもう一つキャンパスがあるのですが、そこで仲良くなった友達と近くの山に登りました。その山がなかなかの高さがあって、結局朝から行って、帰ったのは夕方が過ぎたぐらいの頃でした。 しかし!めちゃくちゃ自然が綺麗だった! しかもその日は運良く晴れていて、湖のところに出ると、その太陽の光が水面に反射してキラキラキラキラ、とっても綺麗でした。私は東京出身で小中も都会の真ん中にある学校に通っていたので、自然の良さが何十倍にも感じられました。空気も綺麗だし最高!!! 10月でももうマフラーをグルグル巻きにするぐらい寒かったので、みんなでその山小屋みたいなところでみんなで入り、暖炉に温まって、音楽を流しながらお菓子を食べたり、お話をしてとても良い時間でした。 しかも大自然の中を沢山歩き回り、とてもいい汗をかいて、本当に行って良かったと思います! 大自然が沢山あるスウェーデンならでの楽しみかたなのかなあと思いました^^ また、今月末に私の母と姉が日本からわざわざ来てくれました。 2人とも英語が全く話せないし、ましてやスウェーデンは街中がもうほぼスウェーデン語だったので、ある程度わかってきたスウェーデンを沢山案内しました。2人ともキャリーケースに沢山の日本食を詰めてきてくれて、これも本当に感謝でした。 この時に初めてスウェーデンの都市であるストックホルムに行ったのですが、やっぱり住んでいる場所がのどかで自然も近くていいもんだなあと改めて感じることが出来ました。2人にスウェーデンの事やとくに食べ物を沢山教えてなかなか喜んでくれたので、本当に良かったです。 今月は勉強がとくに忙しかった月ではありましたが、友達からの誘いには断らないようにしていました。 せっかく異国の地に来ているのに、そこで思い出も作らないのはもったいない! あっという間にまたまた今月も終わってしまいましたが、これからもこの留学は貴重である事は忘れずに、前向きに頑張っていきたいと思います!
2018-09
月次報告書9月分
一ヶ月目
こっちに来てあっという間に一ヶ月が経ちました。 この一ヶ月は最初の月という事もあり、最初はとても大変で辛い事も多かったです。それでも、沢山行動して、沢山吸収して、とても充実した一ヶ月だったと思います。一ヶ月経った今は、学校も始まり、友達も出来て、初めての一人暮らし、多言語の中での生活にもすっかり慣れて、今の生活をとても楽しんでいます! 今学期の日本からの留学生は私1人でした。 住んでいるところも学生アパートで、後からほとんどが同じ学校の人だと知りましたが、フラットメイトもいません。 海外での長期での生活、一人暮らし、友達作りも一からのスタートでした。 最初は、頼る人がおらず、味わった事のない孤独感もありました。街やバスもほとんど英語の標識は無く、スウエーデン語のため、違うバスに乗ってしまい、変な森に行ってしまい暗い中geogle mapに頼って泣く泣く帰ったり、ベーコンだと思って焼いたら、よく形が似たハムだったりと少してこづりました。 学校が始まって2週間、introduction weekで、毎日のようにイベントやパーティーがありました。1人だった私は、とにかく参加する事に意義あり!と思い、ほとんどのイベントに参加しました。自分の中にある日本人のシャイには、一旦さよならをして、とにかくグイグイと積極的に行きました。 留学する前に、よくヨーロッパや英語圏、その他の国に留学したのに、現地でも日本人といたり、文化の近い子達といて、なかなか学びにいった言語が伸びなかった、そこの国でも全然友達が出来なっかたなど、話を聞いたり、調べて体験談などを見ていたため、ずっと夢見ていた留学を何が何でも充実させたかったので、それは一番避けたいところでした。 とにかく自分から自分からと心がけていると、自然と向こうからも沢山話しかけてくれるようになります。どんどんと日に日に自分も慣れて来たり、親しくなってくるのを実感し、学校の始まった1週間はまだ少し孤独感や気疲れがありましたが、introduction weekが終わるころには、慣れなかったパーティーも友達と本当に楽しむことが出来ました。 今では、特に仲良くなったフランスの子達と一緒にお買い物をしたり、ハイキングにいったり、勉強をしたり、それぞれのお家でホームパーティをしたり、お互いの国を話したりなど、心から本当に楽しく、毎日気づく事が沢山あります。 スウエーデンに来て、本当に凄いなあと驚く事が沢山あります。よく見かけることは、平日の真昼間というのに、お父さんがベビーカーを引いていたり、子供達と一緒にいる姿を見かける事です。私の両親は小さい頃から共働きで、特に父は平日はずっと仕事帰りが遅かったため、この日本ではなかなか見る事のない姿を見かける度に羨ましくもあり、その高福祉の凄さに感動します。 スウエーデンでは、「福祉国家の国」でもあり、「男女平等の国」でもあります。 このお父さんが家事をするのも、高福祉で手当てがあるだけでなく、当たり前とされています。 自分の住んでいるfalunという街でも、LGBTのパレードがありました。私も初めて参加して、LGBTの方達だけで無く、ベビーカーに乗っている小さな子供から、お年寄り、わんちゃんまで、街中の方々が一斉にレインボーの旗を身に付け、掲げて街中を歩きました。このイベントの前後では、このレインボーフラッグを街中の家、学校、自分の通っている大学、バス、そして教会までもが掲げていました。これには、他のヨーロッパの国々からきた子達もとても驚いていました。 普段、街を歩いていても、たまに同じ性の方同士でも手を繋いで幸せそうな姿も見かけます。本当に国民、街中の一人一人の理解があるからこそ、一人一人が自分らしく暮らせるのだなと思います。 友達のお家に行った時、その子のフラットメイトのスウエーデン人の女の子が、彼女にプロポーズしたんだ!と嬉しそうに教えてくれました。その姿はとても微笑ましくて、私まで嬉しくて幸せになった気持ちが忘れられません。 このように、子供にも、男性、女性にもとてもオープンで優しい国に来て心から良かったな、と一ヶ月目にして本当に思いました。時が経つのは、恐ろしいほどに早いので、これからも1日1日を大切にして、もっと沢山の事を経験して、吸収して頑張ります!!!!
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