春休みな為、相変わらず大学に通っているのは留学生だけ。ただ今月からはその留学生の数が増えた。立命館アジア太平洋大学から8人の学生が約5週間のプログラムで留学にやって来た。大学内の日本人がさらに増えたわけだが、特に違和感はないし問題が起きるわけでもない。 こっちに来て気づいたのだが、ジャカルタはかなり日本贔屓だ。スーパー、レストランやモールなど至るところに日本ブランドが溢れている。価格帯も日本と同じか少し安いくらい、輸入品になると3~5倍の値段になる。レストランはなんちゃって日本料理を提供するローカルの店もあれば、日本人料理人がいるお店や日本からチェーン展開している店もある。お金がありさえすれば毎日日本食だけで生活することも可能である。街中では日本ブランドの車やバイクが走り、ジャカルタ周辺を運行している電車は日本の中古車両である。偶然にも日本で通学に使っていた路線の古い車両がこっちで使われているので、その車両に乗った際には不思議な感動を覚える。 もちろん人も多くいる。私たちと同じく留学生として、こっちで働く大人や日本語パートナーズまたインドネシアの芸能界で活躍している日本人の方など大勢いる。日本でインドネシア語を勉強しているとマイナー言語と言われたりインドとよく間違われたりするが、実際にこっちに来てみるとギャップにやられる。想像以上に日本人コミュニティが大きく、インドネシア語学習者が多くいるからだ。 これからインドネシアの経済は成長していく、インドネシア語の需要が増えるなど言われてきたが、これから、ではなくすでに始まっているように思える。すでに始まっているからこそ日本のものがこの国の日常に溶け込んでいるのだ。まさに井の中の蛙、百聞は一見に如かずである。
内訳 | 費用(現地通貨) | 日本円換算 |
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家賃 | 2,500,000 | 19,000円 |
水道光熱費 | 0 | 0円 |
学費・教材費 | 0 | 0円 |
交通費 | 295,500 | 2,246円 |
通信費 | 68,000 | 517円 |
食費・その他 | 3,152,800 | 23,961円 |
合計 | 6,016,300 | 45,724円 |