月次報告書 2019-04
プロフィール
学科
アジア言語学科
学年
4年
専攻
インドネシア語専攻
留学期間
2018-08-01 ~ 2019-06-30
留学種別
交換
生活編
大統領選挙、旅行、試験終わるも大学にこもる日々。

 日本の新年号が令和になり、そのニュースをインドネシアで聞く、という特別な体験をしました。4年生になったので、帰国後の就活のために、履歴書作成や企業研究等を進めながら、期末試験に向けて勉強しました。 4月6日には大学で卒業式があり、私のとても仲の良かった友達も卒業してしまいました。8日からはいよいよ最後の期末試験、あっという間にすべての授業と試験が終わってしまいました。    試験後、友達の実家がある、Surabayaの近くのLamonganという町に遊びに、初めて電車を乗り継いで行きました。温かいbakso屋さんをやっている家族に迎えられ、おいしいbaksoをご馳走になりました。  4月17日、インドネシア全体が大統領選挙で盛り上がりました。インドネシアの選挙は日本と違い、道端にテントが張られます。そのため通行止めになる道も多かったです。また、投票の仕方も違い、紫色のインクを左手の小指につけ、投票したい大統領候補の方にそのインクをつけます。先生曰くこの方法は、字の読み書きが出来ない人でも投票できるように、ということで実施されている方法だそうです。日本では字を書いて投票、オンラインで国勢調査等をすることもできますが、インドネシアではまだ電子機器の普及、識字率等も完全ではないため、その辺が考慮されているそうです。  そんな中、ジャカルタに留学している友達が2人、Malangに遊びに来てくれました。締め切りが迫る論文を進めながら、観光地をいくつか案内し、多くの友達とご飯を食べる事も出来ました。    4月21日の夜から、ABMのダルマシスワ生とISPの先生たちと、Yogyakartaへ旅行へ行きました。有名な観光名所を回り、世界遺産を堪能しました。首に謎の蕁麻疹ができ、火傷のように腫れあがってしまったため、旅行後、医者に診てもらうことにしました。今回は 病院ではなく、Puskesmasというローカルな診療所のようなところへ行きました。蕁麻疹は辛かったですが、初めてそのような診療所に行けたため、全てまとめて良い経験になりました。  その後は5月月初が締め切りの論文を終わらせるため、大学にこもりました。インドネシア人、日本人それぞれ100人ずつにアンケートを取ったり、インタビューをしたり、体験談を綴ったり。私の論文指導担当の先生に添削をしてもらいながらなんとか終わりに近づくことが出来ました。また5月初めにスピーチコンテストも控えていた為、大学が閉まるまでその台本と論文と戦いました。  

住居形態
その他 kos
その他 SIM
月額費用
インドネシア ルピア
0.0072円
内訳 費用(現地通貨) 日本円換算
家賃 1,000,000 7,200円
水道光熱費 0 0円
学費・教材費 0 0円
交通費 173,000 1,246円
通信費 85,000 612円
食費・その他 2,287,680 16,471円
合計 3,545,680 25,529円
授業編
Berbicara(Speaking II)
スピーキング2
語学(地域言語)
90分
受講時間とは別に、期末試験がありました。試験内容がインドネシア語劇だったため、授業は劇の準備、練習でした。自分たちで話を一から作り、授業外でも練習をしました。
Membaca(Reading II)
リーディング2
語学(地域言語)
90分
授業では、新聞記事を読んで要約文と自分なりの解決策を書いて提出する授業でした。受講時間とは別に、期末試験がありました。試験内容はインドネシアの歴史の話、短編小説を読んで問いに答えるものでした。問題量がかなり多かったです。
Menyimak(Listening II)
リスニング2
語学(地域言語)
90分
授業では、身体障害者と公共施設についてのニュースを見て、リスニングを行いました。受講時間とは別に、期末試験がありました。試験内容は、その身体障害者の施設の問題点について解決策を述べる問題と、歌詞の聞き取り、詩の聞き取りと自分なりの解釈を論述するものでした。
Pengantar Indonesia(Introduction of Indonesia)
インドネシア研究
講義(地域言語)
90分
インドネシアの主要な島々の経済政策等について学習しました。受講時間とは別に、期末試験がありました。試験内容は、その経済政策について論述形式の試験でした。
Menulis (Writing Ⅱ)
ライティング
語学(地域言語)
90分
インドネシア語の履歴書や求職願いの書き方などを学習しました。受講時間とは別に、期末試験がありました。試験内容は、インドネシア語の履歴書、求職願いを作成して提出する形でした。
KLBK (kajian lintas bidang kontemporer)
現代社会研究
講義(地域言語)
90分
ジャワ語でのあいさつ、体の部位の名前や使い方などを学習しました。受講時間とは別に、期末試験がありました。試験内容は、ジャワ語の用途や歴史についての論述問題、ジャワ語での自己紹介や体の部位についての筆記問題でした。
Skripsi(Thesis/Seminar)
論文
語学(地域言語)
1800分
生徒一人につき先生が一人ついて、最終論文を作成しました。テーマは2学期初めから考えていたもので、そのテーマに沿って先生と進め方を話し合い、書き進めては添削してもらいの繰り返しでした。