月次報告書 2019-03
プロフィール
学科
イベロアメリカ言語学科
学年
4年
専攻
スペイン語専攻
留学期間
2018-08-01 ~ 2019-07-31
留学種別
交換
生活編
留学 7ヶ月目

留学7ヶ月目の3月は、二つの都市に行った。まず、3月の中旬にバレンシアのファジャスに日本人留学生と早朝のバスに乗って向かった。初めて見たファジャスの作品はどれも素敵で個性的なものばかりだった。メインの大きな作品のほかにも道の途中に小さな作品も置いてあり、街全体がファジャス一色に染まっていて歩いてだけでもとても楽しめた。しかし、昼間から至るところで爆竹がなっていて、日本ではなかなか見ない光景だったのですごく驚いたし同時に怖かった。3月下旬にはセビージャに行った。3月とは言え、もう暑く半袖で過ごせるほどセビージャはとても天気も良かった。セビージャは普段生活とは違い、時間の流れがとてもゆっくりしていてずっとセビージャにいたいような感覚になった。マドリッドは都市ということもあり、人も多く常に動き回っているイメージで、こっちも急がないとという気持ちになることが多い。しかし一方でセビージャはそんなせかせかした雰囲気もないし、皆自分のペースで生活していた。気候によってこんなにも人が違うのは面白いし、またセビージャを訪れたいと思った。

住居形態
その他 シェアハウス
無線LAN(Wi-Fi)
月額費用
EU ユーロ
138.81円
内訳 費用(現地通貨) 日本円換算
家賃 325 45,113円
水道光熱費 50 6,941円
学費・教材費 0 0円
交通費 20 2,776円
通信費 22 3,054円
食費・その他 560 77,734円
合計 977 135,618円
授業編
Arte Iberoamericano
イベロアメリカの美術
講義(地域言語)
720分
ヨーロッパの人びとが中国や日本に市場を広げた内容を勉強した。そこでは日本から持ち帰った屏風や貝をちりばめた漆塗りの箱などがヨーロッパの人びとによってヨーロッパ風にアレンジされていたのはとても驚いた。また、中国から持ち帰った陶器の模様もヨーロッパ美術に大きく影響していて、同じアジア人にとってとても嬉しく感じる。昔から私たちがヨーロッパ文化に興味があるように、ヨーロッパの人びともまた東アジアの文化に興味があったのだ。
Literatura y Pensamiento de Asia Oriental
東アジアの文学と思想
講義(地域言語)
600分
中国には昔、お金を用いた占いがあり、それが政治に使われたりもしていた。陰と陽を表す線を組み合わせ、それぞれ自然の意味がつけられている。振ったお金の合計で組み合わせが決まり、その組み合わせを本に基づいて解読する。最初は構造が複雑だと思っていたが、授業を進めていくごとにだんだんと理解できてきた。昔から中国には数字を使い、またその占いに自然を組み込む技術があったことにとても驚いた。
España y Asia Oriental
スペインと東アジア
講義(地域言語)
660分
今月は主に北朝鮮のミサイル発車についてや中国の南シナ海問題について取り上げた。この二つの問題は実際日本でも問題視されているもので関心があった。日本はこの問題に対してとても不安に感じているが、ヨーロッパの国々ではそこまで問題視していないことに驚いた。しかし、最近中国が力を伸ばしてきてヨーロッパの企業など買収していることから、中国市場により力を入れている。日本にいたらあまりヨーロッパの内情などニュースで取り上げないので今回勉強できて、とてもためになったし、今後の世界の動きに注目してみていきたい。