月次報告書 2018-04
プロフィール
学科
国際コミュニケーション学科
学年
3年
専攻
国際コミュニケーション専攻
留学期間
2017-08-01 ~ 2018-05-31
留学種別
推薦
生活編
春の始まり

セメスターが終わり、町を散策しました。日中は温かい日差しのおかげでこれまでよりも少し軽い格好で外に出られるようになりました。キャンパス内に積もっていた雪も溶け、徐々に春の陽気に近づいてきていましたが、それでもやはり5度〜10度くらいの寒さでした。道端には花も咲いて、春っぽい草の匂いのおかげで気分も前より明るくなりました。冬に差し掛かる10月半ばにこれまでに初めてというくらい太り、この月にはあっという間に痩せていました。特にダイエットや運動は全くしなかったのですが、おそらく冬前にエネルギーを蓄えそれを越冬のために使い切るという生物の本能が働いたのだと思います。冬の間は何もしなくてもすぐにお腹が減っていたので、それほどミネソタの気候が生活するには厳しかったのだと感じました。学期が終わると寮に住んでいた友達も帰省しだんだんと少なくなっていき、馴染みのメンバーとの別れもとても寂しかったです。みんなで住んでいた寮がとても広く感じました。

住居形態
学生寮
無線LAN(Wi-Fi)
月額費用
アメリカ ドル
102.07円
内訳 費用(現地通貨) 日本円換算
家賃 0円
水道光熱費 0円
学費・教材費 0円
交通費 0円
通信費 35 3,572円
食費・その他 400 40,828円
合計 435 44,400円
授業編
Social Problems
社会問題(50分×週3回×4週=600)
講義(英語)
600分
この月は引き続きインディアン保留地問題を取り上げ、見えない迫害が続く現状について学習し、プレゼンを行いました。 また、クラス外の時間を使ってグループのメンバーでプレゼンに関する話し合い、最終プレゼンに向け意見をまとめました。グループ内に1人インディアンの血を引く方がおり、その生徒の意向でインディアンへの経済援助や政策立て直しについてという議題が持ち上がりましたが、やはり現地をよく知る学生にとっても難しい問題だったようです。プレゼン自体はスムーズに進み、クラス内で積極的に発言してくれる生徒のおかげで私たちが気づかなかった問題点まで指摘してくれました。(50分×週3回×4週=600)
Introduction to cultural Anthropology
文化人類学概論(75分授業x週2回x4週=600分)
講義(英語)
600分
法と秩序、民族のアイデンティティ、グローバリゼーションなどについて学び、このセメスターの総括に入りました。集団の大きさにかかわらず、リーダーの必要性とある目的意識によって秩序が作られていくことを学びました。また、先生は日本文化に関心が強いようで、グローバリゼーションの単元では日本のアンダーグラウンドカルチャー、特にヒップホップとクラブの文化に着目し、2週間弱を日本の音楽性の授業に費やしました。日本の文化は様々な点で豊かですが、アメリカの音楽の影響を受け、さらにそれを自国の文化に適用し盛り上がりを見せていることに驚いているようでした。最後の授業はこれまで学んだ内容のテストでした。(75分×週2回×4週=600分)
The American Economy
アメリカ経済(75分×週2回×4週=600)
講義(英語)
600分
これまでの月は基礎的な計算や知識を学習していましたが、最終月は経済学の核心とも言えることについて学習しました。授業内で "ceteris paribus" というキーワードが何度も出ており、変数実験においてある条件が満たされないと立証されないというもので、経済学では基礎ですが重要な概念です。これを元に変数を当てはめ色々なパターンで計算をする問題をグループを組んで行いました。最後の授業はこれまで学んだ内容のテストでした。(75分×週2回×4週=600分)