月次報告書 2019-05
プロフィール
学科
アジア言語学科
学年
4年
留学期間
2019-02-01 ~ 2021-01-31
留学種別
推薦
生活編
5月目

今月から、韓国の社会人の方々に日本語を教えるというボランティアを新しく始めることとしました。内容としては、三時間の授業を担当すること。各自が決めたテーマに沿ったスライドを、単語や文法を含めて二時間分のを作成し、授業を行った後に、残り一時間で日本語を使った議論会をする、というものです。元々、別のボランティアを行う予定でしたが、面接を受けた際に韓国語を教えるボランティアへと変わりました。効果的なパワーポイントや、効果的な話し方を勉強できるいい機会かもしれない、と考えていましたが、熱心に授業を聞いてくれる皆さんを見ていると、わたし自身もいい影響になるし、次回はもっといい授業にしたいと思います。授業の最後には修正した方が良かったところや感想を聞くことにしていますが、日本人でも知っている人と、知らない人がいるくらい際どい質問をされることも多く、勉強熱心な部分がよく垣間見れます。日本にいた時、あまり思うことはありませんでしたが、よく自分の勉強不足を痛感するようになりました。

住居形態
アパート
無線LAN(Wi-Fi)
月額費用
韓国 ウォン
0.1円
内訳 費用(現地通貨) 日本円換算
家賃 0 0円
水道光熱費 0 0円
学費・教材費 100,000 10,000円
交通費 0 0円
通信費 0 0円
食費・その他 550,000 55,000円
合計 650,000 65,000円
授業編
Understanding Language
言語の理解
講義(地域言語)
600分
言語と文字、世界の文字とハングルに関して、文章の発達段階、楔形文字と楔形文章、アルファベット、ハングル、世界の文字。言語と歴史、世界の語族と言語に関して言語などの間の親近性、人口語族、世界の言語、韓国語の起源、言語の変化。言語と心理、神経言語学と心理言語学に関しては、言語、脳、精神、失語症、脳の研究方法、言語の処理、言語の習得と言語の理論。言語と社会、社会言語学に関しては、地域反映と社会反映、韓国人の反映についての態度、言語と性、禁句と俗語、言語の接触などについて勉強をした。
Modern Korean Arts
韓国現代芸術
講義(地域言語)
600分
ポン・ジュノ監督の『グエムル-漢江の怪物-』を通して、美術という観点で探るという授業を受けました。映画の中で現れた怪物は一体何を意味していたのか。また、未知の怪物と戦うために向かっていく韓国軍は英雄という扱いをされながらも、同様に戦っていく主人公たちが非難されていたのはなぜか。どうして人々の捉え方には歪みが生じてしまうのか。そして、ポン・ジュノ監督がこの作品を通じて、社会に伝えたかったメッセージとは何か。などについて授業の中で論点とした。
Reading Korean Film
韓国映画分析
講義(地域言語)
600分
イ・ジョンヒャン監督の『おばあちゃんの家』を通して、韓国文化と親族との繋がり。韓国の情文化について勉強をした。映画の舞台となった時代では、産業化が進み、都市へ繰り出す人が多くいた。また、女性が働き始めた時代でもあり、主人公の母親も同様の理由で子供を田舎の母親の家へと預けることとする。その当時の田舎と都市での大きな違いや、韓国での家族のつながり。また、現代での韓国人の家族の繋がりや、情文化について勉強をした。
Discourse and Vocabulary
談話と語彙
語学(地域言語)
600分
動物に関する単語、病院に関する単語、交通に関する単語などを教科書で学び、教科書で学んだ章に関することわざをプリントで行った。
Korean Popular Culture
韓国大衆文化
講義(地域言語)
600分
韓国で流行していたドラマ形態について詳しく勉強をした。年代別で当時流行していたドラマは社会の影響が大きく反映されており、アメリカへの憧れが強い時期は西部映画のような作品が人気を博していた。家族に焦点が置かれていた時代では家族に関する映画が多く、当時の家族問題に関する問題を垣間見ることもできた。特にマクチャンドラマが流行していた時代では韓国が様々な問題を抱えていた時期であったため、ドラマから民衆の傾向や趣向を伺うことを行った。
Discourse and Grammar
談話と文法
語学(地域言語)
600分
教科書を使用しながら、討論をする際の文法、ニュースなど特有の場合に関する正しい韓国語の表現に関して学んだ。教科書やプリントを使用しながら、間違った部分を抜き出し、チームで意見交換をした後で回答を各チームで発表、もしくはホワイトボードに記述をし、そこから正解を確認した。また、チーム内で実際に討論をし、討論のデータを提出した。